ベスト・アルバムというには異色。ベスト・アルバムというにはあまりにも地味。しかしファンであればマストアイテムです。
1992年発売のシングル「ロマンスカー」が収録されていますが、この曲は村下孝蔵が生前最も気に入っていたそうで、出棺の際にもかけられています。
夢の記録
税込み4,718円は高い。しかし、これもファンにとってはマスト・アイテムなのでしょうね。2000年11月1日に出された村下孝蔵のデモ音源をも収録したCD-BOX「夢の記録 」。
夢の記録
「ロマンスカー」を1曲目に持ってくるなんて、なんてあざとい。しかも「同窓会」をシングル・バージョン、「初恋 」をアルバム・ヴァージョンで収めるとは!あこぎなことを。
しかし、そのボリュームからかファンには非常に評価が高いベスト・アルバムです。
純情可憐
6枚目のベスト・アルバム「純情可憐」は2001年6月24日の発売です。1年後にまたベスト?!前作のベスト・アルバム「夢の記録」が大作だっただけに何故こんなに短いインターバルで発売されるのか訝しがられる方もおられるかと思います。
何故か?その答えは、2回忌記念アルバムだからです!
純情可憐
2回忌記念アルバム。なぜ2回忌を記念する必要があったのでしょうか?なんだか亡くなったことを喜んでいるようで気持ちは複雑です。
しかし、その複雑な気持ちは置いといて、このアルバムもファンであれば押さえておく必要があります。8曲目の「すみれ白書」から12曲目の「初恋」まで代表曲がライブ・バージョンで収録されているからです。
因みに最後のアルバム・タイトル曲「純情可憐」はインストです。
七夕夜想曲
ベーヤン?ジャケットを見てそう思われた方は多いのではないでしょうか? チンペイはどこ?そう思われた方も当然いらっしゃるでしょう。
2005年6月22日に発売された7枚目のベスト・アルバム「七夕夜想曲」です。前作のベスト・アルバムが2回忌記念アルバムであったことに対して不吉な予感を抱かれたかもしれませんが、その予感、当たりました。7回忌特別企画ベスト盤の登場です。
七夕夜想曲~村下孝蔵最高選曲集 其の壱
今回の目玉は「ロマンスカー」から始まるディスク:2に収められた6曲目「雪が降る日に」から9曲目の「22才の別れ」までがライブ・バージョンとなっています。
「氷の世界」に「22才の別れ」。。。ファンならやはり聴きたいですよね。買ってしまいますかね。
この国に生まれてよかった
ため息をついてもいいでしょう。2011年6月22日にでた8枚目のベスト・アルバム「この国に生まれてよかった」は、13回忌企画です!
この国に生まれてよかった
しかし、ため息ばかりもついてはいられません。目玉はまたしてもライブ音源なのですが、収められた1999年6月13日の「Hillside Avenue in 島根町マリンゲート・フェスティバル」での模様、実はこれは生前最後のステージなんです。
貴重ですね。14曲目の「踊り子」から17曲目の「同窓会」までがそれにあたります。
哀しい恋の歌
「この国に生まれてよかった」から1年。早くも出たベスト・アルバム。もしかして14回忌企画ですか?と思わず身構えてしまう9枚目のベスト・アルバム「哀しい恋の歌 村下孝蔵セレクションアルバム」です。
哀しい恋の歌