大中とは?

原宿店
「大中」はダイエーグループが1972年に大阪・京橋で1号店をオープンさせたのち、
十数店舗を展開したアジアン・中華雑貨専門店の事です。
お香を常に焚いていたのか独特の臭いがするお店、それが「大中」です。
丁度、中学生くらいにはコスパに優しく、中学生のデートコースにも入っていたのではないでしょうか。
場所的には関東では渋谷・原宿の他、横浜中華街にもあったと思います。

越谷レイクタウン店
大中原宿店(@DaichuHarajyuku)さん | Twitter
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初めは・・・

カンフー シューズ
中学時代に初めて行ったのを覚えています。
何を買いに行ったかというと、当時のヤンチャ中学生の間で流行ったカンフーシューズです。
誰からの情報だったのか、カンフーシューズは喧嘩の時などフットワークが軽く、最悪逃げる時も動きやすいと、当時の中学生の間(私の周りだけだったのか?)で流行りました。
友人何人かと買いに行き、気づくと、学校指定のクツでもないのに、何人も履いていたりと。
ヌンチャク

ヌンチャク
当時、ブルスリーの影響で中学生の間でヌンチャクが流行りました。
当然欲しくなり、中華系雑貨なら何で揃う『大中』に買いに行ったのを覚えています。

トラックスーツ
友人は映画『死亡遊戯』のブルスリーのアノ黄色いトラックスーツまで買っていました。
チャイナ服

昭和の時代に何故だかヤンチャ女子の間でもチャイナ服が流行り、当時付き合っていた彼女が、誕生日にチャイナドレスを欲しと言い出しました。
探したところ、専門店では中学生のお小遣いでは高すぎで、大中で見つけて買ったのを覚えています。
値段も安く何千円で買えました。

※画像は深めに加工したスリットのイメージです。
プレゼントする時に、ただあげても面白くないので、パンツが横から見えるくらいにスリットを深く加工してあげたのを覚えています。
当然、着たところを見たいので『着てみて!』と着てもらい。彼女がこんなにスリットって深いんだ?と驚いていたのを覚えています。
(中学生の頃の私は、今以上にしょうもない人間)
バブルの頃

北極熊の敷物
バブルの頃、よく友人と互いの誕生日になるとプレゼント交換をしていました。
友人が、前々からリビングに敷く北極熊の敷物が欲しいと(バブルらしい)言っていたのでプレゼントしようと値段を調べると・・・
当時でウン百万もする代物でした。
さすがに無理と思っている時に『大中』で見つけたのが、パンダの敷物でした。
値段も1万円くらいなので当然、剝製とは程遠く、ほぼほぼ縫いぐるみみたいな感じの物です。
ウケ狙いと、半分嫌がらせで、パンダの敷物を贈りました。

当然、友人はそこそこデカイので邪魔だし、剝製には見えず縫いぐるみテーストがダサくて嘆いていました。
ジュリ扇!

ジュリ扇
やはりバブル時期にはジュリアナ東京に行く前に彼女のお供で「大中」によってジュリ扇を買ってからジュリアナの目指していました。
無くなっとる!!
そんな面白中華雑貨の『大中』懐かしくなり調べてみたら、今年の3月25日で無くなってるやないかい!!
知らなかった・・・・
Twitterでは惜しむ声も
皆さんも青春の一部的な存在だったのですね。
創業46年の歴史に幕・・・
最後に・・・

大中 DAICHU OFFICIAL BLOGより
いかがだったでしょうか?
また1つ思い出のお店が無くなってしまいました・・・淋しな~。
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