エレクトリックパーク (2004年発売)ポニーキャニオン

全9曲
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2004年に発売されたこのアルバム。販売開始からは17年しかたっていないんだけど、ミドルエッジ世代にとっては呪文や、宗教、洗脳に近いぐらい頭に刷り込まれている曲のオンパレードよ!何故かって?このアルバムは全ての曲が「電気屋」の店内曲&CM曲なのよ!だからこの曲たちはミドルエッジ世代が買い物をするときに自然に口ずさんでしまったり、社員やバイトさんにとっては頭の中でぐるぐる回ってしまうほどのヘビーローテーションで聴いた曲たちなの!それではサッと紹介していくわね!
1 石丸電気「石丸電気の歌」

さあ!アルバム1曲目を飾るのは「石丸電気」よ!とは言っても実はこのアルバムの曲順はなんと50音順なの。でも、この曲はCMでも頻繁に流れていたし「でっかいわ!」ってまるであたしに向かって言われてるみたいでドッキっとした覚えもあるわ!作詞・作曲の「桜井順」氏はCMソングを多く手掛け「エースコック」の「ブタブタコブタ~」や「富士フイルム」の「お正月を写そう~」「サントリーゴールド」の野坂昭如が歌った「ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか~」もこの方が作ったのよ!やっぱり耳に残る訳よね!
2 オノデン「オノデンボーヤCMソング」

2曲目は、これも耳に残る「オノデン」の「オノデンボーヤCMソング」よ!歌は「のこいのこ」よ!ポンキッキの「パタパタママ」を歌っていた方ね。そして「サッポロ一番カップスター」のあの声よ!オノデンボーヤの声は「小桜エツ子」さん。「ケロロ軍曹」の「タママ二等兵」を担当しておりアニメの中でも「オノデン」のパロディをおやりになったのは有名な話であるのよ!
3 コジマ「It's a Happy “YASUI”WORLD」

「コージマ!」と言う最後の部分にインパクトのあったこの曲は、作曲が「近藤浩章」と言う編曲の魔術師が担当しているの。手掛けた編曲は「それいけ!アンパンマン」「江戸を斬る」といういずみたく死去後の引継ぎから「徹子の部屋」まで幅広かったわ。ちょっと最初の「YASUI」と言ってるところが「海援隊」の「JODAN」に被ってしまうのはあたしだけかしら?
4 さくらや「ハートでさくらや」

店内BGMで聴くことが多かった曲かしら?イメージとしては「安さ爆発カメラのさくらや!」なんだけどこちらは「和テースト」なイントロから始まる曲よ!作詞の伊藤アキラは「河合奈保子」の「愛してます」や「渡辺真知子」の「かもめが翔んだ日」、「フォーリーブス」の「ブルドッグ」、「大場久美子」の「キラキラ星あげる」そして色物の「ひょうきんディレクターズ」の「ひょうきんパラダイス」を作詞しているヒットメーカーよ!作曲は小杉保夫。そう!「クレヨンしんちゃん」「おジャ魔女どれみ」「高速戦隊ターボレンジャー」を含む戦隊ヒーローシリーズや「しらけ鳥音頭」もこのかただったのよ!耳に残る訳よね。
5 サトームセン「サトームセンCMソング」

電気系CMソングのなかでこの曲をNo1に推す人は多いんじゃないかしら?頭に残るフレーズとあのCMの映像にやられてしまう人が続出したと思うわ!ただ、軽快なCMソングとは別に経営には紆余曲折で度重なる合併吸収を繰り返し消滅していったのは寂しい限りだわ。あたしの家の前にも店舗があったんだけどヤマダ電機にかわり今ではリサイクルショップになってるわ!この曲を聴くたびにあの頃の華やかな「秋葉原」が目に浮かぶのはあたしだけかしら?ちなみに作詞は「さくらや」と同じ伊藤アキラ。作曲は「近藤正彦」の「ヨイショ!」等を手掛けた長沢ヒロよ!
6 Sofmap(ソフマップ)「HELLO, SOFMAP WORLD」

