英国国教会の中で披露された「スタンド・バイ・ミー」に鳥肌!!
英国国教会と言えば、1530年代まではカトリック教会の一部であったが、当時の英国王であるヘンリー8世のわがままな離婚問題で、カトリック教会とすったもんだの挙句、国王自らが英国国教会をカトリックから決別させた歴史があり、伝統と厳格な教理を現在まで守っており、他の者には近寄りがたい雰囲気がある。
例として現在でも、エリザベス女王は、イギリスと英連邦の君主であるだけではなく、宗教においても“英国国教会の最高権威者【信仰の擁護者(ラテン語で Fidei defensor、英語ではDefender of the Faith)】”なのである。
そのような伝統と厳格な教理を重んじる英国国教会の中で、現代流とも言うべき”ゴスペル『スタンド・バイ・ミー』(アメリカ産)が流れたことに、私は衝撃を受けたというより”鳥肌”が立った。
ちなみに妃になったメーガン・マークルは去る2018年3月、ロンドンのセント・ジェームズ宮殿で行われたプライベートな式典で、ジャスティン・ウェルビー大司教によって正式に英国国教会の洗礼を受けているそうだ。(家庭内で宗教戦争を起こしたくないもんね!!)
日本人は宗教に対してものすごく寛容だが、他の国に行くと宗教が生活の一部になっている所がざらにある。この感覚は外国に多少なりとも住んでみないと解らないことかもしれない。例えば、同じキリスト教でも”処変れば品変る”の如く違ってきて、双方受け入れがたい状況もしばしばなのに、ましてやキリスト教とイスラム教だったりなんかすると、当然の如く、いがみあいや紛争が起こっている。
まさに今回の結婚式については”鳥肌”が立ってもおかしくない状況なのだ!!
ところで、オリジナルの「スタンド・バイ・ミー」は誰の歌だったのか??
ベン・E・キングって誰??

ベン・E・キング(Benjamin Earl King、本名:Benjamin Earl Nelson)