京都への修学旅行で買いまくったお土産コレクション

京都への修学旅行で買いまくったお土産コレクション

京都への修学旅行では、新京極でのお土産タイムは欠かせませんでした。夜の新京極は、ちょっぴり背伸びをした中学生の心をくすぐるグッズがずらり。気持ちが大きくなりすぎて散財した思い出も。


案内された新京極通り

自分は中学の修学旅行で京都へ行きました。
その時、お土産タイムというか、夜の自由時間というか、そんな時間に「新京極通り」がスケジュールに組み込まれていたのです。

そんな新京極通(しんきょうごくどおり)は、京都市中京区の南北の通りの一つで三条通から四条通までの比較的短い通りです。
1872年に作られた京都では比較的新しい通りですが、かつては広大な寺域を誇った時宗十二派の四条派の金蓮寺が、18世紀末から寺域の切り売りをはじめ、明治以前に売却地に料亭・飲食店・商店・見世物小屋が建っていました。一つ隣の寺町通(寺町京極)に集まる寺院の境内が、縁日の舞台として利用されるようになり、人が多く集まったため、各寺院の境内を整理し、寺町通のすぐ東側に新しく道路を造ったのが新京極通のはじまりです。明治の中頃には見世物小屋や芝居小屋が建ち並び、現在の繁華街の原型ができました。

京都方面の修学旅行のコースに取り入れられ、修学旅行の中高生の行き来の絶えない所となり、老舗もあり地元の者も訪れる隣の寺町京極に比べて、新京極は観光客向けの通りとなり、地元民が利用することはほとんどなかったそう。
近年では、観光客向けの土産物店の他、飲食店、ファッション洋品店が混在し、若年層向けの店舗が目立つようになり、松竹座に代表される老舗の映画館が、シネコンへの改装を果たし、新しいニーズに合った街へと変貌しつつあります。

お土産に夢中で全く覚えてない「錦天満宮」

錦天満宮

夜にギラギラした商店街へ放たれた中学生の自分が、先生から説明を受けていたとしても覚えているはずもなく、また、お土産のことで頭がいっぱいになり、瞬時に忘れてしまっていてもおかしくないと思うのは自分だけだろうか。

覚えていなくてごめんなさいね、錦天満宮。
修学旅行の回想旅でもしない限り行くことはないかと思われるので、しっかり説明させていただきます。

この錦天満宮は、長保5年(1003年)、菅原道真の父親である菅原是善の旧邸菅原院跡地にあった歓喜寺を源融の旧邸・六条河原院の跡地に移築。その鎮守社として天満天神を祀った天満宮として創建されました。

正安元年(1299年)には時宗六条派本寺の善導寺が当地に移転し、元々あった歓喜寺を合併して六条道場・歓喜光寺と改称します。その際、天満宮はそのまま鎮守社とされました。
応仁の乱の後、寺・宮ともに高辻烏丸(現・京都市下京区)に移転しましたが、天正15年(1587年)に豊臣秀吉の都市計画のため、歓喜光寺とともに錦小路東端(新京極通り四条上る)の現在地に移転し、所在地名から「錦天満宮」と呼ばれるようになりました。

1872年(明治5年)には神仏分離令によって錦天満宮が独立しますが、歓喜光寺はその後1907年(明治40年)に東山にあった法国寺と合併、その所在地である東山区に移転(1975年(昭和50年)にはさらに山科区に移転)し、当社だけが当地に残されました。

錦小路通の寺町と新京極の間にある鳥居は、1935年(昭和10年)に建てられたものですが、その後鳥居上部の両端を考慮せずに柱の位置だけで道路幅を決めてしまうという設計ミスがあり、区画割りを元に両側にビルが建てられたため、ビルの中に鳥居の一部がめり込んでいます。
参道からもビルの窓を通してめり込んだ先端を覗くことができます。

社務所前に「からくりみくじ」があり、人が近づくと神楽が鳴り出し機械仕掛けの獅子舞がはじまり、硬貨を投入しておみくじの種類を選ぶと、神楽に合わせて獅子が舞いながらおみくじを届ける仕掛けが人気です。

こうやって説明しますと死ぬまでには行っておかねばならないかと思うのです。

家族や親戚には「八つ橋」に限る

焼き八つ橋

生八つ橋(餡入り)

京都のお土産の定番は、なんといっても「八ツ橋(やつはし)」。
自分はニッケが嫌いで、二つ年上の兄が焼き八つ橋をお土産に買ってきたときは愕然とした思い出が残りましたね。

当時、徐々に真空パックの和菓子土産が増えてきていたころでもあり、大人の味であった焼き八つ橋が、生で餡を包むことでニッケの嫌いな子どもでも京都のお土産だからと口にしたのではないでしょうか。

