華やかなりしマシンガン打線の中で、不動の存在ながらも、最も地味な存在…それが進藤達哉という選手でした。当時、カルビープロ野球チップスを買うと、なぜか彼のカードばかりが当たってしまい、ガッカリしたのをよく覚えています。
しかし、1997年~1999年までゴールデングラブ賞を3年連続で受賞した三塁守備は絶品。おまけに打撃面では、14本塁打を放つパンチ力も兼ね備えていて、成績の割にはかなり貢献していました。
8番(捕)谷繁元信(28歳)‐打率.254 14本塁打 55打点 ベストナイン ゴールデングラブ
谷繁 元信
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結果的にマシンガン打線メンバーの中で、もっとも長く現役を続けたのが、2015年に中日ドラゴンズで引退したこの谷繁でした。1998年の日本一が決定した瞬間、大魔神・佐々木と抱き合ったシーンは、このシーズンのハイライトと言えるでしょう。
そんな横浜を代表する捕手だった彼が、2001年に中日へ移籍した時から、このチームは15年近く続く暗黒期に突入するのでした…。
(こじへい)