発売前にタイトルが変更になったゲーム特集で~す(^^)/

発売前にタイトルが変更になったゲーム特集で~す(^^)/

ゲームには開発段階でのタイトルと、発売された時のタイトルとでは、まったく違うものがありますよね! え?なんでそんなタイトルだったの???なんてゲームを特集してみました~ きっとご存じのゲームも入ってますよ!


タイトルが変更になったゲームに関して

発売直前にタイトルが変更になったり、開発コードのまま発表されたものが正式な名称になったりと、変更した理由は様々あるようです。

今回は、そんなタイトル変更のあったゲームで、印象的なものをピックアップしてみたいと思います(^^)/

ファミリーコンピュータ

笹川2号 → ボンバーキング

このゲームはもともとハドソンの外部から持ち込まれた企画であり、その当初は「コリドール」というタイトルでした。

しかし、そのままでは発売が難しい状態だったので、当時ハドソンに在籍していたの笹川敏幸さんによって、大幅な手直しが施されました。

「笹川2号」とは、笹川敏幸さんによって開発し直された「コリドール」バージョン2の、ハドソン社内でのコードネームだったんですね。

それが開発中である為に、ゲーム雑誌では「笹川2号」と掲載されました。

この「ボンバーキング」、めちゃくちゃ好きでした(^^)/
「ボンバーマン」とはかなり世界観が違っていて、ビームまでありましたよね!
面白かったなぁ

スーパースターフォース → スターソルジャー

もともと元祖だった「スターフォース」は、当時テーカンという社名のテクモがアーケードでリリースしていました。

その後、ファミコン版の「スターフォース」を移植・販売したのがハドソンです。

そして、この「スターフォース」の続編を、両社が同時期に開発しており、一時的に「スーパースターフォース」というタイトルがダブってしまう様なかたちになりました。

そこで、オリジナルの版権を持つテクモが、ハドソンに「スーパースターフォース」のタイトル使用にNGを出し、ハドソンは「スーパースターフォース」の名称を使えないことを知りながら、雑誌では仮タイトルとして「スーパースターフォース」と発表していました。

その為、「スターフォース」の続編は、テクモの「スーパースターフォース」とハドソンの「スターソルジャー」の2つあるということになりますね(^^)/

セクターゾーン → セクロス

この「セクロス」は、もともと日本物産から「セクターゾーン」というタイトルでアーケードにリリースされていました。

この「セクターゾーン」が北米では「セクロス」というタイトルでリリースされており、ファミコンに移植される際に、北米でのタイトルに切り替わりました。

ちなみに、「セクターゾーン」は日本国内でのアーケード版のみの名称であり、Wii版やWindows版では「セクロス」となっています。

スーパーファミコン

ガーディアンブレイド → アルカエスト

このゲームは、開発当初はHAL研究所でした。

その当時は「ガーディアンブレイド」というタイトルで発表されていたのですが、1992年6月にハル研究所は和議法(民事再生法)を申請し、倒産してしまいます。(後に星のカービィで大復活を遂げますが)

その為、「ガーディアンブレイド」はもう日の目を見ないで終わるのか、となったところをスクウェアがタイトルを「アルカエスト」に変更して発売したのです。

せっかく開発したゲームが世に出ないで終わることが一番残念でしょうから、この時のスクウェアはグッジョブだと思います(^^)/

スパークリングショット → カービィボウル

このゲームはずっとながい間開発され続けていたもので、開発中は「スパークリングショット」や「スペシャルティーショット」というタイトルでした。

そこにカービィのコピー能力などが加わりゲーム要素に追加変更が加えられて、タイトルにカービィが乗っかり、ようやく世に出てきたゲームなんです。

要するに、最初はカービィが居なかったんですよね(笑)

電神魔隗 → ゴーストチェイサー電精

関連する投稿


『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

ジー・モードより、推理アドベンチャーゲーム『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』の世界観を再現したオリジナルグッズが、北海道紋別市のふるさと納税返礼品として提供されます。


創刊20周年特集は過去20年間の国内ソフト売上ランキング!ゲーム業界のデータ年鑑「ファミ通ゲーム白書 2025」が発売!

創刊20周年特集は過去20年間の国内ソフト売上ランキング!ゲーム業界のデータ年鑑「ファミ通ゲーム白書 2025」が発売!

角川アスキー総合研究所より、国内外ゲーム業界のデータ年鑑『ファミ通ゲーム白書2025』が発売されます。発売予定日は8月7日。


伝説のレトロゲームに有野課長が果敢に挑む!『ゲームセンターCX DVD-BOX22』が発売決定!初回限定版も要チェック!