今回はこの曲の為に記事を書いたと言っていいほどの名曲よ!あのWikipediaにまで「洗脳ソング」と書かれているこの曲は、現在でも現役で「ドンキホーテ」の「ミラクルショッピング」と同じく一度耳にこびり付くと離れないそうよ(元従業員談)。作詞は「岩崎宏美」の「マドンナたちのララバイ」やプロレスファンでは絶対外せない「スタンハンセン」の入場テーマ曲「スペクトラム」の「サンライズ」そしてアニメでは劇場版「ゴダイゴ」の「銀河鉄道999」、特撮では宇宙刑事シリーズの「ギャバン、シャリバン、シャイダー」等をすべて手掛けているのよ!そりゃあ某代表ががドはまりする曲よね!作曲は林哲司。もう言うまでもないヒットメーカーよ。「竹内まりや」の「SEPTEMBER」、「松原みき」の「真夜中のドア」、「杏里」の「悲しみがとまらない」、「上田正樹」の「悲しい色やね」等数えきれない名曲を作り上げているの。その二人がタッグを組んだ曲なんだから頭に残らないはずはないのよね。ちなみにあたしは最後のサビの部分をずっと「ミラソファファ」だと思って歌っていたわ。答えは聴いてみて頂戴ね!
7 ビックカメラ「ビックカメラCMソング」

ビックカメラと言うとあたしは「3割、4割は当たり前~!!!!」ってフレーズを思い出しちゃうのよね。でもこの曲の詩は本当によくできてるわ!曲のベースは讃美歌って言うのにも驚いたんだけど「池袋駅」の謎を逆手にとった所が秀逸だわ。「東が西武で西、東武」なんで逆に立地しなかったのかしら?その矛盾をCMソングにしちゃう所が凄いわね。その凄さは経営にもにじみ出ていて「Sofmap」の連結子会社化、「ベスト電器」「さくらや」と業務提携等(?)と活発に動き回って現在に至るみたいよ。
8 ヤマダ電機「ヤマダ電機の唄」

唄の最後の部分「やま~だ電機」と言う子供の歌声が特徴の曲ではある作詞は「ヤマダ電機とゆかいな仲間たち」と言うこのアルバムで最も謎の作詞なの。多分社員集めて詩を作ったか社内公募でもやって作ったのかしら?どなたか知ってる方がいらっしゃったら教えて頂きたいわ!作曲の富田伊知郎は、特撮の戦隊もののテーマ曲が得意な方よ。「バトルフィーバーJ」も彼の作品なのよ!CMソングもこの曲の他に「ミスタードーナッツ」の「いいことあるぞ~」もこの方よ!シンガーソングライターでもご活躍で「Mojo」と言うお名前で歌ってらっしゃるわ。
9 ヨドバシカメラ「ヨドバシカメラの歌」

ヨドバシカメラのこの作詞は(替え歌)創業者の藤沢氏の作詞なのは有名よね。こちらはビックカメラの池袋同様、新宿を意識した内容よね。あの電車がアニメーションで新宿に向かって来るのは印象的よね。又、このCMは地方によって詩が変わる(地域性)バージョンがあるみたいわね。どれくらいバージョンがあるのか調べて見るのも楽しいかも知れないわね!
どうだったかしら?ミドルエッジのYouTubeチャンネルで異常に盛り上がっているんだけど皆さんは興味があったのかしら?最近はアルミ弁当箱芸人としてライバーとして活動する事が多くなって来たんだけどこの話は是非記録と記憶に残したくて書かせていただいたわ!また気が向いたらこちらにも投稿させていただくわ!さあ皆さん!このCDは多分廃盤。たまにオークションやAmazonに出品されてるけど値段もバラバラ。チャンスがあったらGETしちゃうのもいいかもしれないわよ!