「たかなシアター六番街」-「CUBE(1997)」-

「たかなシアター六番街」-「CUBE(1997)」-

たかなシアター六番街、今回は元祖!ソリッドシチュエーション・ホラー映画「CUBE」をお届けします。


皆さんこんにちは。たかなし亜妖です。



ゴールデンウィークが暇だ!という人、ものすごく多いのではないでしょうか?



毎日ダラダラ過ごしていて、気づけば夕方、気づけば三日経過、そして気づけば一週間終わっていた!なんてことも今年はありそうな……。



最大12連休もあるのですから、意味もなく過ごすのはもったいないです( ;∀;)



YouTubeやテレビも楽しいですが、この機会に楽しい映画を観まくるのもおすすめ。

「CUBE」

今回は今まで紹介していそうでしていなかった『CUBE』をご紹介します!

元祖!ソリッドシチュエーション・ホラー

スリラー・ホラー映画をソコソコ観ているなら、聞き覚えのあるタイトルでは?



よくSAWシリーズと比較されることで有名なCUBEですが、共通点はソリッドシチュエーション・ホラーであること。



ソリッドシチュエーション・ホラーとは限られたシチュエーションの中で、人間の極限状態をスリルたっぷりで描いたもの。



CUBEは立方体の謎の部屋に、理由もなく集められた男女が脱出を試みる……という内容になっています。



よくSAWと比べられるのですが、CUBEの方がより閉鎖感が強い作品となっていますね。



ゲームが行われる建物と外の世界(警察の描写など)を映す前者に対し、後者は延々と立方体の部屋が登場するだけ。



オープニングシーンの時点で、気味の悪さを覚えてしまうほどの閉鎖的な空間。

ワタクシ自身閉所恐怖症ではありませんが、思わず気持ち悪いな~と思ってしまいました。あんなところに閉じ込められたら、気が気でなくなりそう。。



約90分間超あっという間!な映画ですが、スリラーのハラハラ感が苦手な人や、グロに耐性がない人は要注意!



確かに面白い映画ですが、グロシーンはなかなかのエグさです。



SAWシリーズほどではありませんが、序盤はウッとくるものがあるのでお気をつけあそばせ( ;∀;)

謎の部屋に閉じ込められた男女は……

オープニングシーンでは立方体の部屋に現れた男性が……

別の部屋にいくと……

ああああ( ;∀;)見事にバラバラに( ;∀;)



いかにこの部屋が危険かを分からせるには、十分すぎる一コマです。



理由も分からず、部屋に閉じ込められたクエンティン(警察官)・レン(脱獄囚)・ハロウェイ(医者)、レヴン(大学生)、ワース(???)



全員同じような服を着て、胸元には名前が。そしてヒモがついている革靴を履いて、この部屋へ辿り着いたのです。



どこでさらわれたのか、なぜこの部屋にいるのか理解できる人物は一人もいません。



クエンティンはパニック状態に陥る一同をなだめ、状況整理を開始しました。



ハロウェイは夕食後から記憶が途切れていると言います。レヴンはベッドに入ってから、そしてワースに至ってはここで目覚めたということ。

狭い立方体の部屋に5人が集められ、困惑する様子が驚くほどリアル。実際に自分も閉じ込められたら、ああなってしまうんだろうなぁ……と思いました( ;∀;)



役者さんの演技力が全編通して、本気で素晴らしいのです。



さらわれたことに対し、政府の陰謀説や異星人説を立てるも、信ぴょう性はありません。



部屋はハンドルの付いた小さな小窓があり、そこを抜ければ次の部屋に行くことが出来ます。



部屋の色は赤や青・緑など様々。

オープニングシーンの男性が亡くなったように、センサーによる罠が仕掛けられている部屋も存在するのです。



異質な機械音が響く中、脱獄のプロ・レンが自身の靴を投げ入れました。



すると罠が発生する部屋と、そうでない部屋を発見。迷わず何も起きない部屋へ、レンは入り込みます。



一同が彼を心強く思った矢先のこと……顔にセンサーが反応し、謎の液体が彼を襲いました。

一瞬にして溶けてしまった顔、そう、強酸だったのです。

密室が織りなす人間の狂気

レンの死により事態は更に悪化、絶望的な雰囲気が一同を包みます。



いくら考えても集められた男女に共通性はありませんし(皆職業もバラバラ)、誰一人顔見知りなんてパターンもありません。



そんな中、部屋と部屋の通路に、三つの数字が並ぶプレートを発見しました。



数字に強いレヴン、ここで部屋の法則性を発見します。



「三つの数字のいずれかが素数だと、部屋には罠が仕掛けられている」

えーと、大人になって忘れている人も多いですが、素数とは「1より大きい整数。で、1と自分自身でしか割り切れない数」のことです。笑



(筆者は数字が大のニガテなので、素数が何なのかさえ頭から飛んでいたとか)



罠を回避する方法を見つけ出し、絶望的なムードから一変、希望が見えてきました。



このまま順調にいくと思いきや……謎の立方体の部屋は簡単に彼らを解放する気はないようです。



延々と続く部屋、密室、終わりの見えない状況に全員気が立ってきてしまうのです。



一番怖いのは部屋じゃなくて、もしかすると人間なのかも……?

おまけ:ちょっとだけネタバレ

最初はリーダーシップがあり、頼りがいがありそうに見えたクエンティンですが、物語が進むにつれて横暴になってきます。



見ていて「何だこの自分勝手なオッサンは」とたいへんイライラすること間違いなし。笑



恐らく極限状態に追い詰められ、本性を現したのでしょう。女のワタクシとしては、レブンと同じく「あいつやば!」としか思えませんでした( ;∀;)



そしてクエンティンと険悪な雰囲気になるハロウェイですが、こっちにもだいぶイライラ。



自分の意見が強い同士がぶつかると、ロクなことにはならないということを改めて実感させてくれる二人ですね。笑

絶望と希望が交互に襲ってくる神作品

ぜひシリーズ通して観ることを激しくおすすめします。理由はネタバレになるから言えませんが……キューブ2、キューブゼロと3作品あるので、続けて観て下さいね!



実際セリフにあるわけではありませんが、長時間密室に閉じ込められるキャラクター達が疲労・そして限界直前になる姿が痛ましい。



目の下が真っ黒になっていくのには、胸が締め付けられましたね……。



元祖・ソリッドシチュエーションホラーと言えばCUBEです!この連休を生かして、ぜひご覧くださいまし。

Amazon.co.jp: キューブ (字幕版)を観る | Prime Video

学生、元犯罪者、エンジニア、ソーシャルワーカー、警察官、知的障碍者。彼らがネズミのように閉じ込められたのは出口の見えない立方体の繋がる迷路だ。どうやって閉じ込められたのか、なぜ自分たちが選ばれたのかは誰にも分からない。食べ物も水もない。さらに調べていくと、6人は立方体の部屋のいくつかに破滅的な罠が仕掛けられていることを発見する。

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