伝説のレトロゲームに有野課長が果敢に挑む!『ゲームセンターCX DVD-BOX22』が発売決定!初回限定版も要チェック!

伝説のレトロゲームに有野課長が果敢に挑む、超人気ゲームバラエティ番組「ゲームセンターCX」(CS放送フジテレビONE スポーツ・バラエティで放送中)のDVDシリーズ第22弾、『ゲームセンターCX DVD-BOX22』が発売されます。


X68000 Z専用ソフト『ソル・フィース・夢幻戦士ヴァリスⅡPACK』が好評発売中!!

X68000 Z専用ソフト『ソル・フィース・夢幻戦士ヴァリスⅡPACK』が好評発売中!!

株式会社エディアより、1989年から1990年にかけて発売されたX68000用ゲーム「ソル・フィース」「夢幻戦士ヴァリスⅡ」を収録したX68000 Z専用ソフト『ソル・フィース・夢幻戦士ヴァリスⅡPACK』が現在好評発売中となっています。


広島県福山市で昭和・平成レトロ&サブカルの祭典『サブカル魂2025』が開催決定!高橋名人など著名なゲストが続々登場!!

広島県福山市で昭和・平成レトロ&サブカルの祭典『サブカル魂2025』が開催決定!高橋名人など著名なゲストが続々登場!!

広島県福山市「iti SETOUCHI(イチ セトウチ)」にて、昭和・平成レトロ&サブカルの祭典『サブカル魂2025』の開催が決定しました。会期は8月30日(土)・31日(日)。


最新の投稿


プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

新日本プロレスの“100年に一人の逸材”棚橋弘至氏による著書『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』が2025年12月18日にKADOKAWAより発売されます。引退が迫る棚橋氏が、26年の現役生活で培った視点から、プロレスの魅力、技の奥義、名勝負の裏側を徹底解説。ビギナーの素朴な疑問にも明快に答え、プロレス観戦をさらに面白くする「令和の観戦バイブル」です。


ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

小学館クリエイティブは、ウルトラマンシリーズ60周年、『小学一年生』100周年の節目に『学年誌 ウルトラふろく大全』を11月28日に発売しました。『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの学年誌・幼児誌のウルトラふろく200点以上を網羅的に掲載。組み立て済み写真や当時の記事も収録し、ふろく全盛時代の熱気を再現します。特典として、1970年の人気ふろく「ウルトラかいじゅう大パノラマ」を復刻し同梱。


伝説のプロレス団体 UWF40周年記念イベント“無限大記念日”開催!

伝説のプロレス団体 UWF40周年記念イベント“無限大記念日”開催!

伝説のプロレス団体『UWF(ユニバーサル・レスリング・フェデレーション)』が、設立40周年を記念し、特別イベント「無限大記念日」を書泉ブックタワー(東京・秋葉原)にて開催します(2025年12月24日~2026年1月12日)。第1次UWFの貴重な試合映像や控室、オフショットなど、4,000枚以上のアーカイブから厳選された写真が展示されます。復刻グッズや開催記念商品も販売され、当時の熱狂が蘇ります。


グラニフ×『幽☆遊☆白書』初コラボ実現!幽助、蔵馬、飛影など全21アイテム登場

グラニフ×『幽☆遊☆白書』初コラボ実現!幽助、蔵馬、飛影など全21アイテム登場

株式会社グラニフは、TVアニメ『幽☆遊☆白書』との初コラボレーションアイテム全21種類を、2025年12月2日(火)より国内店舗および公式オンラインストアで販売開始します。主人公の浦飯幽助をはじめ、桑原、蔵馬、飛影のメインキャラクターに加え、戸愚呂、コエンマなど欠かせないキャラクターをデザイン。11月26日より先行予約も開始され、ファン必見のラインナップです。


全長20cmの迫力!1/18スケール『国産名車コレクション』創刊

全長20cmの迫力!1/18スケール『国産名車コレクション』創刊

アシェット・コレクションズ・ジャパンは、隔週刊『1/18 エクストラスケール 国産名車コレクション』を2026年1月7日に創刊します。全長約20cm、1/18スケールのダイキャスト製で、日本の自動車史を彩る名車を精巧に再現。ボディラインやエンジンルーム、インパネなどの細部ディテールにこだわった「エクストラ」なコレクション体験を提供し、マガジンでは名車の開発秘話や技術を深掘りします。