皆さんは”スパーク三人娘”って、憶えていますか??

皆さんは”スパーク三人娘”って、憶えていますか??

以前、私が書いた歌手の雪村いづみは1950年代に活躍した一人で、同時期に活躍が著しかった美空ひばり・江利チエミと共に、”元祖三人娘”と呼ばれていた。私も彼女を調べる過程で、この”三人娘”なるものを再認識したのだが、世の中にはこの”三人娘”があるは!、あるは!、大体一組あたり一編の記事を書いたとしても、十篇は書けそうな勢いで存在する(反響はないかもしれませんが・・・??)


”スパーク三人娘”とは??

スパーク3人娘(スパークさんにんむすめ)とは、当時渡辺プロダクションに所属していた中尾ミエ・伊東ゆかり・園まりの3人の総称で、1960年代中頃に名付けられた。「ナベプロ三人娘」や単に「三人娘」と呼ばれることもある。

今でも三人は仲が良く、このように三人で共同運営するフェースブックのアカウントも持っている。

三人娘(伊東ゆかり・中尾ミエ・園まり)

そもそも”三人娘”とは??

本来のグループ歌手(例えばキャンディーズやAKB48など)のように当初からグループ活動を意図して結成されたものではなく、後から所属芸能事務所・レコード会社・マスコミなどにより付けられた「三人をグループ的に扱うためのキャッチコピー」としての意味合いが強かった。

従って、結成時期(命名時期)は比較的はっきりしているが、「解散」、「卒業」などといった概念はグループ歌手と異なって無く、ユニットの解消は自然消滅のように起こる。芸能活動の性質としては、グループ歌手と比べて独立性が強いものから、ソロ活動よりユニットとしての活動が多かったものまで幅広い。また、同世代の同じジャンルの歌手で構成されているので、メンバー同士がお互いにライバルでもあり、世間から何かと比較もされやすい。ユニットが自然消滅した後でもしばしば比較される場合もある。中には、機会があるごとに再集結するユニットも存在する。

”元祖三人娘”の戦略的勝利で「三人娘」を勢いづかす!!

”元祖三人娘(美空ひばり・江利チエミ・雪村いづみ)”が人々の間に浸透し始めていた1953年~54年頃には”初代三人娘(黒柳徹子・横山道代(現・横山通乃)・里見京子)”や”NHK三人娘(馬渕晴子・冨士眞奈美・小林千登勢)が同時発生的に生まれていたが、世の中で広く呼ばれていたものではなかったようだ。さしずめ、NHKや放送界の中だけで通じることばだったのではなかろうか?!。

『ヤン坊ニン坊トン坊』(やんぼうにんぼうとんぼう)は、1950年代中期にNHKラジオ第1で放送されていたラジオドラマである。また、このラジオドラマで声優として主演し、一躍人気を集め、日本のタレントで初めて「三人娘」と呼ばれたユニットが”初代三人娘(黒柳徹子・横山道代(現・横山通乃)・里見京子)”である。登場当初は単に「三人娘」と呼ばれたが後発組が「~三人娘」と言う名称を使用することが多くなったため、後年に識別上「初代三人娘」と言われることが多くなった。

ヤンボウ ニンボウ トンボウ―びっくり!おまじないが月をけす 単行本

輪唱 | NHK名作選(動画他)

テレビ放送初期のころ、NHK専属の女優であった馬渕晴子・冨士眞奈美・小林千登勢の3人がドラマ『輪唱』をきっかけに人気を獲得し、”NHK三人娘”と呼ばれた。

当時、歌手として人気がうなぎ登りだった美空ひばり・江利チエミ・雪村いづみの三人が主演したこの映画で、世の中に”三人娘”という言葉を定着させることになったのだ。
暫くの間、”三人娘”と言えば、美空ひばり・江利チエミ・雪村いづみのことを指したほどであった。
しかし、以降の後発組が「~三人娘」と言う名称を使用することが多くなったため、後年に識別上「元祖三人娘」と言われることが多くなった。

映画『ジャンケン娘』のポスター

そろそろ”スパーク三人娘に進みますか!?

”スパーク三人娘”はそれぞれの魅力があった!!

姉御肌で歌はピカ一だった”中尾ミエ”!!

