T-BOLANとは
メンバー
ボーカル | 森友嵐士(もりともあらし) |
ギター | 五味孝氏(ごみたかし) |
ベース | 上野博文(うえのひろふみ) |
ドラム | 青木和義(あおきかずよし) |

T-BOLANにはもともと前身となるバンド「プリズナー」があり、このバンドは青木和義さんと森友嵐士さんが東海大学在籍時結成しました。
その後「プリズナー」は「BOLAN」という名前に変わり、メンバー編成があった後に「T-BOLAN」となりました。
ちなみにT-BOLANのバンド名は、Tがイギリスの人気ロックバンド「T・レックス」のから、そして
BOLANは、そのバンドのボーカリストマーク・ボランから付けられたと言われています。

1999年12月に一旦解散しますが、1995年までの4年間で1,700万枚というセールスを記録したT-BOLAN。2012年にオリジナルメンバーによって再結成され、2014年4月26日に再び活動休止します。しかし2016年12月31日に豊洲PITにて一夜限りの再結成カウントダウンライブを行い、2017年より再始動、活動再開を果たし、現在も精力的に活動中です。
今回はそんなT-BOLANの名曲中の名曲「離したくはない」を聴き直してみたいと思います。
T-BOLAN 公式ホームページはこちら
T-BOLAN OFFICIAL SITE
名曲「離したくはない」
「離したくはない」は1991年12月にリリースされたT-BOLANのセカンドシングルです。
タイアップはテレビ朝日系'92 パリ・ルカップエンディングテーマ、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ホテルウーマン』挿入歌、パイオニアCMソングでした。

T-BOLANで初めて聴いた曲です。
この曲でT-BOLANの人気に火が付いたと言っても過言ではないと思います。
アルバムバージョンとシングルバージョンでは1番Bメロの歌詞が異なっていました。尚、ベストアルバム等に収録されているのはシングルバージョンです。
曲もさることながら、やはりボーカルがずば抜けて良かったと思います。
森友嵐士さんの擦れながらも吐き出しきっているサビには痺れました。
またイントロからサビに向かう程徐々に盛り上がるのはT-BOLANの十八番といったところでしょうか。
カラオケでも熱唱してしまうこの曲。
忘れられない一曲です。
作曲に携わった人達
作詞・作曲:森友嵐士
T-BOLANのほとんどの楽曲を手掛けているのが森友嵐士さんでした。
数多くのヒット曲を生み出した森友嵐士さんでしたが、1999年に「心因性発声障害」を患い「原因も治療法も不明の病気である」との診断を受けます。そしてT-BOLANは解散となりました。
しかし、その後多くの人の支えの中で喉の調子が良くなり活動できる様になります。
そしてT-BOLANが再結成となり、現在もボーカルとして活躍されています。
余談になりますが、大黒摩季さんはデビュー前からT-BOLANのコーラスとして参加しており、森友嵐士さんを“兄貴”と呼ぶ間柄だそうですよ。

編曲:西田魔阿思惟
西田魔阿思惟はEARTHSHAKERのボーカルを務める西田昌史(にしだまさふみ)さんのことです。
西田昌史さんは通称マーシーと呼ばれており、魔阿思惟の部分を指しています。
自身のフロントマンとしての音楽活動の傍ら、アーティストのプロデュースもされており多方面で活躍されています。
2008年にはSHOW-YAの寺田恵子さん、LOUDNESSの二井原実さんと共に西寺実を結成しました。

「離したくはない」を聴き直してみて
T-BOLANの名バラードはいかがだったでしょうか?
この当時のことを思い出させる名曲でした。
また、この当時はB-ingが全盛期を迎えていた時代だったと思います。B-ing所属のアーティストはほんとに名曲を多く残しているなぁと改めて思いました。
個人的にはテレビで森友嵐士さんが喉の不調を乗り越えた特集番組を見た時、嬉しくて感動したことを覚えています。
T-BOLANはほんとに素敵なバンドだと思います。
これからも末永く活動を続けていって欲しいと思いました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。