「Age,35 恋しくて」「ラブジェネレーション」などヒット作多数!尾崎将也さんのドラマ作品まとめ

「Age,35 恋しくて」「ラブジェネレーション」などヒット作多数!尾崎将也さんのドラマ作品まとめ

1990年代から現在まで、ヒットドラマをいくつも担当されている脚本家の尾崎将也さん。90年代のドラマを中心に尾崎さんのドラマ作品を振り返ってみましょう。


脚本家デビューまで

尾崎将也さんは兵庫県出身。関西学院大学を卒業後、広告制作会社に就職後も脚本家になりたいという夢をあきらめきれずにいました。そして1992年、32歳の時に第5回フジテレビヤングシナリオ大賞に応募した「屋根の上の花火」が受賞し、脚本家デビューすることになりました。

といっても、実際にテレビドラマの脚本を担当するようになったのは1994年の「西遊記」(唐沢寿明さんバージョン)でした。このドラマは階ごとに脚本家が変わり10人の脚本家が担当していました。尾崎さんが担当したのは10話と16話です。16話は最終回直前の回で最終決戦を描いています。12.3%と最高視聴率を記録していますよ。

「Age,35 恋しくて」

「西遊記」を執筆した1994年には「夏子の酒」も執筆されています。こちらはモーニングに連載されていた同名漫画を実写化した作品。和久井映見さんの初の単独主演ドラマでした。水橋文美江さんと共同で脚本を担当されていましたよ。

この頃は全体的に共同で脚本を担当することが多かったです。尾崎さんも90年代の作品はほとんど他の脚本家さんと共同で書かれています。複数の人たちで1つの物語を作っていくというのは1人で書くよりも大変そうな気がしますね。

続いて1996年には「Age,35 恋しくて」の脚本を担当。こちらは中園ミホさん、浅野妙子さん、真柴あずきさんと共同で担当されています。特に、浅野妙子さんとは一緒に担当することが多かったですね。尾崎さんは後半の話を執筆されています。1話を共同で執筆されていることもありますが、どのような分担をされているのでしょうね。

「Age,35 恋しくて」は柴門ふみさんの漫画「「Age,35 」を実写化した作品。中井貴一さん、田中美佐子さん、椎名桔平さんが出演していた不倫ドラマです。不倫ドラマですが、なぜか純愛のようにも感じられました。主題歌はシャ乱Qの「いいわけ」で、物語にすごく合っていたのを思い出します。

「ラブ・ジェネレーション」

翌年の1997年には浅野妙子三と共同で「ラブ・ジェネレーション」を執筆されています。主演は木村拓哉さん、松たか子さん。「ロングバケーション」でも共演した2人の再共演が話題になりましたね。さらにその後HEROでも再共演されていますが、毎回2人の関係性は代わっていますね。

「ロングバケーション」ではおとなしい女性を演じていた松さんですが、「ラブ・ジェネレーション」では気の強い女性で木村さんとの掛け合いがたのしかったですね。この頃は男女の掛け合いドラマが多かった気がしますが、やっぱり面白いんですよね。

平均視聴率は30.8%で3話を除いて視聴率30%超えという高視聴率ドラマでした。当時の月9の最高記録でしたよ。ちなみに、その後記録を更新するのは「HERO」なのでこの2人のコンビの人気が分かりますよね。

ストーリーは広告代理店を舞台にしたラブストーリー。特に奇抜な設定のないラブストーリーでここまで視聴率が良かったというのは脚本が良かったのも大きいでしょうね。

その後も「冷たい月」「WITH LOVE」など共同脚本が続きました。

フジテレビドラマ【ラブジェネレーション】について語ろう!木村拓哉と松たか子のロンバケ以来の共演で話題となりました。 - Middle Edge(ミドルエッジ)

「湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル」

1998年に放送された「踊る大捜査線」のスピンオフ作品の単発ドラマ「湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル」では尾崎さんが1人で脚本を担当されています。「踊る」シリーズの脚本はほとんどが君塚良一さんですが、こちらは尾崎さんなんですね。

タイトル通り、湾岸警察署交通課に勤務する篠原夏美が主人公。演じているのは内田有紀さんです。「踊る」シリーズに出演しているキャストもいて、世界観は同じですね。ちなみに青島は出張中という設定になっていて、終盤にちょこっとゲスト出演しています。そして次の「秋の犯罪撲滅スペシャル」に続く流れになっているのでさすが、という感じですね。

このシリーズは1回だけでしたが2010年に公開された映画「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」にも内田さん演じる篠原が登場。刑事課強行犯係に異動し青島の部下として登場しています。12年ぶりに同じ役を演じるというのはすごいですよね。

2000年以降は単独脚本作品が増加!

90年代は他の人との共同執筆が多かった尾崎さんですが1999年に放送された江角マキコ三主演のドラマ「独身生活」では単独で脚本を担当しました。

それ以来、2000年の「月下の棋士」「花村大介」などから単独執筆も多くなってきました。共同で執筆をしていても尾崎さんがメインということが増えましたね。

代表作は「アットホーム・ダット」、「鬼嫁日記」、「結婚できない男」「梅ちゃん先生」など。共同の時は恋愛ドラマが多かったですが、1人で執筆されているのはお仕事ドラマやホームドラマが多い印象です。

「アットホーム・ダッド」「結婚できない男」(続編あり)など阿部寛さんを主人公にしたコメディが人気ですね。阿部さんは決してふざけた役ではないのですが、頑固でカタブツな男性を描いただけで面白くなるというのはさすがです。

今後の尾崎さんの作品も楽しみです。

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