中尾 ミエ(なかお ミエ、1946年6月6日 - )は、歌手、タレント。本名 中尾 美禰子(なかお みねこ)。
6人兄弟。実家は北九州市小倉北区書店を経営していたが、父親が事業に失敗し、1958年に一家で上京。福岡学芸大学附属小倉小学校を経て、精華学園中学校時代に渡辺プロダクションにスカウトされる。当時はアメリカン・スタンダード・ポップスのナンバーを歌っていた。

ゴールデン☆ベスト 中尾ミエ

1961年に渡辺プロと契約。当時人気だったザ・ピーナッツの後継として期待され、クレージーキャッツ主演の『シャボン玉ホリデー』などに出演し、一時代を築く。確かな歌唱力で、人気を博し、アメリカンポップス系を得意とする。16歳にしてリリースした『可愛いベイビー』が大ヒット。一躍スターの座に。三人娘の中では姉御気質であり、伊東や園が毎回2人のケンカの仲裁に入っていたという。

女性らしい、愛おしさを含んだ声質で人気を博した和製ポップス歌手の”伊東ゆかり”

伊東 ゆかり(いとう ゆかり、1947年4月6日 - )は、日本の女性歌手・女優。 本名:伊東 信子(いとう のぶこ)。

東京都品川区出身。関東学園女子高等学校(現・関東国際高等学校)卒業。1960年代から1970年代に掛けて一世を風靡した和製ポップス歌手の一人。幼少期から進駐軍キャンプで唄い始め、11歳のとき(1958年6月)「かたみの十字架/クワイ河マーチ(映画『戦場にかける橋』テーマソング」)でキングレコードより本格デビュー。その後、一時芸能活動を休止するが、渡辺プロダクションに移籍し活動を再開。

伊東ゆかり ベストセレクション2017

1967年にリリースした「小指の想い出」は爆発的なヒットとなり、その後も長く歌い継がれている。その後も「恋のしずく」「朝のくちづけ」「知らなかったの」と立て続けにヒット曲を飛ばした。

ムード歌謡を得意とし歌唱力と風貌で一世を風靡した”園まり”

園 まり(その まり、1944年4月12日 - )は、日本の歌手、女優、モデル。本名は、薗部毬子(そのべ まりこ)。

神奈川県横浜市出身。1954年10歳でコーラスグループ“杉の子子ども会”を経て、キング児童合唱団へ入団。1956年、本名の薗部毬子名義で、キングレコードから「つゆの玉ころり」で童謡歌手としてデビュー。同時に岸恵子、有馬稲子と共にミシンの広告モデルとしても活動。

ゴールデン☆ベスト 園まり[スペシャル・プライス] Limited Edition

元々はクラシックの歌手を目指していたが、1960年11月NET『あなたをスターに』で優勝。1961年4月渡辺プロダクションに入社。1962年5月「鍛冶屋のルンバ」でレコードデビュー。1964年「何も云わないで」が、歌謡曲の初ヒットとなる。

何も云わないで 園 まり - YouTube

実は、当初は”園まり”ではなく”沢りり子”だった!!

代わった理由は??

当時、沢りり子だけは渡辺プロダクションではなかったことと中尾ミエとキャラがかぶると言った所があったのでは・・・??。デビュー当時は二人とも似た感じで「可愛いベイビー」も競作してたしね!!。

関連する投稿


スパーク3人娘って誰だか覚えてますか?

スパーク3人娘って誰だか覚えてますか?

歌唱力抜群の三人、中尾ミエ・伊東ゆかり・園まりの3人。渡辺プロダクションが生んだスパーク3人娘を調べてみました。


音楽配信サイト"AWA"でミドルエッジがお届けする第五弾!「追悼 平尾昌晃の軌跡」をご紹介!!

音楽配信サイト"AWA"でミドルエッジがお届けする第五弾!「追悼 平尾昌晃の軌跡」をご紹介!!

音楽配信サイト"AWA"で公式プレイリスターとして情報提供しているミドルエッジがお届けする「'70'80'90 Best」シリーズ!今回の第五弾は惜しくも先日亡くなられた歌謡界のヒットメーカー「追悼 平尾昌晃の軌跡」です!そこで今回もプレイリストに収録した31曲の一部をライナーノーツ的に紹介します。歌謡曲からアニメ主題歌まで!幅広いジャンルで活躍した平尾昌晃の世界をミドルエッジでご堪能ください。


