売れっ子のミステリー作家・綾辻行人さん
綾辻行人さんのプロフィール
綾辻行人さんの経歴
1960年、京都府京都市に生まれた綾辻行人さん。小学6年生の夏休みには短編の推理小説を10篇も書き上げたそうで、幼少期からミステリー作家としての片鱗を覗かせています。
1979年、地元の公立高校を卒業した綾辻行人さんは京都大学・教育学部に入学しました。在学中は推理小説研究会に所属し、4年生のときには江戸川乱歩賞の一次選考を通過しています。
大学院は2年で修士課程を修了し、博士後期課程に進んで3年は在籍したものの、その後、博士論文を書かずに休学。さらに、その3年後には自主退学しています。
『十角館の殺人』『時計館の殺人』などに代表される館シリーズの人気は高く、累計発行部数は400万部を超えるロングセラーとなっています。その他にも数々のヒットシリーズを生み出し、ミステリー作家として確固たる地位を確立されました。
さらには文学賞の選考委員も歴任しており、江戸川乱歩賞など、ミステリー分野では作品を評価する立場としても活躍されています。
綾辻行人さんにまつわるエピソード
ペンネーム『綾辻行人』の由来
しかし、綾辻行人さん自身が”辻”の旧字体である点が二つの表記の”辻”に変更しています。
現在では”辻”の漢字は、しんにょうを二つの点で表記するのが主流になりつつあるようなのですよ。そこも合わせてチェックしておきたいですね。
妻・小野不由美さんについて
同じ志をもち、誕生日も1日違いというお二人。まさに運命といえる出会いだったのかもしれませんね。綾辻行人さんの作品に小野不由美さんが関わることもあるみたいで、建物などの図面は綾辻行人さんが概要図を作り、小野不由美さん正式なものが引くという共同作業もあるのだそうです。
多趣味な綾辻行人さん
さらにはアイドルグループは『欅坂46』、プロ野球では子供の頃から広島カープのファンであることも公言されていて、こういった多趣味さが綾辻行人さんの作品にも大きく影響しているのは間違いありません。
執筆というと忙しそうなイメージがありますが、綾辻行人さんは意外とアクティブに趣味を謳歌しているようで、人生をしっかり楽しんでいる感じがしますよね。
綾辻行人さんのおすすめ作品
『十角館の殺人』
内容&あらすじ
『殺人方程式 切断された死体の問題』
内容&あらすじ
『時計館の殺人』
内容&あらすじ
『Another』
内容&あらすじ
『AnotherエピソードS』
内容&あらすじ
『Another2001』
内容&あらすじ
最近の綾辻行人さんの活動ぶり
年齢的には還暦の綾辻行人さんですが、創作意欲は衰えず、現在も新しい作品を生み出し続けておられます。そんな綾辻行人さんの近況ですが、Twitterで確認することが可能です。
ご自分の新書だけではなく、妻・小野不由美さんや他の作家仲間の新作なども紹介していて、ファンなら確実に押さえておきたい情報源ですね。執筆活動や日頃の生活ぶりまで伺えて面白いです。
これからも私たちをゾクゾクさせる世界に誘ってくれるでしょう。今後のますますの活躍に期待して、今回の記事を締め括りたいと思います。最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。また気になることを取り上げて記事にしていきますので、また別の記事でお会いしましょう。