70年代にヒット曲を量産した作詞家・千家和也さん死去。
山口百恵「ひと夏の経験」、麻丘めぐみ「わたしの彼は左きき」などの作詞で知られ、70年代の歌謡界をリードした作詞家・千家和也(せんけ・かずや)さんが、食道がんのため都内の病院で亡くなりました。73歳でした。
第一報はこちらです。
千家さんは1946年、千葉県市原市出身。小説家、作詞家のなかにし礼に師事し、作詞家としてデビューを飾りました。デビュー後は、歌謡曲からアニメソングまで幅広い分野で作詞を担当。70年代を代表する楽曲を多数世に送り出してきました。
作詞家・千家和也が生み出したヒット曲の数々!
作詞家として、一時代を築いた千家さん。手掛けた作品は多岐にわたり、ミドルエッジ世代であれば誰もが知っている楽曲ばかりが並びます。ここでは、その一部を当時のレコードのジャケットで紹介していきたいと思います。
奥村チヨ「終着駅」(1971年)

平浩二「バス・ストップ」(1972年)

尾崎紀世彦「ゴッドファーザー~愛のテーマ」(1972年・訳詞)

麻丘めぐみ「わたしの彼は左きき」(1973年)

殿さまキングス「なみだの操」(1973年)

山口百恵「ひと夏の経験」(1974年)

前川陽子「魔女っ子メグちゃん」(1974年)

キャンディーズ「年下の男の子」(1975年)

堀江美都子「花の子ルンルン」(1979年)

ご覧の通り、当時を知る者であれば誰もが口ずさめる楽曲ばかりです。そんな千家さんの突然の訃報には、音楽関係者から続々と追悼のコメントが寄せられています。昭和から平成、そして令和の時代となっても、千家さんの生み出した楽曲の数々は人々に語り継がれていくことでしょう。ご冥福をお祈り申し上げます。
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