コント「2014」
「ごっつええ感じ」全盛期、ダウンタウンの二人が自ら今を絶頂期と設定し、20年後の2014年に落ちぶれた姿で吉本興業のマネージャーを困らせるという自虐ネタのコント。
これ、いまみるとなぜか今田耕司演じる吉本興業社員の月村のほうに目が行ってしまいます。
ちなみに月村とは、90年代当時のダウンタウンのマネージャーです。
「2014」の設定
第1話:ダウンタウンの設定は51歳、老けすぎ(笑
衝撃の第1話。
課長に出世した、元ダウンタウンマネージャー月村を訪問する「ダウンタウン師匠(51歳)」。
全盛期とは完全に立場は逆転しているものの、ダウンタウンに気を遣う月村。完全に凋落してしまったダウンタウン。
当時も面白く観ていたのですが、なんだか深読みをしてしまいたくなる設定です。
劇場でも余興でも、仕事が欲しくて仕方がない二人。
ギャラ1万円の宣伝仕事をしっかりもらいつつ、車代をせびる二人。。。
とうとうブチ切れた月村の「お前らもう終わった芸人なんや!!」が沁みます。
第2話:ダウンタウン、月村の自宅に押し掛ける
第1話より、ダウンタウン師匠の月村へのゲスい態度がヒートアップ。
観光バスのなかで2時間半、立ち漫才する仕事を提案され。。。
窓から逃げ出した猫を月村と一緒に探すダウンタウン師匠、猛烈な売り込みもダダ滑り。。。
第3話:元ダウンタウンマネージャーの月村は超リッチ
月村の超高級スポーツカーに無断で乗り込むダウンタウン師匠。
月村が捨てたケーキをさりげなく拾うダウンタウン、月村の車を運転してテレビ局に行きたいのだが、車をヤクザの車に当ててしまって。。。
第4話:月村とテレビ局お偉いさんのゴルフ
月村とテレビ局のお偉いさんとがゴルフ場へ。そこになぜかキャディで現れるダウンタウン師匠。
珍しく、ダウンタウン師匠に売り込みを提案する月村。ところがまったくウケないどころか。。。
最後の一言「やめてまえ!」。。。
吉本芸人と社員の関係性を垣間見ることが出来るコント
もちろんコントですが、芸人と社員との関係性をどことなく深読みしてしまいたくなるコントです。
仕事をとってくる社員と、芸を披露する芸人。
もちつもたれつではないでしょうか。。。