愛称・あだ名で呼ばれていた名車たち!!『全部分かれば車ツウ!?』

愛称・あだ名で呼ばれていた名車たち!!『全部分かれば車ツウ!?』

親しみをもって自動車メーカーが付けた車名に加えて、ユーザーから愛称で呼ばれるクルマが存在します。そこで、2000年までに販売されたクルマのなかから、愛称で呼ばれることが多いモデルをまとめてみました。


TOYOTA

通称:ヨタハチ(トヨタ・スポーツ800)

トヨタ・スポーツ800 UP15型

トヨタ・スポーツ800
トヨタ自動車が1965年(昭和40年)から1969年(昭和44年)にかけて製造した小型のスポーツカー。愛好者からは「ヨタハチ」の通称で呼ばれていました。

通称:クジラ(トヨタ クラウン4代目)

4ドアセダン 2000スーパーサルーン(後期型)

4代目クラウン(1971年 - 1974年)。
「スピンドル・シェイプ(紡錘形)」と呼ばれる、丸みを帯びたスタイルから「クジラ」の愛称ど親しまれました。
一般的にはクジラ クラウンなんてよく言われていました。

通称:イーグルマスク(初代 マークII)

セダン(後期型)

初代 T60/70型(1968年 - 1974年)
1971年2月 - マイナーチェンジ。フロントマスクは、その形状から「イーグルマスク」と呼ばれた。

通称:ブタ目(3代目マークⅡ)

セダン 2000グランデ

3代目 X30/40型(1976年 - 1980年)
3代目マークⅡ/(MX30/40系)が単眼2灯式のシンプルなマスクを採用し、そこから通称「ブタ目」と呼ばれるようになりました。

通称:ダルマ(初代 セリカ)

クーペ1600GT(前期型)

初代 A20/30型(1970年‐1977年)
通称は「ダルマセリカ」または「ダルマ」。由来は、当時としては珍しく、ボディがだるまのようにふくよかなため。
また、スラントノーズのフロント部を正面から見ると、ラップアラウンドタイプのメッキバンパーがダルマのひげ面に見えるからであると言われている。

ヤンチャ大好きTOYOTAセリカと言えば初代ダルマ&LBでしょ!! - Middle Edge(ミドルエッジ)

通称:ブラックマスク(3代目セリカ)

リフトバック(後期型)

3代目 A60型(1981年‐1985年)
1983年のマイナーチェンジでリトラクタブル式ヘッドランプに変更し「ブラックマスク」と称される。

通称:ハチロク(カローラ・レビン4代目とスプリンター)

AE86型スプリンタートレノ (1983年5月登場型)

4代目(カローレビン)(AE85/AE86型、1983年-1987年)
スプリンタートレノ(4代目)
4代目カローラレビン/スプリンタートレノの共通車両型式番号。
この型式番号のカローラレビンとスプリンタートレノに対し、俗に“ハチロク”という呼称が付けられている。
漫画、頭文字Dの影響でハチロクの人気が再燃。

NISSAN

通称:ハコスカ(3代目スカイライン)

2000GT-X

3代目 C10型(1968年-1972年)
3代目スカイライン箱型のスカイラインだから「ハコスカ」と親しまれました。

通称:ケンメリ(4代目スカイライン)

GT-R(東京モーターショー出品車)

4代目 C110型(1972年-1977年)
広告キャンペーン「ケンとメリーのスカイライン」から。略して2ドアクーペを「ケンメリ」と呼んでいました。

通称:ヨンメリ(4代目スカイライン)

同じ4代目スカイラインでも4ドアセダンの通称は「ヨンメリ」でした。
4枚ドアのケンメリで略して「ヨンメリ」

通称:ジャパン(5代目スカイライン)

スカイライン 各目ジャパン

5代目 スカイラインC210型(1977年-1981年)
広告キャンペーンのキャッチコピー「SKYLINE JAPAN」から。

通称:鉄仮面又はニューマンスカイライン(6代目スカイライン)

4ドアセダン2000ターボRS-X

6代目スカイラインの後期型RSの通称が鉄仮面やニューマンスカイラインです。
俳優ポール・ニューマンを広告キャラクターに起用した事により「ニューマン・スカイライン」の通称やラジエーターグリルレスのデザインで「鉄仮面」。

通称:7th「セブンス」(7代目スカイライン)

後期型 2ドアクーペ2000GTS-R

7代目スカイラインR31型(1985年-1989年、クーペ1986年-1989年)
チョット無理矢理ポイですが、ハコスカ以来、ずっと愛称が付けられていたスカイラインシリーズ、7代目スカイラインから、7th「セブンス」に。

通称:ブタケツ(2代目ローレルのハードトップ)

リアから見た(2ドアハードトップ)

2代目ローレルC130型系(1972年 - 1977年)のハードトップ。
ハードトップはボディー外板(塗装面)に燈火類が無い斜めなトランクで特徴的なリアスタイルから、『ブタケツ』という愛称でした。
地域によっては「棺桶」とも呼ばれていた様です。