ギバちゃんのテキ屋、永ちゃんの主題歌♪ドラマ「ホットドッグ」第1話を振り返る。

ギバちゃんのテキ屋、永ちゃんの主題歌♪ドラマ「ホットドッグ」第1話を振り返る。

柳葉敏郎主演、ドラマ「ホットドッグ」は下町の人情味溢れるテキ屋でアツイ男・信が兄貴分の4人の子供たちを預かるところから始まります。子供たちと暮らしていくうちに育つ愛情や血のつながりを超えた絆を描いた涙あり笑いありのストーリーで、別タイトルで続編ができるほど人気がありました。そんな「ホットドッグ」の第一話を懐かしく振り返ります。


10週勝ち抜き!本気の実力勝負!B&B、とんねるず、ウンナンもここから輩出された”お笑いスター誕生”

10週勝ち抜き!本気の実力勝負!B&B、とんねるず、ウンナンもここから輩出された”お笑いスター誕生”

テレビの前で、新しいスターとの出会いをワクワクして待ちわびていた人!?そうです。私です。みなさんも新しい笑いと毎週出会えるこのスター誕生には夢中になりませんでしたか?今では大物と言われる芸能人もこのお笑いスター誕生が出身だったりします。懐かしいネタのご紹介から、裏話なども加えてお笑いスター誕生に迫ってみました。


最新の投稿


司馬遼太郎没後30年。不朽の名作『坂の上の雲』がついにオーディオブック化、森川智之が魂を吹き込む

司馬遼太郎没後30年。不朽の名作『坂の上の雲』がついにオーディオブック化、森川智之が魂を吹き込む

司馬遼太郎没後30年を記念し、代表作『坂の上の雲』がAmazonオーディブルでオーディオブック化決定。2026年5月1日より第1巻の配信が開始されます。ナレーターには人気声優の森川智之氏を起用。明治という激動の時代を駆け抜けた若者たちの青春群像劇が、圧倒的な表現力で耳から楽しむ新たな読書体験として蘇ります。


あの熱狂をもう一度!千葉で「昭和歌謡ショー」開催。20名超の演者が贈る100分間のノンストップ公演

あの熱狂をもう一度!千葉で「昭和歌謡ショー」開催。20名超の演者が贈る100分間のノンストップ公演

NPO法人ひこうき雲が、2026年5月23日に千葉市で「昭和歌謡ショー」を開催します。従来の合唱スタイルとは一線を画し、大音響と光の演出、20名以上の演者による怒涛のダンスとパフォーマンスで昭和の大型音楽番組を完全再現。名曲40曲をノンストップで繋ぐ、中高年世代が心から熱狂できる唯一無二のエンタメ空間です。


昭和100年、未知への挑戦を辿る。国立公文書館で南極・深海・宇宙の特別展イベントが開催

昭和100年、未知への挑戦を辿る。国立公文書館で南極・深海・宇宙の特別展イベントが開催

国立公文書館で「昭和100年記念特別展」が開催中。昭和の日本人が挑んだ南極・深海・宇宙という3つのフロンティアをテーマに、JAXA名誉教授や南極観測隊長ら豪華講師陣によるスペシャルトークセッションや展示解説会が実施されます。歴史的公文書と共に、未知なる領域へ挑んだ先人たちの情熱と軌跡を深掘りする貴重な機会です。


昭和100年記念!邦画5社が垣根を越え集結、新文芸坐で「いま観たい」名作10本を厳選上映

昭和100年記念!邦画5社が垣根を越え集結、新文芸坐で「いま観たい」名作10本を厳選上映

昭和100周年を記念し、東宝・松竹・KADOKAWA・東映・日活の邦画5社がタッグを組んだ特集上映が池袋・新文芸坐で開催。山田洋次監督のトークショーや最新の4Kリマスター技術を語るイベントも実施されます。銀幕のスターが蘇る名作10選とともに、日本映画の黄金期をスクリーンで体感できる貴重な機会です。


『サザエさん』生誕80周年!名作『いじわるばあさん』と共に待望の電子書籍化、昭和の記憶を次世代へ

『サザエさん』生誕80周年!名作『いじわるばあさん』と共に待望の電子書籍化、昭和の記憶を次世代へ

1946年の連載開始から80年。昭和を代表する漫画家・長谷川町子の名作『サザエさん』全68巻と『いじわるばあさん』全6巻が、ついに初の電子書籍化。戦後日本の生活や家族の姿を鮮やかに描いた不朽の名作が、スマホやタブレットでいつでも楽しめるようになります。時代を超えて愛される原作の魅力に迫ります。