平成最後の今年の世相を表す〝漢字一字〟大募集
2018年《今年の漢字》応募受付そろそろ開始!
日本漢字能力検定協会がお送りする年末風物詩的イベント《今年の漢字》。
その募集が2018年11月1日にスタート。応募は12月5日までで、全国及び一部海外より募集します。

歴代「今年の漢字」一覧

昨年は153594票の応募の中から7104票を集めた「北」が1位に
最多応募数の漢字が平成最後の《今年の漢字》に決定
《今年の漢字》の始まりは1995年から。
その年の世相を表す漢字を考えることで漢字の持つ奥深い意義を再認識していただこう――というコンセプトで始まり、今年で24回目を迎えます。
期間中に日本全国及び一部海外から応募された漢字一字とその理由を集計し〝漢字の日〟である12月12日前後に発表。
発表の際には京都清水寺の森清範貫主に揮毫していただくのが恒例となっているようです。
発表後、1年間の出来事を清めるとともに明るい新年となるように願いを込めて奉納をします。
応募方法はハガキ、特設応募サイト、《今年の漢字 応募箱》などで受付。
またスマートフォンから簡単に応募することもできます(会員登録不要)。
またツイッター公式アカウントも開設。《今年の漢字》についての情報を順次発信していく予定です。
皆様が考える、今年の世相を表す漢字一字。奮ってご応募ください。
2018年「今年の漢字」(@Kotoshinokanji)さん
2018年《今年の漢字》実施概要
■募集内容
2018年の世相を表す漢字一字
※2018年を振り返り、起こった出来事や世相からイメージする漢字一字と、その理由を明記してください。
■応募方法
2018年の世相を表す漢字一字とその理由、その他必要事項を明記のうえ下記のいずれかの方法でご応募ください。
※受け付けは11月1日からです。
※1回の応募につき、漢字は一字とします。
※同一人物の複数応募可。但し、同一の漢字は1票のみ有効とします。
・個人での応募
①インターネット(「今年の漢字」特設応募サイト)でのご応募
URL:https://www.kanken.or.jp/kanji2018/
2018「今年の漢字」応募フォームから応募。
※応募受付期間は11月1日9:00頃から12月5日23:59までです。
※スマートフォン・タブレットからも簡単に応募できます。
②はがきでのご応募
【必要事項】2018 年の世相を表す漢字一字とその理由
郵便番号、住所、氏名、年齢、性別、電話番号
【応募先】〒605-8799 東山郵便局 私書箱第11号 2018年「今年の漢字」係
③「今年の漢字」応募箱でのご応募
「今年の漢字」応募箱の設置にご協力いただいている書店・図書館など、全国1,300箇所以上(2017年実績)で、所定の応募用紙にてご応募ください。
※応募箱設置期間は12月3日までです。
※設置場所は、「今年の漢字」特設応募サイト内でご確認ください。(11月中旬に掲載予定)
※海外の応募箱設置場所(2017年実績)中国:中国日本商会、台湾:台湾日本人会
・団体での応募
①(学校・塾など)団体用応募用紙をダウンロードし、団体応募要項に従って応募。
②(企業・施設など)企業や施設に応募箱を設置し、とりまとめて団体応募。
【応募箱の設置について】
2018年「今年の漢字」の応募箱設置にご協力いただける企業・施設には、「今年の漢字」応募箱セットを無料でお送りします。ご希望される場合は「今年の漢字」特設応募サイト上にある「応募箱 請求フォーム」に必要事項をご記入のうえ、お申し込みください。

※応募箱セット受付期間:2018年10月3日~11月16日
※応募箱セットの数は限りがございますので、ご希望の方はお早めにお申し込みください。
■応募受付期間 2018年11月1日~12月5日必着
■一般の方からのお問い合わせ先
公益財団法人 日本漢字能力検定協会
0120-509-315 (月~金 9:00~17:00 祝日・お盆・年末年始を除く)
https://www.kanken.or.jp/
■プレゼント
<個人応募>
・漢検オリジナル図書カード 10,000円分 5 名様
・漢検オリジナル図書カード 5,000円分 10 名様
・漢検オリジナル図書カード 500円分 25 名様
・漢検オリジナルグッズ 60 名様
※当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
<団体応募>
・漢検オリジナルグッズ 6,000 名様
(プレゼントは当選団体の応募人数分をお送りします)
※当選団体の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
「今年の漢字」結果発表
■発表日 2018年12月12日
■発表場所 京都・清水寺
※詳細は後日お知らせいたします。

2018年の主な出来事
過去の《今年の漢字》と選定理由
1995年《震》

阪神大震災全記録
「阪神大震災」全記録―M7.2直撃 | 神戸新聞社 |本 | 通販 | Amazon
阪神淡路大震災の発生、社会を震わせた地下鉄サリン事件が大きく取り上げられた1年。
2位には「乱」、3位には「災」がランクイン。
2000年《金》

二千円紙幣が発行された年でもある
二千円紙幣 - Wikipedia
金大中と金正日の南北首脳会談、〝きんさんぎんさん〟として親しまれていた成田きんさんの逝去などがありましたが、やはり印象深かったのは高橋尚子さん、田村亮子さんらによるシドニーオリンピックでの金メダルではないでしょうか。
2005年《愛》

モリゾーとキッコロ
2005年日本国際博覧会 - Wikipedia
卓球の福原愛選手、ゴルフの宮里愛選手、バレーボールの大友愛選手をはじめとした「あいちゃん」が活躍した年。愛子さま(愛子内親王)への注目もあったようです。
子が親を、ないし親が子をという愛の無い事件が目立っていた一方で、芸能界やスポーツ界で結婚報告が続出。純愛ブームなるものがあったとも。
とはいえ一番わかりやすいのはやはり《愛・地球博》の開催だったのではないでしょうか。
2010年《暑》

はやぶさのコンセプトアート
はやぶさ (探査機) - Wikipedia
今年も暑かった感が強いですが2010年も暑かった。
熱中症というものが大々的にとりあげられたのもこのあたりからだったような気がします。
同じく《暑い》の印象としてあげられたのがチリの落盤事故(コピアポ鉱山落盤事故)。これは死者が出なかったのが不幸中の幸い。
また宇宙探査機「はやぶさ」のことも理由としては挙げられているようですが、あれは10000℃とかいうレベルなので《暑》というよりかは熱……
2015年《安》
安倍政権、安保法案の採否、国の平安、人質事件やパリで多発したテロに揺るがされる世界の安全、異常気象による世界各地の災害、マンションのデータ問題に起因する住環境の不安、自動車メーカーの不正――
全体的に不安が大きかった年の一方で、お笑い芸人の「安心してください」のフレーズが流行したりもしていた。