2018年の初冬、ミドルエッジ編集部(ミド編)はある談議に花を咲かせていました。
その談議とは「若いころのラブホ体験談」。
見たことはあるけど行ったことはない目黒エンペラーや渋谷道玄坂での遠い記憶。
しかし社会人となって働き始めてからは、実はラブホに行ったことはほとんどなく無理してシティホテルの安い部屋を探しまくっていたこと…。
そんな談議に花を咲かせる中、話題は「VIPがお忍びに使うラブホ知ってる?」へ。
「VIPがラブホ??」に、そもそもピンと来ないミド編。
本記事は、そんなしがないミド編が体験した現代の最強ラブホ、WATER HOTEL S国立での宿泊体験記。
トレンディードラマ顔負けのスーパーラブホ、そこには従来のラブホ観を一掃する大人の聖域がありました…。
WATER HOTEL S国立に泊まってみた
冬に向かって空気の澄み始めた東京・国立市。
国立府中ICを降りてすぐのところに、WATER HOTEL S国立はありました。
その外観はまさに妖艶!いきなりちょっとたじろいでしまうミド編。

光と水の眩いコントラストを縫って敷地内へ。
ランボルギーニやフェラーリ、外車がひっそりと佇んでいる駐車場のなかには機械式駐車場が。

「ん、信号機!?」
なんと無人のままに迎え入れてくれる機械式駐車場。
普通なようで普通ではないこの余裕…。
いざエントランスへ
「ウォーターホテルというからには水がテーマなんだろな…。」
なんて当たり前の発想しか浮かばないミド編。
無人でクリアした機械式駐車場を後に、やや人目を気にしながらエントランスへ。
「ぅおおぉぉ…」
思わずひとり、茫然と立ち尽くす。
その眼前には…。




水の城?ファンタジー??
みればそこには
湧き水の奏でる清らかな調べ
夢幻の世界へと誘うほのかな灯り
ここは選ばれし大人の聖域

とあります。
果たして自分はこのゲートをくぐる資格があるのだろうか…。
なんて呆けた表情でエントランスに突っ立っていると
「何突っ立ってんの!?早く入るわよ!!!」
「あっ、そだね~」
なんて我に返るミド編。ここは当然ながら男性がエスコートすべき場面。
吹抜けの下からは全館が見渡せる、まるでリゾート地に来たような錯覚。
と、階段をあがるとそこには…。

「あっ、やっぱりラブホなんだね~!」
ちょっと声が大きすぎるミド編。
自分の知っているラブホのイメージとようやく出会えた安心感からか、つい声が大きくなってしまうのです。
狙うはフォーシーズンズスイートルーム
今宵「非日常」を味わう気満々で乗り込んだミド編。
エントランスではいささか気を飲まれたものの、ここからはバッチリ決めていきたいところ。
狙いを定めて、いざ向かわん!
と、暫しウェイティングバーにて時を過ごすことに。
そこにはまたもやラブホと思えない光景が…。



ラブホとはお酒を飲んでから行くところではないのか…。
この瞬間「VIP」「お忍び」の意味がなんとなく分かった気がするミド編。
せっかくなので…

コ、コホン…
ではそろそろ参りましょうか…。
ドアオープン!そこに拡がる「最強」の光景
え?これラブホ??




あ、驚きの光景はここではないんです。
ミド編が思わず「トレンディドラマかよ!」とひとりツッコんでしまったのはコチラ。

ここまでは「まるで高級ホテルみたい!」だったのが一転。
リゾートホテルかのような錯覚を受けることに。
すっかりテンションはあがってしまいます。
このエロVIP感はヤバい!!



これはホントにヤバい。
なんだココは…。



さすがにテンションがあがってしまうミド編。
他人の目が気にならないっていうのもまた、テンションアップに拍車をかけるようです。
ひとしきりジャグジーやテラスを満喫したら部屋に戻ってルームサービスに目を通します。
「ラブホのルームサービス?」なんて思ったら間違いです。
24時間、オーダーを受けてから調理する本格料理の数々はちょっと信じられない原価設定。
気付けば夜も更け始めたので、さっそくルームサービスに挑戦してみました。


そうそう、すでに若かりし頃のラブホのイメージは吹き飛んでしまっているミド編。
その驚きを伝えたいと思ってるのですが、ちゃんと伝わっているでしょうか?(笑
正直な印象としては東京都心から車で30分、国立にあるリゾートホテルです。
秘密が完全に守られた「大人の愉しみ」はもちろんですが、それ以外の充実ぶり。
90年代のトレンディドラマに出てきた部屋ってこんな感じだったかな?なんて思ったり。
ディナーが届くまでの束の間、カラオケを楽しむミド編。

ディナーが到着!え、そこまで徹底するの!?
お酒も入って声にも力が入るミド編。
と、先程オーダーしたディナーが到着したようです。
「はい、お願いします~」
「………」
あれ?なんて思ってドアのほうに行ってみると…。

「ぉおっ」
そう、そこはラブホっぷりが徹底されているんです。
あくまでもプライベートが完全に守られているんです。
ってことで早速……





モエシャンにキャビアとバブリーなメニュー選択。
ジャグジーにカラオケ、ディナーに映画。
ミド編の隣には今宵をともに愉しむラ・マン。
ちょっと寒い夜だけど、、、

「君の瞳に…乾杯」
20年前ですら「さむっ」…。
10年前で失笑、現代の若者にはもはや意味すら分からないであろうキザなセリフとともに、極上な大人の夜が更けていきます。
ここから先はもう、言葉は要りません……。


極上の一夜が明け…
陽光が少し気怠い週末の朝。
いまだ余韻の残るその空間を見渡しながら、ミド編は心の中でつぶやきます。
「ふっ、いいところ見つけちまったぜ…。」
と、ここで最後のサプライズ。
なんとも豪華なモーニングサービス!
淹れ立てのコーヒーにクロワッサン、極上の夜から朝へとスイッチが切り替わる時間です。

さあ、少し遅めのチェックアウト。
入庫のときもそうでしたが、出庫も機械式駐車場は無人のままで対応してくれます。

思えばこれだけのリゾート空間にも関わらず、初めから終わりまで誰ともすれ違うことがなかったな…いったいどんな人がお忍びで来ているんだろ?
そんな野暮な感情を抱きつつ、WATER HOTEL S国立のゲートを出るミド編。
「大人の聖域」に暫しの別れを告げ、週末朝の高速道路を目指す。
下り線の大渋滞を尻目に上り線で帰途に着く、その胸中はいかに。
「いや~、出張大変だったな~」
「昨夜の飲み、結局朝までコースになっちゃって~」
………。
WATER HOTEL S国立
〒186-0011 東京都国立市谷保6-10-8
お問い合わせ電話番号:042-501-5255
【お車の場合】
中央自動車道 国立府中ICおりてすぐ
中央自動車道 八王子ICより高速利用で10分
立川駅より5㎞
国分寺駅より4.6㎞
新宿より中央自動車道利用で20分
多摩センター駅より6.5㎞
調布駅より9.8㎞
町田駅より16km
【電車の場合】
南武線 谷保駅より徒歩15分
京王線 分倍河原駅または中河原駅よりタクシーで約8分
ウォーターホテルS国立 - ホテルトップ - 東京都 国立市 (関東)の ラブホテル・ラブホ - WATER HOTEL S 国立