昭和の男の子たちがマネしまくったヒゲダンス!

「8時だョ!全員集合 」
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土曜日の8時には「全員集合」を見る!
というのは、昭和の子供たちの定番だった頃がありますね!
あまりにも人気だったのと、少々、過激なコントやギャグもあったせいで、学校によっては「視聴禁止」にする小学校もあったほどです。
ドリフターズの「8時だョ!全員集合」が元祖のコントなどは多数ですが、その中でもミドルエッジ世代も忘れられないと言えば、これでしょう!
ヒゲダンス

ヒゲダンス
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この独特のダンスは、当時の子供たちに大人気でしたね!
クラスのお楽しみ会などで、必ずヒゲダンスのマネをする男の子がいたものです。
さて、ダンスも印象的でしたが、バックに流れている音楽、これまた印象的でした。
ヒゲのテーマ

ヒゲのテーマ
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この曲もよく口真似してましたが、この曲がおもしろいのは、ベースライン(低音)が主旋律だというところですね!
歌のないインストルメンタルなのに、当時の歌番組「ザ・ベストテン」の20位以内に入っていたことも印象に残っています。
「ベストテン(10位以内)に入ったら、ヒゲダンスもやる?!」
と、わくわくしながら期待していましたが、残念ながらトップ10内には届かなかったようです。
それでも、人気の高さはうかがえました!
「ヒゲのテーマ」の元となった曲がある?!

テディ・ペンダーグラス
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低音をよく聴いてみると、まさしく「ヒゲのテーマ」です!
それにしても、ベースラインを主に‥‥と思われたことだけでも、アイデアですね!
しかも、かっこよくアレンジされています。
ヒゲダンスの元となった方も?!
ドリフの早口ことばも!
「8時だョ!全員集合」から流行ったドリフターズのコントなどは、数えきれないほどありますが、この「ドリフの早口ことば」もありますね!
音楽に合わせて早口言葉を言わねばならないコーナーでした。
つい懐かしの豪華なゲストに目がいってしまいがちですが、音楽の方を聞いてみてください。
この曲も、有名ですが、元の曲がありますよ!
元曲は、ウィルソン・ピケット

ウィルソン・ピケット
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おわかりになられましたか?
ウシルソン・ピケットの「ドント・ノック・マイ・ラヴ」のこれもバックの演奏が、「ドリフの早口ことば」の元曲ですね!
ドリフターズ‥‥ソウルやR&Bが多くて、渋い選曲です!
そんなドリフに、こんな時代もあったのです。
それは、次に!
ドリフも元はミュージシャン

加藤茶さん
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お宝レア映像ですね!
ビートルズが来日した時、なんとドリフターズが前座で、コントではなくバンド、ミュージシャンとして出演していたのですね!
コントやギャグに慣れてしまっているので、こんなに真剣な表情、初々しいドリフ‥‥別人みたいに見えますね!
中本工事さんも歌がうまいです。
あの「チョットだけよ、あんたも好きね」にも元曲が!
新井注さん時代に、加藤茶さんがコント中、突如、ストリッパーになり(?)、
「チョットだけよ、あんたも好きね」
と色っぽく(??)迫るギャグというのも、流行りましたね!
個人的ですが、うちの父親がこの「チョットだけよ」が好きで、
「やっぱりカトちゃんはおもしろいのぉ」
などとにやけ顔で見ているのを、冷めた目線で見ていた子供時代の思い出などもありますね‥‥。
元曲は、タブー(ペレス・プラード楽団 )

ペレス・プラード楽団「タブー」
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東村山音頭!
まったく関東の土地に馴染みのなかった幼い私でも、志村けんさんの「東村山音頭」で、東村山市という土地があることを知ったほどにインパクトのあったこの歌は、オリジナル、正調、志村ヴァージョンの三種類あることも、驚きでした。
オリジナルは、三橋美智也・下谷二三子・春日八郎・大津美子、キングレコード所属の面々。
正調は、歌手の平田満(俳優の方とはまた別の方です)。
そして、志村けんさんのヴァージョン。
では、動画のあるヴァージョンを見て(聴いて)みましょう。
東村山市の知名度は確実に上がりました!
志村さんは感謝状をいただけたのですね! それもわかる気がします。何せ「社会現象」ですから‥‥!
この当時のドリフは、いくつもの流行語を生みだしていますね!
ドリフの「8時だョ!全員集合」と言えば
こうやってドリフの活動を少しだけ振り返ってみると、ドリフはコメディアンでもあり、ミュージシャンでもあり、かつてのクレイジー・キャッツのように、とても器用で貴重な人々だったのだな‥‥と改めて思いました。
当時の流行りだったドリフのコントを見て(聞いて)いると、その頃の自分も同時に思い出され、懐かしさが二倍になりますね!
では、最後にドリフターズの「8時だョ!全員集合」のオープニング、エンディングをはじめ、様々な音頭、曲をメドレーで聴きながら、この記事のしめとさせていただきます。
読んでくださってありがとうございます。
【訃報】志村けんさん逝く
2020年、全世界で猛威を奮っている新型コロナウィルス。日本を代表する芸人の志村けんさん(70)が罹患し、亡くなりました。
志村けんさんは3月17日にひどい倦怠感を訴え、その後重度の肺炎と診断。20日には都内の病院に緊急搬送されていました。23日には新型コロナウイルス検査で陽性と判明。
芸能界の超大物の罹患に、ファンだけでなく、多くの芸能人からも驚きと応援の声が上がっていましたが、残念ながら29日に亡くなっていたことが分かりました。
若手時代から志村さんとの共演が多かったハリセンボンの近藤春菜さんは、自身の出演する情報番組「スッキリ」にて、訃報が入り、涙ながらに志村さんへの感謝とその温かな人柄を涙ながらに語りました。
心よりご冥福をお祈りします。