「八つ橋」には、生地を焼いた「焼き八つ橋」、生地を焼かずに切っただけの「生八ツ橋」、さらに生八ツ橋につぶ餡などを包んだ今言う「八つ橋」があります。
生八ツ橋の登場は1960年代で、現代では特に餡入りのものは創意工夫が凝らされ、生地に抹茶やごま、餡に果物やチョコレートを用いるものも生み出され、八ツ橋よりも生八ツ橋の方が好まれる傾向にあります。
現在は、餡入り生八ツ橋を単に「八ツ橋」と呼び、区別のために焼いた八ツ橋を「焼き八ツ橋」とする造語も生まれました。

生八ツ橋は、古くは竹皮によって包まれていましたが、現在は賞味期限を延ばすためにほとんどが真空パック詰めされています。真空パック詰めでなければ、賞味期限はおおよそ9日から11日となっています。

かわいさだけで購入「京菓子」

京菓子

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ニッケの嫌いな方へのお土産が京菓子。
もはや当時の中学生や高校生に、京菓子の良さがわかっていたのかいないのか、可愛さだけで
買ってしまったという修学旅行生も数知れず。
しかし、お土産物店に並ぶ京菓子といえば、八つ橋か京菓子。
家族や親戚には、この二本柱は欠かせません。

京菓子(きょうがし)は、近世に京都で成立した京都式のお菓子です。江戸で成立した江戸式のお菓子が「上菓子」に対する語なんですね。
京菓子は、京都で作られる菓子のすべてが京菓子というわけではなく、「有職故実にもとづく儀式典礼に用いる菓子、または茶道に用いる菓子」と定義されたお菓子のことです。

ですので、目で色や形を楽しみ、舌で感触と味を楽しみ、鼻でその香りを楽しみ、耳で菓子の銘(名前)を聞くという五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)で味わうものとされています。

京都へ行ってきましたよ「ペナント」

なぜか、部屋の壁にペナントが飾られていたという思い出。女子より男子に人気のあるペナントは、「ここへ行ってきましたよ。」と間違いなくわかる旅のお土産物の代表ではないでしょうか。
特に中学生の修学旅行は、ちょっぴり遠出。
やはり、遠くへ行ったらペナントでしょうね。

ペナントは、ご当地をイメージした絵柄とご当地名が描かれ、当時そこに行かなければ手に入りませんでした。価格も手頃で、自分への旅の思い出にもなり、兄弟へのお土産にも喜ばれました。

旅から戻り、自分の部屋の壁に貼って、旅の余韻に浸れたのは間違いないでしょう。

勢いで買ってしまう「キーホルダー」

お土産物店の店先にずらっと並んでいるキーホルダー。
ついつい勢いあまって買ってしまった記憶がありませんか?
ワイワイいいながら、友達との修学旅行の思い出にお揃いで買ったり、ちょっびりおませな人は彼氏彼女にお揃いのキーホルダーでお互いの気持ちを確かめ合ったり。
「修学旅行から戻ったら、自転車のカギや鍵っ子ならば自宅のカギに付けよう」なんて思って買ったものの、つけたためしもないなんでこともあったのではないでしょうか。

そんなキーホルダーのWikipediaを見ますと次のようなことが記されていました。

「キーホルダーは、一つないし複数の鍵を紛失しないように携帯するための道具であるが、こと財布などのように日常的に持って歩くことを主眼とした製品が多く出回っている。これは建物より外に出る際に、建物の内と外を隔てる扉に外部から施錠し、この鍵を外出中は携帯し続ける必要があるためである。
持ち手には様々な意匠が凝らされ、デザインは多様である。例として、何らかのシンボルやロゴが入ったプレート状のもの、キャラクターその他を模った立体的なものなど。安価で嵩張らないため、土産物・記念品・ノベルティとしても人気である。」

量産でき、手頃でお土産ものにしやすいものなんですね。

しかし、こんなことも記されていました。

「自動車において、必要以上に大型のキーホルダーや重いキーホルダー(多くのキーをぶらさげることを含む)を使用することは、運転者の脚部に接触してハンドル操作を誤らせるきっかけを作ったり、意図せずキーが回転する動作を招く可能性があり危険である[1]。また、重いキーホルダーがイグニッションスイッチのセンサー類の動作を阻害し、死亡事故を招いた例も存在する(この事例は、結果的にリコールの対象となった(ゼネラルモーターズ大規模リコール (2014年)を参照))。」

つけすぎは危険なようですね。

1980年代から1990年代かけて日本中の観光地で売られていた子ども向け雑貨みやげには「ファンシー絵土産」の総称で、ローマ字日本語、二頭身デフォルメのイラストが特徴でした。

新選組グッズは押さえておいて

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