【訃報】名立たるヤクザ映画の常連だった俳優・志賀勝さん死去。
昭和から平成にかけて「仁義なき戦い」をはじめとした様々なヤクザ映画等で活躍した俳優・志賀勝さんが3日、拡張型心筋症のため亡くなっていたことが明らかとなりました。78歳でした。
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志賀さんは1942年1月13日生まれ。東映京都撮影所にて俳優としての下積みを重ね、1973年からは「仁義なき戦い」シリーズに出演を果たしました。その後は東映の大部屋俳優らとともに、悪役・やられ役を集めた「ピラニア軍団」を結成、昭和~平成期を代表するヤクザ映画・チンピラ映画などに多数出演を重ねました。また、時代劇にも多数出演しており、「水戸黄門」「大岡越前」「必殺シリーズ」といった名立たる作品にその名を連ねています。
志賀勝が出演した映画を振り返る!!
「ピラニア軍団」の一員として、数えきれないほどの「ヤクザ」「反社」といったテーマの作品に出演した志賀さん。すべての出演作品をご紹介することはとても出来ないのですが、ここでは、出演作品のうち一部を思い出してみましょう。
極道シリーズ
賞金稼ぎシリーズ
仁義なき戦いシリーズ
ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲
肉体の門
ファンキー・モンキー・ティーチャー
70年代までは「極道シリーズ」「仁義なき戦いシリーズ」「日本の首領シリーズ」といった、ヤクザ映画を嗜む者であれば誰もが知る作品に出演、そして80年代からは「ビー・バップ・ハイスクール」「岸和田少年愚連隊」といった不良・ヤンキーをテーマにした作品にも精力的に参加していた志賀さん。主役を引き立たせる悪役としての彼の活躍は、これからも人々の記憶に残り続けていくことは間違いありません。ご冥福をお祈り申し上げます。