[2019年1月]アレックス・スミルノフさん
「流血怪人」の異名で知られ、70年代から80年代にかけて悪役プロレスラーとして活躍したアレックス・スミルノフ(本名:ミシェル・ラマルシュ)さんは、2019年1月に亡くなっています。享年71歳。
日本には1974年に来日。全日本プロレスで悪役レスラーとして名を馳せました。
現役時のアレックス・スミルノフさん
全日本プロレスでは、ジャンボ鶴田のUNヘビー級王座や、ジャイアント馬場&ジャンボ鶴田のインターナショナル・タッグ王座にも挑戦。スタン・ハンセンやブルーザー・ブロディとタッグを組み、ブレーンバスターやパイルドライバーといった得意技を駆使して観客を盛り上げました。
1986年には、新日本プロレスのマットにも上がり、アントニオ猪木と対決しています。
引退後は、NBAのゴールデンステート・ウォリアーズの広報担当や、俳優としても活躍。近年はパブ経営を行い、時折リングに上がることもあったそうです。
これまでにお伝えした名レスラーの方々以外にも、必殺技ゴールデン・アームボンバー(喉輪落とし)で人気を獲得した、大相撲の元横綱・輪島こと輪島大士さん(本名:輪島博)が、2018年10月に70歳でお亡くなりになっています。
また、2018年11月には、ロシアの国技であるサンボの元世界王者で、日本サンボ連盟顧問を務めたビクトル古賀(日本名:古賀正一)さんが、83歳でお亡くなりになっています。
初代タイガーマスクの佐山聡さんやプロレスラーの鈴木みのるさんなどを指導、後進の育成にも力を注がれた方でした。
皆様のご冥福を改めてお祈りいたします。
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