1979年のヒット曲ベスト10!
1979年のヒット曲は、1~10位まで全て違うアーティストがランクインしており、大変楽しめる年だと思います!
誰もが知ってる曲が何曲もランクインしているので、是非最後まで読んでみてくださいね(^^)/
それではご一緒に、1979年のヒット曲を聴きなおしてみましょう~!
※ 動画はリンク切れの場合がございます
《TOP10》 カメレオン・アーミー / ピンク・レディー

カメレオン・アーミー
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ピンクレディーの10枚目のシングルとなったこの曲。以前はこのタイトルに合わせ、テレビ番組で歌の最中に衣装の色が画像処理で変化する演出があったそうです。
また、この曲はピンクレディーの曲の中でも、最も振付が激しい曲であった為、稀に本人達も間違った踊りをしてしまったことがあるとか。再結成の時には一時期封印していたみたいですが、また踊れる様になり、今でも歌われている曲になってます。
昭和のスーパースター!ピンクレディー! - Middle Edge(ミドルエッジ)
《TOP9》 みちづれ / 牧村三枝子

みちづれ
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この曲はもともと渡哲也さんが歌った曲であり、牧村三枝子さんはカバーになります。
発売当初は売れ行きが良くなかったそうで、その際、渡哲也さんはこの「みちづれ」を歌うのを止めたそうです。
その後、牧村三枝子さんの「みちづれ」は徐々に売り上げが伸び始め、オリコンチャート集計によるレコード売り上げは100万枚近くを記録する大ヒットとなりました。
この100万枚のレコードがプレスされるのを見て、牧村三枝子さんは涙したそうです。
牧村三枝子の『みちづれ』は、大物歌手Wから譲ってもらった曲だった!?そこには知られざる男気あるエピソードが! - Middle Edge(ミドルエッジ)
《TOP8》 チャンピオン / アリス

チャンピオン
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アリスの最大のヒット曲であり、唯一のオリコン1位を獲得した曲になります。
歌詞の内容は、ベテランのチャンピオンが若い挑戦者に敗れゆく姿を表現していますが、これにはモデルとなるボクサーがいました。それが当時のプロボクサーのカシアス内藤さんという方です。尚、カラオケUGAには本物のプロボクシング世界王者である内山高志さんが出演しています。
この曲を歌うと、ほんとに身体の芯から熱くなりますよねぇ(^^)/
アリス最大のヒット曲『チャンピオン』モデルとなったボクサーと「ライラライ…」の意味 - Middle Edge(ミドルエッジ)
《TOP7》 YOUNG MAN / 西城秀樹

YOUNG MAN
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当時アメリカのディスコ音楽としてヒットしていたヴィレッジ・ピープルの「Y.M.C.A.」を、振付などをスポーティーなものに大胆に変更しカバーしました。
余談ですが、この曲の原曲であるヴィレッジ・ピープルの「Y.M.C.A.」にはゲイのイメージがあり、当時のスタッフからは大反対があったとのことです。当時はセクシャルマイノリティーが今より立場的に辛い時代でしょうから、このエピソードの背景は理解できますね。
尚、西城秀樹さんの「Y.M.C.A」は「Young Man Can do Anything」の略とされてます。
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《TOP6》 ガンダーラ / ゴダイゴ

ガンダーラ
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上のジャケットでは、ミッキー吉野が猪八戒、タケカワユキヒデが沙悟浄、浅野孝已が三蔵法師、トミー・スナイダーが孫悟空、スティーブ・フォックスは妖怪に扮して撮影されていますね(^^)/
この曲はゴダイゴの代表作であり、160万枚(オリコンでは85万枚)の大ヒットを記録しました。それまで英語の歌詞で作曲していたゴダイゴですが、この曲が売れなければ解散を決意していたそうです。そして、この曲は日本語で書いて欲しいと言われた為、一度英語の歌詞で作曲し、それを日本語にしたエピソードが残っています。
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《TOP5》 北国の春 / 千昌夫

