近親相姦をテーマにした「ピンクのカーテン」。ジョージ秋山の問題作を数々のセクシー女優が実に可愛く演じてます。

近親相姦をテーマにした「ピンクのカーテン」。ジョージ秋山の問題作を数々のセクシー女優が実に可愛く演じてます。

美保純をはじめ、安原麗子、小林ひとみ、蒼井そら が主役の奥村野理子を演じ、何度もドラマ化された「ピンクのカーテン」。テーマは重いのですが、実に色っぽく見ごたえ十分に演じています。勿論、原作の漫画も秀逸っ!


ピンクのカーテン2

美保純の人気はうなぎ上りとなり、一般映画にテレビにと露出が増えていきます。日活にとって「ピンクのカーテン」はドル箱ですが、美保純にとってもターニングポイントとなる重要な作品ですね。皮肉なことに「ピンクのカーテン」シリーズのヒットによって美保純は日活を離れていくことになるのですけれども。
シリーズは1983年3月25日に公開された「ピンクのカーテン3」で最後となります。

ピンクのカーテン3

ピンクのカーテン(オリジナルビデオ)

安原麗子、覚えていますか?少女隊のレイコといったほうが分かるのかもしれませんね。

メンバー:ミホ、レイコ、トモ

少女隊

その少女隊のレイコこと安原麗子を主役とした「ピンクのカーテン」がオリジナルビデオ「新・ピンクのカーテン」として1991年12月13日発売されました。実に10年ぶりです。

新・ピンクのカーテン

自分、トモのファンでした。などというのはナシです。安原麗子、美しいではないですか?!1992年7月24日には「新・ピンクのカーテン2」も発売されています。10年経っても近親相姦というのは魅力のある、またニーズもあるテーマと言うことなのですね。

ピンクのカーテン(アダルトビデオ)

いやぁ、10年どころではありませんね、「新・ピンクのカーテン2」から実に17年。今度はアダルトビデオとして「ピンクのカーテン」は作られたのでした。
監督は溜池ゴロー。そうです。美熟女という言葉を打ち出してブームを巻き起こしたあの監督です。主役は熟女ではなく蒼井そらです。

蒼井そら

アダルトビデオなだけに、溜池ゴローなだけに、蒼井そらなだけに期待せずにはいられない。また、その期待を裏切らない作品に仕上がっています。

アダルトビデオといえば、このアダルト版「ピンクのカーテン」の前に、実はアニメ化されているんですね。異色作です。何が異色作かと言えば主役の声をアダルトビデオの女王、小林ひとみがやっているんです。しかも、主題歌まで歌ってます。

なにも小林ひとみが声優をやらなくてもいいのではないかと思ってしまいますね。生でやってほしかった。残念というのか、勿体ないというのか。そう言えば、このテーマ曲の作詞は作家の伊集院静です。

今のところこれ以降は制作されていないようですが、いつの日にかきっとまた「ピンクのカーテン」は制作されるに違いありません。永遠の禁断のテーマですからね。近親相姦というのは。

関連する投稿


【追悼】59歳で亡くなった日活ロマンポルノ主演女優『長坂しほり』!!

【追悼】59歳で亡くなった日活ロマンポルノ主演女優『長坂しほり』!!

2016年8月21日に日活ロマンポルノの主演女優の長坂しほりさんがお亡くなりになりました。今回8月の命日が近いため追悼の意味も含めてまとめてみました。


通称「エロポスト」と呼ばれた💦『有害図書回収白ポスト』何て覚えてる?!

通称「エロポスト」と呼ばれた💦『有害図書回収白ポスト』何て覚えてる?!

主に駅などに設置された有害図書(エロ本)等の投入を呼び掛ける白い箱の事で、当時の中学生の間ではエロポストと呼ばれていました。そんな白ポストを紹介したいと思います。


【追悼】主にピンク映画や日活ロマンポルノで活躍し僅か52歳の若さで亡くなった『麻生うさぎ』!!

