あの!お笑い番組「オレたちひょうきん族」にも出演していました
日吉ミミ、山本リンダ、安倍律子の三人組のアイドルユニット「ゴックン娘」。タケちゃんマンが「ゴックン!」というギャグを使うと登場する神出鬼没の姉妹の一人として登場していました。主に「黄色いサクランボ」の替え歌を歌っていました。
デビュー40周年記念の新曲完成後にすい臓がん発見
2009年に、デビュー40周年を記念して、新曲「言(こと)の葉の夢」が完成し、プロモーションに力を入れていた矢先に、体調を崩し、すい臓がんが発見されたそうです。8時間におよぶ大手術。2006年に最愛の母を亡くし、2008年には妹さんに食道がんが発覚。すでに末期で手のほどこしようがなく、そのまま帰らぬ人に。その翌年のことでした。家族の不幸が続いただけでも悲しみにどん底なのに、大手術に耐え、その年の12月にはステージに復帰を果たすという、なんとも強い精神の持ち主だと思いました。
デビュー45周年を目の前に帰らぬ人に
復帰後には、シングル「いのちのしずく」を発表。病と闘いながらも、精力的にテレビやラジオで活動を続けていたそうです。そして、翌年に控えたデビュー45周年に向けて、夫で所属事務所社長の黒岩慶三さんやレコード会社関係者の方と直前まで活発に意見を交わしていたそうです。さぞかし無念だった思います。東日本大震災の年、2011年8月10日永眠。64歳でした。
最後の仕事は今年5月のNHKラジオ第1「歌の散歩道」への出演。東日本大震災で非常に心を痛めており、「苦難を乗り越えてほしい」とのメッセージを込めて「いのちのしずく」を流した。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/08/12/kiji/K20110812001394820.htmlデビュー45周年を前に…日吉ミミさん死去― スポニチ Sponichi Annex 芸能
シングル48枚、ずっと歌い続けていたのですね。。
最後にもう一度、年齢を重ねた日吉ミミの「世迷い言」を!
歌詞のなかの
"上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ"
(日吉ミミの「世迷い言」より引用)
この歌詞は、素晴らしい!
亡くなってから7年もたってしまいましたが、病と闘いながらも、亡くなる直前まで、前向きに強く生きた「日吉ミミ」に勇気をいただきました。ありがとうと共に、ご冥福をお祈りします。
