『甲竜伝説ヴィルガスト』とは?
原作がないオリジナル企画ながら、これまでのガチャポン商品とは明らかに違うコンセプトが打ち出されており、ガチャポンRPGといったテーマのもとに、商品構成・種類・販促というようなところに工夫が見られます。従来の一般的なガチャポン商品のコレクションといった要素に加え、宝探しのようなゲーム性も視野に入れていたようです。
甲竜伝説ヴィルガスト
ガチャポンの商品としては画期的な着せ替えができるような仕組みも取り入れられていましたが、売上としては伸び悩み、一度は販売が打ち切られました。しかし、ファンからの再販を求める要望が多く寄せられたため、販売が再開されるというような事態に。その後は大規模なマルチメディア戦略も展開され、さらにファン層を拡大させています。
OVA版『甲竜伝説ヴィルガスト』
マルチメディア展開の一環として制作されたOVA版『甲竜伝説ヴィルガスト』。原作では主人公の三池瞬・中島三智子は登場せず、異世界ヴィルガストに存在する勇者のみで構成されたストーリーとなっています。
今回の記事では、こちらOVA版『甲竜伝説ヴィルガスト』の内容を中心に振り返っていきます。
OVA版『甲竜伝説ヴィルガスト』の本編動画・ストーリー
OVA版『甲竜伝説ヴィルガスト』の魅力とは?
キャラクターの個性が際立っている
上下巻合わせて60分もない本編時間を考えると、8人という主人公クラスの人数は多すぎな気がしますよね。しかし、本編を見ていると、それぞれのキャラクターにしっかりスポットが当たる場面が用意されていて、8人の勇者の個性をうまく演出しています。
自分の好きなキャラクターの扱いがぞんざいだと悲しいものですが、OVA版『甲竜伝説ヴィルガスト』ではそういった気分にはならないはずです。
子供向けながら大人も楽しめるエロ要素
クリスのビキニアーマーの露出度が高いことや、ファンナが胸を揉まれてしまうラッキースケベ的な展開、入浴シーンといった場面はとくに男性ユーザーにとっては嬉しいポイントですよね。ナイスバディ体型のクリス、幼児体型のレミ、それぞれの口論も大人が楽しめるエロ要素といえるでしょう。
意外と高い年齢層を意識した内容にもなっていて、青年・成人マニアの反応といったことも考えていたのではないでしょうか。