近鉄で運行していた「最後の喫煙列車」がついに運行終了。
昭和の時代には当たり前の光景であった「電車の座席での喫煙」。時代の流れとともに見る機会が激減していきましたが、このたび、近畿日本鉄道で運行している座席で喫煙可能な特急列車が、1月いっぱいで運行を終了すると発表されました。
第一報はこちらです!
このたびの近鉄の発表により、JRや私鉄で喫煙車両の設けられている列車はついに消滅します(新幹線を除く)。この報道に対しては「これも時代の流れだから当然」「無くなるのは寂しい」と意見が分かれている様子。
一方で、新型特急に喫煙室を設ける近鉄!!
愛煙家の間では悲しむ声が続出している今回の報道ですが、その一方で、近鉄は3月14日から登場する新型特急「ひのとり」にて喫煙室を設けると発表しています。座席ではなく立ち席ではあるものの、ガラスで仕切ることで喫煙室を設置。外の風景を楽しみながら、タバコを楽しむ空間が確保されます。これについて、近鉄の担当者は「近鉄の路線は長い区間を走るため、喫煙者・非喫煙者双方に配慮したい」とコメント。自社の路線の特徴を踏まえ、より多くの乗客が満足できる対応をしていきたいという気持ちが伺えます。
「ひのとり」の詳細はこちらで!
新型名阪特急ひのとり|大阪〜名古屋間は、この特急から変わります。
昭和の頃は吸えたのに…かつて喫煙可能だった公共の場所!!
21世紀、特に2010年代に入ってから急速に広まっている公共施設での喫煙禁止の流れ。東京都では条例で2020年4月1日から「原則屋内禁煙」となるなど、喫茶店などの喫煙スペースを憩いの場にしていた方などの受難が続いています。
一方で、昭和の時代には基本的にどこでも吸えるのはもちろん、「ここで吸っても大丈夫なの?」というような場所でも喫煙が可能でした。ここでいくつかご紹介したいと思います。
飛行機

バス

電車のホーム

映画館

病院

上記の通り、運行に慎重に慎重を重ねなければいけない飛行機や、一歩間違えれば火災に繋がりそうな映画館、はたまた病人のいる病院の待合室などでも喫煙が可能で、非常におおらかな時代が続いていましたよね。
その反動が昨今の喫煙禁止の流れとなっているのかもしれませんが、急激な締め付けは将来的に更なる反動を産む可能性もあります。喫煙者と非喫煙者の双方が生活しやすいような、丁度良いバランスを取って欲しいものです。
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