北国の春
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この曲は都会で暮らす男性が実家から届いた小包を受け取り、早春期の故郷や家族、かつての恋心などを想う内容の歌詞になっており、千昌夫さんはテレビに出演する際には演出として古びた外套に帽子、丸縁眼鏡に使い込んだカバンという姿で歌っていました。
尚、タイトルにある北国とは具体的には何処を指すのかという質問に対して、作詞したいではくさんは自身の故郷(長野県南牧村)がある信州の情景を描いたと語っているのに対して、作曲した遠藤実さんは自身の故郷(少年時代を過ごした疎開先)の新潟県をイメージして作曲したと言っているそうです。
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《TOP4》 関白宣言 / さだまさし

関白宣言
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この曲は当時さだまさしさんが通っていた京都・先斗町のスナック「鳩」のママに「最近の男は駄目になった。だから若い娘も駄目になった。男はん、しっかりしとくれやっしゃ。お師匠はん、そういう歌を作っとくれやっしゃ」と言われたことがきっかけで作られました。
この曲を聴くとどうしてもさだまさしさんが亭主関白の思想をお持ちの様に思えますが、そうではないみたいですね(笑)
ちなみに、「関白宣言」を聴いた鳩のママは「お師匠はん、まだ甘おすな」と言っていたそうです(^^)/
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《TOP3》 おもいで酒 / 小林幸子

おもいで酒
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小林幸子さんは1964年に「ウソツキ鴎」でデビューしたものの、デビュー曲でのヒット以来、15年もの間ヒット曲に恵まれませんでした。
しかし、ようやくこの「おもいで酒」で再ヒットを飛ばし、第21回日本レコード大賞・最優秀歌唱賞・金賞、第10回日本歌謡大賞・放送音楽賞を受賞。そして念願であった、1979年大晦日の『第30回NHK紅白歌合戦』へ初出場を果たしました。
諦めずに腐らずに歌手生活を続けた甲斐がありましたよね。ほんとに聴きやすくて最初から最後まで気持ちよく聴ける曲だと思います。
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《TOP2》 魅せられて / ジュディ・オング

魅せられて
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「魅せられて」は、副題に「エーゲ海のテーマ」と付いているだけに、エーゲ海を連想させる優雅な曲に仕上がっています。中国語タイトル:愛的迷戀、英語タイトル:Love Is Calling Meであり、ジュディ・オングさんの代表作ですね。
尚、歌うときに、両手を手を広げると裾から手首まで袖が扇状に広がる白のドレスを着用していましたが、これは広げた白いドレスにエーゲ海の映像を映すためだったそうです。
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《TOP1》 夢追い酒 / 渥美二郎

夢追い酒
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「夢追い酒」は渥美二郎さんの5枚目のシングルでした。
1978年の発売当初は鳴かず飛ばずであったのですが、全国を回っての地道なプロモーション活動が実り、発売してから10か月後には日本有線大賞敢闘賞と全日本有線放送大賞努力賞を受賞するに至りました。そして1979年に爆発的ヒットとなり、この年のTOP1となります。
地道なプロモーションには沢山の苦労もあったと思います。しかし、その努力はほんとに素晴らしいですよね(^^)/ 実って良かった!
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1979年のヒット曲を振り返ってみて
1979年のヒット曲を聴きなおしてみて、いかがだったでしょうか?
同じアーティストが被らなかったので、賑やかで楽しい年だったと思います。
また、「チャンピオン」「ヤングマン」「ガンダーラ」などは馴染みのある曲だったのではないでしょうか?
気になったのはTOP1の「夢追い酒」とTOP5の「北国の春」が、同じ作曲家の遠藤実さんだったことです。確かにゆったりとした曲調は似ているものがありましたね!
さて、次回は1989年のヒット曲を聴きなおしてみたいと思います。
乞うご期待です(^^)/
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