ローンチタイトルとは
ローンチタイトルとは、新しいゲーム機が世に出ると同時に発売されるソフトのことです。
ローンチソフト、同発タイトルなどの表現もありますね。
そもそもゲーム機はソフト無しでは成り立たないため、ソフトの存在が大変重要となってきます。
そして、ローンチタイトルはユーザーがゲーム機を購入するかどうかを決める重要な判断材料になるものであり、メーカーとしてはかなり力を入れているソフトとなります。
一方で、ソフトを開発する側はゲーム機自体を熟知出来ていない状況での開発を余儀なくされる為、苦労も多いとか。
今回はそんなローンチタイトルを任天堂のゲーム機で振り返ってみたいと思います。
ファミリーコンピュータ

ドンキーコング
これぞファミコンドンピシャ世代には欠かせないソフトですよね!
ファミコンが発売される前に遊んでいたテレビゲームはブロック崩しだけだったのですが、このドンキーコングを初めてやった時には感動したのを覚えています。
ちなみに、この時の主人公はマリオのいで立ちではあるものの、正式にマリオという名前は付けられていませんでした。この時はJumpmanや救助マンと呼ばれていたそうです。
落ちてくる樽をジャンプでかわしながら進んでいくゲームでしたが、子供だった私にはエキサイティングだったのを覚えています。

ドンキーコングJR.
これこれ!
私が生まれて初めてプレイしたファミコンのソフトはこれでした!
今でも覚えています。デパートに家族で買い物に行って、親にねだって買ってもらったのですが、その当時はソフトも何が何だか判らないまま選んで、何故かドンキーコングJR.が欲しい!と言った覚えがあります(笑)
そして、普段なら寝なくてはいけない様な時間にファミコンを開封し、初めてプレイをしたんです。あれは感動したなぁ・・・
ドンキーコングとはまた違ったアクションのドンキーコングJR.。ツルを渡っていくところは興奮しながらプレイしていました(^^)/

ポパイ
ポパイもローンチタイトルだったのですねぇ・・・
この作品は非常に良い出来だったと思います。ポパイがオリーブを救出するという内容ですが、単純なアクションもステージを進めていくと難易度が高くなり、クリアするのはそんな簡単なことではありませんでした。
ゲームウォッチやアーケードでも人気のあったポパイが自宅で出来る!という感動は凄いものでした(笑)
この当時のゲームって、素朴でどんな年齢でも遊べる作りになっていたと思うんですよね。プレイして楽しかった記憶があります。

ゲームボーイ

アレイウェイ
このゲームはゲームボーイで発売されたブロック崩しゲームですが、こんな小さなゲーム機でブロック崩しが出来るのかと驚いた覚えがあります。
ゲーム性はアルカノイド程高くありませんでしたが、ブロックが横から流れていく工夫や玉の速度が速くなる定番の設定など、ユーザーが納得する内容であったと思います。
ローンチタイトルとしては開発しやすかったのかなぁと思います。

スーパーマリオランド
これもプレイした時には感動しましたねぇ・・・
こんな小さなゲーム機でスーパーマリオがプレイ出来る?! マジか!!と興奮したものです。
しかもローンチタイトルにしては出来がめちゃくちゃ良かったと思います。実際ゲームボーイのソフトで売上TOP2の記録を残しています(1位はテトリス)。
スピード感のあるアクション性がファミコン版と遜色が無い程再現されており、ファミコン版のスーパーマリオより進化した作品となっていたので、素晴らしいなぁと思いました。

ベースボール
これも当時ハマりました!かなりやりこんだ記憶があります。
ゲームモードはUSAモードとJPNモードがあって、USAモードはピッチャーの中にMARIOとLUIGIが、JPNモードの選手名は往年の名選手を彷彿させるものになっていました。
面白かったのですが、やはりゲームボーイのソフトということもあり、動きがトテトテと遅い!相当遅かったのを覚えています。しかも、チームが2つしかなかったんですよねぇ
ただ、子供ながらにこんな小さなゲームボーイでここまで出来るのは凄い!と思っていました(^^)/

