ラッツ&スターの前身!シャネルズ時代を振り返る!スター街道までの歩みとは?

ラッツ&スターの前身!シャネルズ時代を振り返る!スター街道までの歩みとは?

メインボーカルの鈴木雅之や桑マンの愛称で親しまれる桑野さんらが組んでいたラッツ&スターは有名です。今回は、その前身となる「シャネルズ」時代の活躍やエピソードを振り返ってみました。


シャネルズの概要

シャネルズは、ソロ歌手としても活躍している鈴木雅之が1975年に高校時代の友人らと共に結成したバンドです。



初期メンバーの中には、度重なる不祥事で世間を騒がせてしまった田代まさし氏などもいました。

結成当時はアマチュアバンドでしかなく、メンバーそれぞれが別の仕事を持つ傍らで、時間を作っては演奏活動をしていました。



結成から数年の間は、TVの音楽番組やコンテストなどに出場するなど、目立った活躍があったわけではありませんがその才能とセンスを評価した業界人は多かったと後に語られています。

(山下達郎などはデビュー前からシャネルズの音楽を認めていたなど)



シャネルズはアマチュア時代にメンバーの入れ替えを経て、1980年にレコードデビューする頃には総勢10人という大所帯になっていました。



デビュー曲となる「ランナウェイ」がミリオンセラーのメガヒットを記録したことで、一気にシャネルズというバンドが世間に認知されることとなり、その後はラッツ&スターとバンド名を変えるなどして活躍します。



しかし、1986年にメインボーカルである鈴木雅之がソロデビューをした頃から、バンドとしての活動が大幅に減ってしまい、その後は不定期に新曲をリリースするも事実上の活動休止状態となってしまいました。

シャネルズの由来と改名した理由とは?

シャネルズの由来は憧れのバンドから

シャネルズは、前述の通り高校を卒業した若者が仲間内で集まって結成したバンドでした。



そのため、バンド名の由来も「憧れの2つのバンド名」をもじっただけという、割と単純な由来でした。



シャネルズの由来となったバンドの1つは、1969年からアメリカで活動していたロックグループ「シャ・ナ・ナ」。

シャ・ナ・ナは、当時でいう所の「懐メロ」をカバーするというスタイルで、シャネルズもそれに倣い結成からしばらくはカバー曲ばかりで活動していました。



バンド名の由来となったもう一つのバンドは「ザ・チャンネルズ」という、年代的にはシャ・ナ・ナよりも古い1955年に結成されたドゥーワップグループです。



この二つのバンド名を混ぜて名付けられたのが「シャネルズ」で、名前だけでなくドゥーワップを中心としたスタイルなど多大なる影響を受けていることが判ります。

ラッツ&スターに改名した理由とは?

シャネルズは、プロデビューしてから数年後の1983年にバンド名を「ラッツ&スター」に改名しています。



ちなみに改名してすぐにリリースした曲が「め組のひと」なので、シャネルズよりもラッツ&スターという名称の方が印象深いという方も多いのではないでしょうか。

シャネルズの改名については、鈴木雅之さんを含めてメンバーが理由を明言していません。



しかし、有力な説として世界的ブランドとして有名な「シャネル(CHANEL)」と類似するバンド名が問題だったのではないかと言われています。



一介のアマチュアバンドがシャネルと誤解される名前でも問題はなくとも、認知度や影響力が高くなったことで、バンド名の改名を余儀なくされたと考えれば、確かに納得できますよね。



改名は、ある意味シャネルズがスターになった証・・だったのかもしれません。

シャネルズ(ラッツ&スター)の代名詞!黒塗りが産まれた経緯

シャネルズ(ラッツ&スター)と言えば、顔を黒塗りしてお揃いの衣装を着て歌う姿が印象的です。



実は、シャネルズがアマチュアとして活動しいていた初期は顔を黒く塗ったり、お揃いの衣装を着るなどの演出はしていませんでした。



結成後、様々なコンテストやTV番組に出演するも中々手応えを感じられなかったシャネルズは、打開策を模索する日々が続いていました。



そんな中、インパクトのある演出として初期メンバーの一人だった田代まさし氏が提案したのが「顔を黒く塗る」というスタイルでした。



シャネルズ大成のきっかけとなるアイディアを生み出した田代まさし氏は、コメディアンとしてもアイディアマンとしても類稀なるセンスがあったことが判るエピソードですよね。



それだけに、田代氏が薬物に手を出してしまい出所と再逮捕を繰り返しているのは残念でなりません。

シャネルズ(ラッツ&スター)の活動休止と再結成

シャネルズとしての活動期間は1975年~1983年。



ラッツ&スターとしては改名した1983年~1985年までが精力的に活動していた期間となっています。



記事内でも触れているように、明確に解散はしていないものの1986年の鈴木雅之ソロデビューをきっかけに、バンドとしての活動は激減しました。

事実上活動休止となった背景には、TVタレントとして桑野信義氏や田代まさし氏が活躍したことも大いに関係していたでしょう。



事実上、ラッツ&スターとしてリリースした最後の楽曲は1996年の「夢で逢えたら」となっています。



ラッツ&スターとしての活動は、休止→再結集を不定期に繰り返していましたが、メンバーの一人で当時人気タレントだった田代まさし氏が2000年に盗撮容疑で、さらに2001年には風呂を覗き覚せい剤所持が発覚したことで、長期的にラッツ&スターとして活動することはありませんでした。



度重なる田代まさし氏の不祥事でラッツ&スターが揃うことはありませんでしたが、2009年に規模は小さいながらも一度ラッツ&スターとして再結集して歌を披露しています。



その後も不定期ながら企画やベスト盤のリリースなどはありましたが、2019年に再び田代まさし氏が実に4度目となる違法薬物所持で逮捕されていることから、今後ラッツ&スターが懐かしのメンバーで揃うことは難しいでしょう。

まとめ

最近は鈴木雅之さんの目立った活躍も見られず、桑マンさんもめっきりTVで見なくなってしまいましたが、シャネルズ(ラッツ&スター)の楽曲は令和となっても久し振りに聞くと素晴らしいと感じます。



田代まさし氏の度重なる不祥事があり、再結集の話が出ては立ち消えるという流れにヤキモキしたファンも多かったのではないでしょうか。



改めてシャネルズの活躍を振り返ると、実質10年程度しか精力的に活動していなかったにも関わらず、楽曲が色あせないこともありもっと長く活躍していたように感じますよね。



シャネルズ、久し振りに聞いてみてはいかがでしょうか♪



最後までお読みいただきありがとうございました。

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