超古代文明の痕跡?火星に存在する人工的な構造物!!
ミドルエッジ世代であれば誰もが一度は夢中になった事があるであろう、オカルトネタ。心霊やUFOなどがありますが、中でも「火星」に関しては、70年代以降に人工的な構造物などが探査機によりいくつも発見され、その都度大きな話題となりました。この記事では、火星に存在する「人工的な構造物(オーパーツ)」と呼ばれるものについて書いてみたいと思います。

人面岩
火星である意味最も有名な「人面岩」。1976年に火星のシドニア地域で撮影されたもので、長さ3km、幅1.5kmほどの大きさの人面に見える巨大な岩が当時大きな話題となりました。そして「口の中に歯がある」「エジプトのスフィンクスと関連がある」「人面岩付近にピラミッドがある」といった指摘がなされ、オカルトマニアの間で写真の解析が進められたのですが…

【悲報】やっぱりただの岩だった。
前出の写真が撮影されてから20年後の1996年、NASAが打ち上げた「マーズ・グローバル・サーベイヤー」が新たに人面岩を撮影しました。20年前とは比較にならないほどの高解像度の写真が公開され、NASAは「人面岩はあくまで自然物」との結論を下しました。公開された写真はこちらです。

写真の通り人面岩は天然の山であり、その凹凸がたまたま顔のように見えた、というのが人面岩の真相のようです。人間は「目・鼻・口」のようなものが並ぶと、それを「顔」として認識する傾向があります。これはシミュラクラ現象と呼ばれており、人面岩は同現象の産物であったと言えるでしょう。
火星のモノリス
次にご紹介するのは「火星のモノリス」。これは比較的新しいオーパーツで、NASAの火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービターによって撮影され、2009年にその存在が確認されたものです。映画「2001年宇宙の旅」のモノリスに似ていることから命名されました。「画像の解像度の問題から長方形に見えているだけ」といった指摘があるものの、今後の解析が期待されています。

フォボスのモノリス
こちらは火星の衛星・フォボスに存在する「フォボスのモノリス」。こちらは1998年に火星探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーによって撮影されたもので、長い影などから、90メートルほどの高さがあるのではと見積もられています。

火星のピラミッド
人面岩との兼ね合いで存在が主張された「火星のピラミッド」。ピラミッド様の構造物は、今まで何度も確認されており、1971年にはマリナー9号がエリシウム平原を撮影した際にピラミッドを確認。1997年にマーズ・パスファインダーがアレス峡谷に着陸した際にも「ツインピークス」と呼ばれるピラミッドのような小高い丘を確認したと言われています。
火星の人魚
「火星の人魚」と呼ばれる謎の構造物。デンマークの人魚姫の像に似ているのですが、この画像は解析すると「ブレている」とも言われており、つまりこの像が動いている(生物?)ことを示唆しています。一方で「ただの岩である」という指摘もあり、続報が待たれるところです。
完全なる球体
火星探査機マーズ・エクスプロレーション・ローバーによって撮影された「完全なる球体」。大きさはたったの1cmだそうですが、どうやってこれが出来たのでしょうか?浸食などによる自然現象か、それとも人為的な産物なのか、正体は不明のままです。
秘密基地への入り口
Google Earthの火星版とも言うべきGoogle Marsによって発見された「謎の秘密基地の入り口」。幅8km・高さ3.5kmと非常に巨大であり、宇宙戦艦クラスの飛行物体でも出入りが可能と思われます。ただの穴なのか、それとも人工物なのでしょうか?
生命の痕跡(?)
最後にご紹介するのは火星の「生命の痕跡」。「アラン・ヒルズ84001」と名付けられた火星の隕石でオーパーツとは異なりますが、内部に生命体の化石のようなものが発見され、90年代に物議を醸しました。

電子顕微鏡での調査によって、バクテリアなどの生命体の痕跡らしき鎖状構造が発見。オカルト界隈では生命の起源を地球外に求める「パンスペルミア説」が勢いを増したのですが、現在に至るまでこの鎖状構造の正体については結論が出ておらず、火星に生命が存在していたのかは未確定となっています。今回ご紹介するのは以上となります。最近オカルトネタから遠ざかっていた人も、久々に火星の超古代文明に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか?

超古代文明の痕跡を自分で発見したくなった方はこちらで!
Google Mars
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