はじめに。
この記事を書こうと思ったきっかけは、先日突然の岡江久美子さんの訃報でした。
コロナウイルスの恐ろしさを思いつつ、「はなまるマーケット」に代表される岡江さんの数々の番組の中で、私は幼いころの「連想ゲーム」が真っ先に思い出されてこの記事を書いておきたいなと思いました。
岡江久美子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
NHKのクイズ番組「連想ゲーム」
「連想は十人十色と申します。今夜はどんなに楽しい、そしてユニークな連想が飛び出してくるのでしょうか」
徳田章アナウンサーの品の良いオープニングコメントがいまも懐かしい、NHKのクイズ番組「連想ゲーム」。ご覧になっていた方も多いことでしょう。

放送時間は1969年4月~12月が水曜20:00~20:30、1970年1月から1978年3月が土曜19:30~20:00、以降は水曜19:30~20:00と変わりました。私は1980年代に観ていたものですから水曜19:30~の印象があります。
土曜放送の時期はプロ野球ナイターの中継と重なることが多く、また水曜放送の時期も特番と重なることが多かったため、23年も放送された長寿番組だったわりには総放送回数が1000回に届きませんでした。
男性が白組、女性が紅組なのは紅白と同様で、キャプテンの他に5名の回答者が参加する構成でした。思えば30分のクイズ番組でしたので、けっこう大勢の出演者がいたものです。
いまみると、早々たる顔ぶれの出演者なのに驚きます。そしてどの出演者も楽しそうに参加していました。
白組キャプテンはほぼ不動で加藤芳郎さん

加藤芳郎さん
偉人伝で見た野口英世みたいな人でした。
私の中では連想ゲームの加藤芳郎さんと、ヒントでピントの浅井慎平さんがクイズ番組不動のキャプテンです。
紅組キャプテンは6代まで

5代目:中田喜子さん

6代目:藤田弓子さん
私が観ていたのは5代目の中田喜子さん、6代目の藤田弓子さんの時代でした。
中田喜子さんは最近、人気番組「プレバト」でお姿見る機会が多くなりましたね。
岡江久美子さんは5枠で登場、1978年4月~1983年3月によく登場されていました。
白組3枠には後にご主人となった大和田獏さんが出演されていましたね。
クイズはキャプテンが出すヒントから参加者が連想する形式
私は当時、この番組をマネして小学校のクラス会で連想ゲームを企画しました。
が、結果は全然うまく行かず、、、連想のヒントを出すのってホント難しいな~って感じたのを思い出します。
いま動画をみても楽しいですよね。キャプテンと回答者、それぞれに求められる力が違っていて。まれにキャプテンが答えを発してしまうのもご愛敬でした。
また観客には予め正解が教えられていたため、惜しい回答が出ると観客から拍手(やや近ければ小さな拍手、非常に惜しければ大きな拍手)が起こり、これが大きなヒントになりました。
ですからキャプテンに求めれらるスキルがとても重要でしたね。
2003年に復活版が放送されました
またぜひ復活してほしいなと思っています。