「たかなシアター六番街」-ねこぢるうどん-

「たかなシアター六番街」-ねこぢるうどん-

たかなシアター六番街、今回お届けするのはだいぶヤヴァイ(?)ガロ系の漫画「ねこぢるうどん」です。


あつい。毎日あつい。雨が止んだと思えば酷い暑さが我々を襲う。何なんでしょう。



せめて気分だけでも涼しげに、ということで髪の毛をにしてみました(※本当です※)



正確には青というか、ネイビーなんですけどね。ヴィジュアル系みたいな真っ青!じゃないからご安心くださいまし。



それにしても頭髪自由の会社にいると、こうした暴挙に走りたくなりますね。なんでだろう。



スーツ着る仕事、ワタクシには出来ないだろうなぁ……。

ねこぢるぢるぢる!

最近映画ネタがよく続いていたので、今日は漫画を紹介しようかと思います。

この子達に見覚えはありませんか?





「なんか見たことある〜!」という方はきっと多いはず。



そう、あの(大)問題作「ねこぢるうどん」です。

ねこぢるうどん

「お前さんまたガロ系作家か」とため息をついている皆さん、本当にすいませんね。



ねこぢる氏の旦那様は、ワタクシが第一回目で紹介した「四丁目の夕日」の山野一氏。



夫婦揃ってガロ系作家です。なんともサブカル!



「四丁目の夕日」もなかなかのドギツさでしたが、「ねこぢるうどん」はさらにそれを上回ると言っても過言ではありません。



今まで紹介した中で、最も人を選ぶ作品であると思います。

キュートなキャラが織りなす残酷絵巻

この作品の世界観をまずはのぞいていきましょう。

まぁだいたいこんな感じです。男性諸君、いきなり玉ヒュンさせちゃってゴメンネ!



あまり言葉で説明するのが要らないっていうか、まぁ、だいたいこんな感じなんですよ。



基本的に一話完結で、ひたすらブラック&シュールな世界が延々と続きます。

ちなみにこれが連載第一回目という恐ろしさ。

   

このキャラクター達は恐らく使い捨てのため、この後は出てきません。



基本的なメインキャラクターはこちら。

吊りスカートの方がにゃーこ、小さい猫が弟のにゃっ太です。にゃっ太は言葉を話せません。



普通に作中では「ジジイ」「ババア」「クソが」とか汚い単語がばんばん飛び出すのでご注意ください。



このおじさんは「農薬をどのくらい飲んでも平気か実験している」とのこと。はぁ……。



この漫画を読む上で、「なんでそんなことをしてるの?」とツッコむのは野暮です。

そりゃー変な味もするだろうなぁ。



しかしゴクゴク一気飲みしちゃう人間離れしすぎた謎の能力を発揮するおじさん。



農薬を飲む、君の名は……

嘘でしょーーーーーーーーーーーーー。



ここであの偉人をあっさりネタにしちゃうところが怖すぎますね。とんだバチ当たりもいいところです。



農薬を飲んで具合が悪くなる野口英世。最初から色々わかりきっていましたけど、しんどいので二人に助けを求めます。



にゃーこは「119をしてくる」と公衆電話目掛けて走り出したのでした。



この時代はスマホおろかガラケーもありませんからね、通信手段がそれしかないのです。

公衆電話は外国のお姉さん(お兄さん?)に使用されているのですけども。

一体どこの国設定なんだか。




電話よりも野口英世よりも、アイスが気になっちゃうにゃっ太。子どもって残酷だな。



だめと言いつつ、買ってあげちゃうにゃーこちゃん。弟には弱いですね。

次のカットがこれ……って野口英世はどこ行った???



なんかチューペットで夏らしい一コマになっているけど……そうじゃないだろ……。



そして、はい。

買い食いをしているところをお母ちゃんに見つかり、怒られるシーンで終了。



だから野口英世はどうしたんでしょうね。



こんなノリで漫画は延々と続いていきます。すごいでしょ、コレ。

毒×毒がクセになる〜う

超とんでもない漫画だということはおわかりいただけたでしょう。



すでにお腹いっぱいの人も何人かいそう。てか絶対いるだろうなぁ。



他にも個性的なキャラクターがどんどん登場します。

アル〇の父ちゃんとか。父ちゃんが働いていないのでにゃーこ家の家計は常に火の車です。



ぶっちゃけまともなのお母ちゃんだけかもしれない。

猫がお母ちゃんのサルとか。サル本人も「あの人本当のお母さんじゃないかも」とか抜かしてます。



シュールなギャグ、毒々しい展開に好き嫌いが真っ二つに別れるのがこの作品の特徴。



笑えないシーンも多々あり驚きの連続ですが、ブラックユーモアの効いた漫画が好きな人にはたまらないはず。



実はかなり人気があり、アニメ化もされていたり、コミックスもいくつか展開されていたり、根強い人気を誇ります。

驚くほどにゃーこの声が可愛くないから気を付けて下さい。



ちなみに地上波で放映されていたらしいです。今の時代じゃマズイですね。



かなりアカン表現、アカン描写オンパレードのためあまり強くは勧められませんが……どこかクセになる恐ろしさが魅力の一つ。



あまり深く考えずに読める漫画なので、ぜひお手にとってみてはいかがでしょうか?

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