日本を代表する作曲家【筒美京平】の手掛けたシングル売上TOP10

日本を代表する作曲家【筒美京平】の手掛けたシングル売上TOP10

永きに渡り日本の音楽シーンをリードし続けてきた作曲家の筒美京平さん。まさに日本が誇る作曲家ですが、数多くのヒット曲を残してきています。今回はそんな筒美京平さんが作曲したシングルの売上TOP10を振り返ってみたいと思います。


「ギンギラギンにさりげなく」は1981年9月にリリースされた近藤真彦さんの4枚目のシングルです。

ハウス食品「ククレカレー」以外でも根強いタイアップのあった曲でしたね。

作詞:伊達歩(伊集院静)さん、編曲:馬飼野康二さんと、この当時の筒美京平さんとのコラボではお馴染みの方々で作り上げられたこの曲は、誰もが一度聴いただけで覚えてしまう素晴らしいサビだったと思います。

プロ野球球団千葉ロッテマリーンズの応援団がこの曲を選手別応援歌として使用していました。また、2015年の紅白歌合戦では白組のトリで歌われましたね。

CMだけではなくゲームにも使われたこの曲は、世代を超えた名曲であると同時に、この時代を彩った名作でもありました。

TOP6 木綿のハンカチーフ/太田裕美

「木綿のハンカチーフ」は1975年12月にリリースされた太田裕美さんの4枚目のシングルです。

大ヒットとなったこの曲は、史上最大のヒット曲「およげたいやきくん」が発売されたため、オリコンで1位を取ることはなかったのですが、数多くのアーティストにカバーされる名曲中の名曲なんですよね。
作詞が松本隆さん、編曲が筒美京平さんと萩田光雄さんになっていますが、作詞に関しては発表当時にトラブルがありました。
なんでも構成と歌詞がボブ・ディランの1964年の楽曲「スペイン革のブーツ」に酷似しているとのことであり、松本隆さんはかなり責められたそうです。
ただ、詩も曲も名作であることには間違いありません。後世に残る名曲だと思います。

TOP5 ロマンス/岩崎宏美

「ロマンス」は1975年7月にリリースされた岩崎宏美さんの2枚目のシングルです。

デビュー曲の「二重唱 (デュエット)」がTOP20入りするヒットとなったことから、再び作詞・作曲を阿久悠さんと筒美京平さんが担当することになり、先に曲を書き、そこに歌詞を付けるという曲先(きょくせん)で制作され、この曲が完成しました。

楽曲の内容としては、リズムの構造やクラビネット、ストリングスのフレーズなどで当時流行していたディスコサウンドを取り入れながら、全体としては歌謡曲的な側面を残すことに成功しています。岩崎宏美さんはこの曲で日本レコード大賞など数々の音楽賞で新人賞を獲得しました。

筒美京平さんの凄いところは、各年代に流行しているサウンドを自分が培ってきた音作りに融合出来るところにあると思うんですよね。この曲はその代表的な楽曲になるのかもしれません。

TOP4 また逢う日まで/尾崎紀世彦

「また逢う日まで」は1971年3月にリリースされた尾崎紀世彦さんの2枚目のシングルです。

誕生するまでに紆余曲折のあったこの曲は、結果的には第13回日本レコード大賞・大賞と第2回日本歌謡大賞・大賞をダブル受賞する快挙となりました。

オリコンシングルチャートで1位を獲得し、100万枚以上の売上を記録したこの曲の作詞は阿久悠さんであり、流石と言わざるを得ないと思いました。

私は世代的にズレてはいますが、これだけの名曲となると散々聴いてきました。自分が大人になってからカラオケで歌う様になるとは思っていませんでしたが、歌っていてこんなに気持ちの良い曲はなかなかないなぁと感じています。勿論歌いこなせていないので自己満足なのですが(笑)

尾崎紀世彦さんにとっても筒美京平さんにとっても代表曲ですよね!

TOP3 ブルー・ライト・ヨコハマ/いしだあゆみ

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