ミドル世代希望の星!大相撲に50歳の現役力士が誕生!!
大相撲における現役最年長力士・華吹(はなかぜ)が、5月28日に50歳の誕生日を迎えました。現役力士で50代となるのは、昭和以降初めての快挙となります。
第一報はこちらです!
華吹が初土俵を踏んだのは、1986年3月の春場所。以降30年以上にわたり、序の口・序二段・三段目で活躍を続けてきました。所属する立浪部屋の師匠・立浪親方は華吹について「気力、体力とも立派」と、その長年にわたる相撲への情熱を評価。そして「部屋としては、いなくてはならない存在」とも語っていました。なお、華吹は稽古の傍ら同部屋のちゃんこ長(力士が食べる食事を作る当番のトップ)を務めており、所属力士を栄養面で支えています。立浪親方曰く「誰が作るよりもおいしい」とのことで、ただ強いだけが力士ではないという、相撲部屋ならではの事情も語っていました。
現役最年長「華吹」よりも後輩の力士!!
「50歳の現役力士」という快挙を成し遂げた華吹が、初土俵を踏んだのは1986年3月場所。元横綱・双羽黒や元横綱・北勝海らが現役で活躍していた時代です。そして、彼よりも後に初土俵を踏んだ「後輩」力士には、以下の方々がいます。
貴ノ浪(初土俵・1987年3月)

貴乃花(初土俵・1988年3月)

若乃花(初土俵・1988年3月)

曙(初土俵・1988年3月)

武蔵丸(初土俵・1989年3月)

舞の海(初土俵・1990年5月)

若貴フィーバーを巻き起こした若乃花・貴乃花、外国人初の横綱となった曙、そして「技のデパート」と呼ばれた舞の海など、相撲界のトップスターとして君臨し、はるか昔に現役を引退し第二の人生を歩んでいる方ばかりです。これらの方々が華吹の「後輩」であるというのは、華吹の50歳という年齢が如何に凄いことかを物語っています。昭和、平成、そして令和となった今でも土俵で活躍する華吹に、今後も注目が集まります!
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