カイジくんが本当に乗りたいのは……
路面(こっち)……これの鐘をチンして……チンチンと鳴らしてさ……
京都の市街を走(や)りたい……! だろ……?
京都市が〝チンチン電車〟再生のための寄付を募集
明治改元150周年を記念して「明治150年・奇跡のプロジェクト」を展開している京都市。
その一画として、京都市建設局みどり政策推進室が《チンチン電車を再生するための寄付》の募集を行っている。
募集期間は2018年8月1日から9月30日まで。

京都市:梅小路公園のチンチン電車再生に向けて,皆様からの寄付による御協力をお願いします!
【皆でチンチン電車を再生しよう!!】応援プロジェクトの詳細-helture
プロジェクトに込められた「明治産業遺産を子や孫に受け継ぎたい」という思い

幕末の動乱と首都の変更――明治は〈京都にとって都市衰退の危機に直面した試練の時代〉でもあった。
そのなかで〈日本初の一般営業の電車〉であり〈日本初の路面電車〉でもある《京都市電》の開業は都市の将来を担うプロジェクトでもあったのだろう。
京都を走るチンチン電車は〈京都のシンボル的存在〉とも言われている。
チンチン電車は1978年に一度廃止されているが、1995年に復活。それから今日に至るまで、通算にして100年以上の歴史を持つ京都市電は現在も走り続けている――のだが、車両の老朽化が激しく、このままでは明治産業遺産を失うことにもなりかねない、という現実的な問題も。
今回の寄付募集にはそんな事情があるようだ。
集められた寄付は車両の点検と修理、車輪の交換などに使用される予定。〈往年の姿への再生〉が目標とされている。
「えっ 今日は電車運転していいのか!!」
ファン必見! リターンには《修繕工場見学》に《電車の運転体験》も
今回の寄付募集にはリターンも用意されている。京都市が〈この機会でしか手に入れられない魅力的なリターン〉と太鼓判を押すラインナップをご紹介しよう。
寄付額10万円以上
・チンチン電車の運転体験(先着10名様)
または
・補修の際の工場見学(先着50名様)
寄付額5万円以上10万円未満
・【限定!】オリジナルクリアファイル 2枚1組
および
・チンチン電車のレールを使った「市電レール文鎮」1個

文鎮
こちらのアイテム、文鎮として使う他に〝吊り下げて叩く〟という利用方法もあるらしい。良い音が鳴るそうだが。
寄付額1万円以上5万円未満
・【限定!】オリジナルクリアファイル 2枚1組

オリジナルクリアファイル
こちらは京都市交通局の《地下鉄・市営バス応援キャラクター》の太秦萌(うずまさ もえ)さんとのコラボレーション。
彼女は近頃リニューアルされて「よりかわいくなった」と注目されているとのこと。
《ワンストップ特例制度》の活用が可能
所得税などの控除を申請できる《ワンストップ特例制度》。ふるさと納税などで見かけるシステムだが、今回の企画でも同じようにこの制度が利用できる。
お申込み・お問合せ先
10万円未満の寄付(オリジナルクリアファイル、市電レール文鎮)
お申込み先:建設局みどり政策推進室
TEL:075-741-8600
FAX:075-212-8704
※寄付金額、郵便番号、住所、氏名、連絡先をご記載ください
HP:http://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000240629.html
※あるいは「京都市建設局みどり政策推進室」で検索
10万円以上の寄付(運転体験、修繕工場見学)
お申込み先:京都いつでもコール
TEL:075-661-3755
FAX:075-661-5855
※ご希望の特典、郵便番号、住所、氏名、連絡先をご記載ください
HP:http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000012821.html
※あるいは「京都いつでもコール」で検索