Vanishing Vision (1988) - X
Xが1988年に発表した1stアルバムです。
ヴィジュアル系という概念はもちろんのこと、シーンを生み出し牽引し、インディーズながらも
メジャーチャートにランクインするなど記録的なセールスをあげました。
そして、日本のロックシーンに金字塔を打ち立てたモンスターアルバムです。
ファンからは、
「ヴィジュアル系前史の超名盤 これがなかったら現在のV系はなかった!」
「V系の礎を築いた存在だ!」
と言ったように、ヴィジュアル系バンドを語る上で、欠かすことのできないアルバムです!
DESERT TOWN (1991) - ZI:KILL
ZI:KILLが、91年に発表したメジャー1stアルバムです。
前作から一転し、TUSKの詩世界を体現したような泥臭いビートロック路線を強めた
作品となっています。
ヴィジュアル系フォークロックなメジャーデビューシングル「LONELY」「少年の詩」など
新境地も開拓しています。
TUSKの描く"はみだし者のブルース"に、どれだけの人が救われただろうか?early 90sの
男っぽいヴィジュアル系が好きな人には特におすすめ。
ファンからは
「弱さや優しさといった男の魅力を感じさせる曲が満載」
「TUSKの声と曲が最高にかっこいい」
「当時のV系の幅広さを感じさせる意味で後世に残したい名盤」
といったように、男の魅力満載の熱いV系が好きという方にお勧めしたい作品です。
ART OF LIFE (1993) - X JAPAN
X JAPANが93年に発表した1曲29分にも及ぶ超大作です!
YOSHIKIの半生をモチーフにし制作されています。
ジャンルという権威にすがる人間の常識を覆し、あらゆる垣根を破壊し続けたX JAPAN。
その果てに辿り着いた一つの到達点と言える作品です。
同時に"芸術"という高みに昇りつめたX JAPAN/YOSHIKI自身が"権威"となってしまった事を
感じさせる作品でもあります。
唯一無二という言葉はこの作品の為にある言葉ではないでしょうか。
真の歴史的名盤ここにあり!
ファンからは、
「30分に及ぶ超大作 何回聴いても飽きることなく作品の壮大さを楽しめる」
といったように、30分という対策でありながらその壮大さを何度でも堪能できる名盤として
今も尚、語り継がれています!
FAKE STAR〜I'M JUST A JAPANESE FAKE ROCKER〜 (1996) - 黒夢
黒夢が、96年に発表した4thアルバムです。
いわゆる"ポップ期"から"パンク期"に移行する過度期にリリースされた作品。
ついにその牙を剥き出しにした「FAKE STAR」や、ヒットシングル「BEAMS」「SEE YOU」
「ピストル」を含む全17曲となっています。
ファンからは、
「ベースに対する考え方を変えてくれた 人時さんは俺の神の一人」
「アルバム名が印象的でした」
「反骨精神むき出しの黒夢は今の時代にも通用するものだと感じました」
といったように、これからの片りんの見え隠れする過度期のリリースという事もあり、
バンドとしての変化を感じることのできる1枚となっています!

黒夢 - FAKE STAR ~ I'M JUST A JAPANESE FAKE ROCKER
feminism (1995) - 黒夢
黒夢が95年に発表した3rdアルバムです。
タイトル通りフェミニンな要素を前面に打ち出した、黒夢のポップ期の名盤!
結果的にこのスタイルが後のソフトヴィジュアル系や、00年代オサレ(お洒落)系へと
向かっていく大きな引き金となりました。
アングラインダストリアル調の「解凍実験」、名曲「優しい悲劇」、
王道要素全開の「Miss MOONLIGHT」、インディーズ時代を彷彿とさせる
ハードコアパンクナンバー「カマキリ」など全14曲収録されています!
DAHLIA (1996) - X JAPAN
X JAPANが、96年に発表した4thアルバムです。
前作となる「Jealousy」から、約5年の歳月を経てリリースされました。
X JAPANの往年を彷彿とさせる「DAHLIA」や「Rusty Nail」、HIDE節全開の「SCARS」、
「Forever Love (Acoustic Version)」をはじめとした至高の美旋律で紡がれる名バラードの数々が
収録されています。
圧倒的なクオリティーの高さは言うまでもありませんよね!
しかし同時に解散へ向かっていく足音が聞こえてしまうわけですが、名盤であることに
変わりはありません!
EDEN (1993) - LUNA SEA
LUNA SEAが93年に発表した3rdアルバムです。
本作は「LUNA SEA」「IMAGE」でみせた、デカダンで攻撃的なサウンドから毒素を
抜いたようなポップで透明感溢れる幻想的なサウンドとなっています。
ポップになったとは言っても、メンバーのヴィジュアルを見てもらえればわかる通り
デカダンテイストは健在です!
個人的にはこの作品の音はジャケットがよく現していると感じます。
本人たちも肯定的ではなかったり、一部で賛否両論あるようですが、オープニングを飾る
「JESUS」からラストの「STAY」まで全曲名曲揃い!
シングルの「BELIEVE」や「IN MY DREAM (WITH SHIVER)」を含む全11曲となっています。
蜉~かげろう~蝣 (1996) - Laputa
Laputaが96年に発表したメジャーデビューアルバムです。
インディーズ時代の泥臭さが減りスタイリッシュになった作品となっています。
「ダーク、ハード、メロディアス」という三本柱を保ちながら王道要素が盛り込まれています。
超名曲なデビューシングル「硝子の肖像」、インダストリアル感があるイントロが最高に
かっこいい「Asleep&Awake〜不眠と催眠」、LUNA SEA的な「Venus」など
全11曲収録されています。
CELLULOID (1997) - PIERROT
PIERROTが97年に発表した、インディーズ時代のミニアルバムです。
90年代後半から00年代前半にかけ"ヴィジュアル系2大カリスマバンド"として、Dir en greyと
双璧をなしていたPIERROT。
シーンの頂点へ上り詰めていく最中にリリースされた音源と言う事で、脂がのりにのりまくった
作品となっています。
もうこれ以上伸び代がないのではないか?と感じさせてしまう程の圧倒的完成度です。
まさに"超人の領域"に達した名盤!
代表曲を多数含む全6曲となっています。
ファンからは、
「一度聴いたら耳を離れないこのオリジナリティこそV系の最も重要な要素だと思います」
といったように、いかに彼らの存在が衝撃であったのかを知らしめたアルバムだという事が
わかりますよね!
BIBLE (1996) - ROUAGE
ROUAGEが96年に発表したメジャーデビューアルバムです。
基本的にはインディーズ期の延長線上にありますが、名古屋系特有のえぐみが減り
王道要素が前面に出た作品となっています。
超名曲デビューシングル「Queen」、RIKAのホイッスルシャウトが炸裂する「人間・失格」、
銀テープ発射系王道曲「Promise」など全11曲が収録されています。
ファンからは、
「断トツでROUAGEのBIBLE バイブルだけに」
「個人的にはCHILDRENも捨て難いけど後世に残したいという点ではこっち」
といったように、バイブルというだけでなく語り継ぎたい名盤としての支持が
多かったです!