13日の金曜日 完結編
監督 ジョセフ・ジトー
脚本 バーニー・コーエン
公開 アメリカ1984年4月13日・日本 1984年7月14日
前作の続きからスタート
「13日の金曜日 完結編」は前作のジェイソンが殺されたところからの続きのストーリーです。
ジェイソンの死体が回収され、遺体安置所へ置かれます。
遺体安置所に、看護師と医師が表れイチャつきはじめました。
すると、頭に斧が刺さったままのジェイソンが復活し看護師と医師を殺害して病院から逃走。
いつものキャンプ場に帰っていきます。
そしてその後は、お馴染みのパターンですが煩く騒ぐ人たちに切れたジェイソンが殺し回るという内容です。
また、「完結編」とありますがこれで終わりではありません。
「完結編」のあとにまだ6作品続いています。
人間っぽいジェイソンが見られるのは「完結編」で最後
「完結編」までのジェイソンは、人を襲う際に走って追いかけてきます。
そのため、時々ちょっとだけ声が出るなどやや人間味を感じさせるジェイソンが見ることが出来るのは「完結編」まで。
1985年に公開された「新・13日の金曜日」からは歩いて追いかけてきます。

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怖いけどツッコミどころが満載
頭に斧が刺さった状態で生き返っちゃう時点でもはや人間ではないのですが、ホッケーマスクを付けた状態のまま遺体安置所に置いちゃうの!?という最初の段階からツッコミどころが満載だといわれています。
また、マスクを取った顔見せシーンもありましたが「完結編」ではなぜがこれまで以上に素顔がエゲツない状態になっており、「前作から今作までの間になぜここまでクリーチャー化した!?何があったの!?」と感じた人も多いのではないでしょうか。
他にも「若者を襲う時にわざわざ電話線を切る冷静さがあるのに、なぜ毎回ツメが甘くて同じパターンで倒されちゃうの!?」「もう、お母さんを殺された復讐じゃないよね?お母さんもう、関係ないよね?」といった声もありました。
しかし、もともと「13日の金曜日」シリーズは「ツッコミどころの多い映画」として知られていますので、ツッコミどころが多いというのもこの映画のみどころのひとつかもしれません。

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エロシーンがやたらと多い
基本的にジェイソンシリーズではイチャつくカップルのシーンはありますが、「完結編」はとく風紀の乱れが凄まじかったですね。
出てくる若者がもうエロい事で頭いっぱいの様子です。
そのため「エロいシーンしかなかった…」という印象しかない人も少なくないと思います。
そしてジェイソンも風紀の乱れをいつも以上に取り締まり、イチャついたカップルからどんどん殺していきます。
最後はどうなった?
「完結編」で登場する重要キャラのトリッシュと12歳の息子トミー。
トミーは次作でも出演する重要なキャラです。
この姉弟がジェイソンと戦うことになるのですが、この姉弟がやたらと強い!
最後は、トミーが洗面所で髪の毛を剃り、幼少期のジェイソンに似せようとしました。
ジェイソンがトリッシュを殺そうとしていたところに幼少期のジェイソンの姿をしたトミーが表れ、ジェイソンに話しかけます。
ジェイソンは幼少期の自分の姿を見て混乱。
そのすきにトリッシュがジェイソンの頭にマチェーテを振り下ろします。
しかし、まだちょっと動いているジェイソン。トミーはまだジェイソンが動いている事に気が付きさらに攻撃します。
その後、トミーのしたことは正当防衛だといわれトリッシュもトミーも一安心。
しかし…トミーはジェイソンとの戦いでなにかに目覚めたのか怪しげな表情をし終わりました。
ツッコミどころが満載ですがジェイソンが襲いかかってくるシーンや攻撃方法などはかなり迫力もあり、完成度の高い映画「13日の金曜日 完結編」。
ジェイソンに襲われ、殺されてしまう人たちの設定もしっかりとしており、しっかりとしたストーリーでした。
続編映画ですのでPart1からゆっくりとまた見てくださいね♪