『サイキックフォース』とは?
『サイキックフォース』
アーケードゲームとしてよりは、アニメファンや女性・家庭用ゲームユーザーから人気を獲得し、OVAやCDドラマなどのマルチメディア展開も進められました。
OVA版『サイキックフォース』
今回の記事では、こちらのOVA版『サイキックフォース』の内容を中心に紹介させていただきたいと思います。
OVA版『サイキックフォース』の本編動画・ストーリー
田舎で暮らす主人公バーンがバイクを運転していると、脇道の茂みから一人の青年が飛び出してきます。寸前の事故は免れたものの、青年の様子に何かに怯えて逃げてきたことを察し、家族の住む自宅に連れて帰るのでした。
青年の名はキースといい、恐ろしい組織に追われていることを話しました。事情を知ったバーンや家族はキースを匿おうと協力しますが、多勢の追手には抗えず、キースは組織に連れ戻されてしまいます。
その後もバーンはキースの身を案じていましたが、ある日、サイキッカーかちが独立した国家の設立を宣言し、テレビには、その総帥として映し出されるキースの姿がありました。テレビでは人間とサイキッカーは抗争状態にあることも伝えられ、そのサイキッカー側に総帥にキースがいるという事実に驚きを隠せないバーン。
改めて、バーンはキースとの再会するための方法を模索するのでした…
OVA版『サイキックフォース』の魅力とは?
まずは実際に視聴したユーザーの口コミに注目してみましょう。
漫画「超人ロック」を髣髴とさせるようなシリアスなストーリーとキャラ設定がなかなか凝っていた。
https://sakuhindb.com/janime/7_Chic_20Force/sakuhindb.com/janime レビューby カンガルー
サイキック能力という要素に加え、キースの外見でいえば、確かに『超人ロック』と似ていますね。特に外見に関しては、髪と目の色の違いしかないように見えます。
キャラクター性や能力といった部分まで同じではありせんが、デザインの面では明らかに『超人ロック』を意識していますよね。『超人ロック』のファンにとって、この要素は堪らない魅力だといえるでしょう。
声優の好演ぶりは、個人的にも同意見で注目すべき点かと思います。とくに記事で注目したいのは、主人公バーンの声を演じた関智一さんです。関智一さんいえば、現在、人気の男性声優にして数々のキャラクターを演じてきました。
その中で、OVA版『サイキックフォース』のイメージと重なるのは…
こちらのような熱さをウリにしたキャラクターです。格闘家といったスタンスは『機動武道伝Gガンダム』のドモン・カッシュ、キースに対しての執着ぶりという部分では『頭文字D』の高橋啓介を思い浮かべてしまいます。
あの熱演ぶりはOVA版『サイキックフォース』でも健在で、キースの優しくて冷静沈着なイメージと対照的なところも見逃せないポイントといえるでしょう。
OVA版『サイキックフォース』まとめ
OVA版『サイキックフォース』の結末は、消化不良というような感覚をもつ視聴者が多いと思います。本来はゲームコンテンツということもあって、真の結末は、自分自身でコントローラーを握らなければ見ることはできません。そう思うと、自然に原作ゲームをプレイしたくなってしまうから不思議ですね。
『超人ロック』を思わせるキースの存在、対極のキャラクター性をもつバーンの活躍ぶり、いずれも視聴者をストーリーに惹き込んでしまうような引力があります。
まずはOVA版『サイキックフォース』をご覧になれば、さらに原作のゲームコンテンツが楽しくなると思います。この機会に、『サイキックフォース』の世界観・ストーリーを満喫してみてくださいね。