脚本家「松木ひろし」の70年代は神がかっています。後悔しないように、これだけは見とけ!

脚本家「松木ひろし」の70年代は神がかっています。後悔しないように、これだけは見とけ!

今回ご紹介するこれらのドラマは是非とも見て頂きたい!「雑居時代」「パパと呼ばないで」「池中玄太80キロ」など名作と言われ、その後のドラマにも多大な影響を与えた松木ひろしのホームコメディドラマ。70年代の作品はどれもこれもまさに“神”。


松木ひろし

松木ひろしをご存知でしょうか?脚本家です。あまり一般的には知られていないかもしれませんね。60年代~80年代に大活躍したんです。
代表作は数あれど、イチオシは、なんと言っても石立鉄男と大原麗子のラブコメ「雑居時代」ですね。

もう不朽の名作です!そしてもちろん、他にも多くの素晴らしい作品を残しています。

松木ひろしのテレビドラマのデビューは1960年の「ぼうふら紳士」。映画でも活躍し、60年代にはクレイジーキャッツ、ザ・ドリフターズ、コント55号の主演作の脚本を担当しています。

監督:古澤憲吾
脚本:田波靖男、松木ひろし
製作:安達英三朗、森田信
出演者:植木等、団令子、ハナ肇
音楽:宮川泰
撮影:飯村正
編集:黒岩義民
配給:東宝
公開:1962年12月23日 
上映時間:86分

ニッポン無責任野郎

60年代にも多くの作品を残していますが、しかしまぁ、松木ひろしといえば、やはり70年代。しかも、テレビドラマ。やはりこれでしょう。ということで、70年代の松木ひろし、いってみましょう。

だいこんの花

70年代の最初の1本は、「だいこんの花」です。70年代をリアルタイムでご存知の方であれば忘れることの出来ない名作。主演は竹脇無我、その父親役に森繁久彌を配したホームドラマです。

プロデューサー:若杉芳光、木村幹
演出:奈良井仁一、大村哲夫
脚本:松木ひろし、向田邦子
音楽:冨田勲

出演:森繁久彌、竹脇無我、加藤治子、ミヤコ蝶々、川口晶、大坂志郎

だいこんの花

放送は1970年10月22日~12月24日。おいおいなんだよ、それって60年代じゃないかという声が聞こえてきそうですが、そこは大目に見て頂きたい。「だいこんの花」は5部構成なんですね。
第2部は「新・だいこんの花」として1972年1月6日~ 6月29日まで放送されました。

おぉ、加藤剛のなんと凛々しいこと。以降「だいこんの花」は、第3部1972年11月16日~1973年5月10日、第4部1974年9月5日~1975年3月27日、第5部1977年6月2日~11月24日と長きにわたって放送されています。
しかし、松木ひろしが脚本を担当したのは第2部まで。第3部からはそれまで共同で担当していた向田邦子が1人で書いており、「だいこんの花」は彼女の代表作のひとつとなるのでした。

おひかえあそばせ

ダイコンの次は人参だ!というわけで、同系列でホームドラマ「にんじんの詩(1972年7月6日~1972年11月9日)」を担当。主演は宇津井健でした。それにしても、「だいこんの花」がいかに人気だったかが分かりますね。

その間、他局(日本テレビ)に「おきあがりこぼし(1970年11月 - 1971年1月」を書いていた松木ひろしが、いよいよ本領を発揮します。
「おきあがりこぼし」に続いて日本テレビで放送された「おひかえあそばせ」です!

企画:小坂敬
プロデューサー:増井正武、吉川斌
脚本:松木ひろし、津田幸夫
演出:千野皓司、梅谷茂
音楽:大野雄二

<キャスト>
小早川薫/石立鉄男
池西猪太郎/大坂志郎
桜井さくら/冨士眞奈美
池西梅子/宮本信子
池西すみれ/嘉手納清美
池西菊枝/岡田可愛
池西あやめ/鳥居恵子
池西つぼみ/津山登志子

おひかえあそばせ

上記のストーリーをよく読んでください。そしてこの配役です。妻を亡くした父親役に大坂志郎。その父親には6人の娘。長女役は冨士眞奈美。そして主人公には売れないカメラマン役の石立鉄男。その友人に山本紀彦と、ストーリーもさることながら見覚えのあるこの出演者。そうです。分からない人にはまったく分からないでしょうが、まんま「雑居時代」です。「雑居時代」は「おひかえあそばせ」のリメイク版、というか、プロトタイプなんです。

企画 : 小坂敬
プロデューサー : 吉川アキラ、上野徹
脚本 : 松木ひろし、千野皓司、葉村彰子、窪田篤人
プロデューサー補:山本剛正
音楽 : 大野雄二
撮影 : 岩佐一泉
編集 : 西島豊
タイトル : 土屋昭雄、豊島弘尚

出演:石立鉄男、大坂志郎、冨士真奈美、大原麗子、川口晶、山口いづみ、杉田かおる、川崎敬三、山田吾一、山本紀彦、浅野真弓他

雑居時代

設定上の大きな違いは、「おひかえあそばせ」は6人姉妹、「雑居時代」は5人姉妹となっていて、「おひかえあそばせ」では次女(宮本信子)と四女(岡田可愛)が主人公を好きになるという点ですね。宮本信子も岡田可愛も勝気な性格でカワイイんですよね。その二人を合わせたのが「雑記時代」の次女(大原麗子)という感じです。

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