【追悼】主にピンク映画や日活ロマンポルノで活躍し僅か52歳の若さで亡くなった『麻生うさぎ』!!

1982年より、にっかつ映画「ピンクのカーテン」に出演し主にピンク映画や日活ロマンポルノで活躍した女優の麻生うさぎさんが、2012年12月28日に僅か52歳の若さで亡くなわれています。12月は命日の為、麻生さんをまとめてみました。


にっかつロマンポルノで活躍した美保純の1stアルバム『プライベート・シアター+3』が再発!インスタでの近影も話題に!!

にっかつロマンポルノで活躍した美保純の1stアルバム『プライベート・シアター+3』が再発!インスタでの近影も話題に!!

ビクターエンタテインメントより、女優・美保純の1stアルバム「プライベート・シアター」を再発した『プライベート・シアター+3』が現在好評発売中となっています。価格は2420円(税込)。


戦後の日本映画黄金時代とは!

戦後の日本映画黄金時代とは!

日活、松竹、東宝、大映、東映の映画会社が牽引していた日本映画黄金時代を調べてみました。


最新の投稿


懐かしのブリキ缶が大集合!「昭和の缶に、恋してる」レトロ缶企画展開催

懐かしのブリキ缶が大集合!「昭和の缶に、恋してる」レトロ缶企画展開催

東洋製罐グループが運営する容器文化ミュージアムは、企画展「昭和の缶に、恋してる レトロブリキ缶コレクション」を2025年12月15日から2026年2月20日まで開催します。昭和100年を記念し、お菓子や贈答品などに使われた貴重なブリキ缶を展示。缶の構造やデザイン、当時のエピソードも交え、昭和の生活文化とブリキ缶の魅力を再発見できる展示内容です。


「パックマン」「ゼビウス」などナムコット名作がブランケットに!ファミコン外箱を再現した「クラシックゲームブランケット」登場

「パックマン」「ゼビウス」などナムコット名作がブランケットに!ファミコン外箱を再現した「クラシックゲームブランケット」登場

株式会社KADOKAWA Game Linkageは、ナムコットブランドのファミコンソフト『パックマン』、『ゼビウス』、『ドルアーガの塔』の外箱をモチーフにした「クラシックゲームブランケット」3タイトルを2026年2月16日に発売します。両面印刷で外箱の表裏デザインを忠実に再現し、A5サイズ16ページの冊子も同梱。現在、予約受付中です。


病院も映画館も煙モクモク!?自由すぎる昭和の常識を徹底図解

病院も映画館も煙モクモク!?自由すぎる昭和の常識を徹底図解

日本文芸社は、「昭和100年」の節目に、書籍『眠れなくなるほど面白い 図解 昭和の話』を11月27日に発売しました。庶民文化研究家・町田忍氏監修のもと、「病院でもタバコOK」「消費税なし」「過激すぎるTV」など、令和の感覚ではありえない“自由すぎた昭和の本当の姿”を、図解と豊富な資料写真で紹介。世代を超えたコミュニケーションツールとしても楽しめる一冊です。


ビー・バップ・ハイスクール高校与太郎祭!仲村トオルも清水に降臨

ビー・バップ・ハイスクール高校与太郎祭!仲村トオルも清水に降臨

映画『ビー・バップ・ハイスクール』公開40周年記念イベント「清水 ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎祭」が、聖地・清水駅前銀座商店街で12/13・14に開催決定!初日は仲村トオルさん登壇のセレモニーを実施。学ラン・セーラー服でのコスプレOKエリアや、名シーンの聖地巡礼ツアー、映画全6作の上映会など、アツすぎる内容で、あの頃の青春がブッ返る!


プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

新日本プロレスの“100年に一人の逸材”棚橋弘至氏による著書『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』が2025年12月18日にKADOKAWAより発売されます。引退が迫る棚橋氏が、26年の現役生活で培った視点から、プロレスの魅力、技の奥義、名勝負の裏側を徹底解説。ビギナーの素朴な疑問にも明快に答え、プロレス観戦をさらに面白くする「令和の観戦バイブル」です。