役満
このゲームは通常の四人打ち麻雀ではなく、二人打ちでしたね。
とにかく素晴らしかったのは、通信ケーブルで二人対戦が可能であったことです。これは興奮しましたよねぇ!よく友人とやった記憶があります。
尚、一人用は五人のコンピュータ雀士から相手を一人選んで対戦するものでしたね。
私が麻雀を覚えたのは中学三年生の頃です。高校受験が終わり、後は中学を卒業するだけという時期に父親からカード麻雀で習ったのを覚えています。
それをこのゲームボーイの役満で出来る様になった時はほんとに嬉しかったですねぇ
思い出深い一作です。

スーパーファミコン

スーパーマリオワールド
このゲームは全世界でのスーパーファミコン用ソフト販売本数で歴代1位の累計約2061万本を記録し、日本国内では『スーパーマリオカート』の382万本に次いで2番目に多い約355万本を売り上げた名作です。
パッケージ上のタイトルロゴには『スーパーマリオブラザーズ4』のサブタイトルもあったことから、正統派のスーパーマリオブラザーズの続編だということが判りますね。
ステージやコースを自分で選べるのが嬉しかったですよね!非常に出来の良いゲームでした。

F-ZERO
これまでの家庭用ゲーム機にはなかった同機の回転・拡大・縮小表示機能を全面的に活用されており、ショートカット、逆走など、戦略性と自由度の高いレースを実現出来ていました。
F-ZEROを初めてプレイした時は「なんだこれ?どうやんだ???」となかなかとっつけなかったのですが、自由にプレイが出来る様になると、どんどんのめり込んでいきました。
この当時のレースゲームとしては、大変画期的なシステムだったと思います。
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、10・8・9・10の合計37点(満40点)でプラチナ殿堂入りを獲得した優秀な作品でした(^^)/

NINTENDO64

スーパーマリオ64
スーパーマリオシリーズ初の3Dアクションゲームとして登場した『スーパーマリオ64』は、NINTENDO64の3Dスティックを活かして、3Dで描かれた世界を自由自在に動き回る事が出来る画期的なゲームとして登場し、後の3Dアクションゲームに決定的な影響を与えました。
また今までのスーパーマリオとはゲームの目的が異なり、フィールドの各所に隠されたゴールアイテム「パワースター」を見つけ出し、最終ボスであるクッパまでの道を開いていく内容でした。
初めてプレイし方、酔いませんでしたか?
私はちょっと酔ったというか、気持ちが悪くなりました(笑) 最近のゲームは凄いなぁとただただ関心したのを覚えています。

パイロットウイングス64
『パイロットウイングス64』はスーパーファミコンで発売された『パイロットウイングス』の続編として発売されました。
地形やキャラクターが3Dになったことで、進行角度の微調整や視点の変更が可能になり、より奥行きが広くなっており、競技も多彩になり、従来のリング潜りのほか、バルーン割りや写真撮影(ハングライダー)、ターゲット破壊(ジャイロコプター)等が登場しました。
これぞゲームの真骨頂であり、3Dになった世界を存分に楽しめる逸品だったと思います。
上達することで様々な新たなゲームに挑戦出来るのも、モチベーションが上がりましたよね!
NINTENDO64の性能を存分に活かした素晴らしい作品だったと思います。

最強羽生将棋
NINTENDO64のローンチタイトル三本目は将棋ゲームである『最強羽生将棋』です。
このゲームは日本将棋連盟の推薦でもあり、初心者でも玄人でも楽しめる内容になっていました。
実際、ゲーム設定では初心者教室や、自由研究、羽生善治の棋譜も収録されており、将棋を嗜む方なら誰もが楽しめる工夫がなされていたと思います。
尚、思考ルーティンと呼ばれるプレイヤーと対戦する側の行動を決定するプログラムは、コンピュータ将棋で著名な金沢伸一郎さんが開発しています。

任天堂のゲーム機で発売されたローンチタイトルを振り返ってみて
任天堂のゲーム機で発売されたローンチタイトルを振り返ってみていかがだったでしょうか?
歴代の名作がラインナップとなっていた様に思います。
当然ですが、任天堂のソフトが多く、中でもマリオシリーズはローンチタイトルの代表作となっていましたね。
大変懐かしいソフトを振り返ることが出来て楽しかったです(^^)/
他にも多くのゲーム機があるので、ローンチタイトルを振り返ってみるのも懐かしいかもしれませんね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。