80年代始め『ブタケツ』の愛称で親しまれた2代目ローレルSGXの魅力!! - Middle Edge(ミドルエッジ)

通称:ハチマキ(2代目グロリア)

プリンス・グロリア(2代目) S40型系

2代目グロリアS40型系(1962年 - 1967年)
ショルダーをぐるりと一周するモールから「ハチマキグロリア」と呼ばれています。
更に略して「ハチマキ」や「ハチグロ」など。

通称:タテグロ(3代目グロリア)

前期型 セダン スーパーデラックス

3代目グロリアA30型系(1967年 - 1971年)
ヘッドランプが、縦に並んでいることから「タテグロ」又は「縦目グロ」と呼ばれていました。

通称:ヨンサンマル(5代目セドリック&6代目グロリア)

セドリック(5代目)ハードトップ(後期型)

5代目 セドリック430型系(1979年 - 1983年)
6代目グロリア 430型系(1979年 - 1983年)
やはり型式からきています。5代目 セドリックをヨンサンマルセド、6代目グロリアをヨンサンマルグロと呼んでいました。

因みにひとつ前の4代目セドリックと5代目グロリアの330型系も型式からサンサンマルの愛称で親しまれました。

『セド・グロ』430がマブかった!! - Middle Edge(ミドルエッジ)

通称:ワイサンマル(6代目セドリック&7代目グロリア)

セドリック(6代目)4ドア ハードトップ V30ターボ ブロアムVIP

6代目セドリックY30型系(1983年 - 1999年)
7代目グロリア)Y30型系(1983年 - 1999年)
こちらも型式からでセドリックを「ワイサンセド」。グロリアを「ワイサングロ」と更に略して呼んだりしました。

通称:ダッツン・ズィー(初代 フェアルディーZ)

240Z(スポイラー装着)

初代フェアルディーZ S30型系(1969年 - 1978年)
アメリカでは日産ではなく「ダットサン」ブランドで販売されていました。(後に社名変更で「ニッサン」になる)。
ダットサンは「DATSUN」と表記され現地の人たちから「ダットサン」ではなく「ダッツン」と呼ばれていました。
ただ日本では普通にZ(ゼット)と呼んでる人の方が多かったと思います。

通称:510ブル(3代目ブルーバード)

3代目 ブルーバード510型系(1967年 - 1972年)
型式から愛称となった510(ゴーイチマル)ブルーバード(ブル)。

MITSUBISHI

通称:シーラカンス(初代デボネア)

1973年改良型 エグゼクティブ

初代デボネア(1964年-1986年)A30・31・32・33型
1986年のモデルチェンジまでの22年間、基本設計・デザインの変更無しに生産され続けたことから、製造期間の後期以降は古色蒼然とした現行モデルであることを形容した「走るシーラカンス」という通称で有名になった。

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HONDA

通称:ブルドッグ(初代シティ)

シティ ターボ II

1983年10月26日に、インタークーラーターボ付きの「ターボII」通称(ブルドッグ)が登場。

通称:水中メガネ(初代 ホンダ・Z)

前期N360型

1970年10月20日に、発売された初代Z(N360型)が「水中メガネ」の通称。
デザイン段階で後方までルーフを伸ばしたため、後部を斜めにカットしガラスハッチを持ち、その黒くて太い樹脂製枠から「水中メガネ」の愛称。

通称:エスロク(ホンダ・S600)

HONDA S600

本田技研工業がかつて生産、販売していたSシリーズ第2弾の小型スポーツカーである。 愛称は「エスロク」。

通称:Nコロ(ホンダ・N360)

N360

Nコロの他にも「エヌサン」などとも呼ばれていました。
N360のNはNORIMONO(乗り物)の略です。
そういうことから、Nを運転する(転がす)という意味で「Nコロ」

MAZDA

通称:RX-3(サバンナ後期型S124系)

クーペ 後期型

サバンナ後期型 S124系(1973年-1978年)
後期型の S124系をRX-3(アールエックススリー)と呼んでいました。

因みにサバンナクーペの後継として、登場したサバンナRX-7は、まんまRX-7(アールエックスエックスセブン)または緑色のRX-7「カエル」なんて呼んでる方もいました。

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SUBARU

通称:てんとう虫(スバル・360)

スバル・360

スバル・360K111/212型。1958年から1970年までのべ12年間に渡り、約39万2,000台が生産。
模範となったフォルクスワーゲン・タイプ1のあだ名となっていた「かぶと虫」との対比から、また、そのコンパクトにまとめられた軽快なデザインから、「てんとう虫」。

いすゞ

通称:ベレG(いすゞ・ベレットGT typeR)

GTtypeR

いすゞ・ベレットGTtypeR
1969年8月の鈴鹿12時間耐久レースで優勝を飾ったベレットGTXをプロトタイプとする、「ベレG」。

最後に・・・

いかがだったでしょうか?
また面白そうなネタがあったらまとめてみたいと思います。

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