FF7のキャラも登場した格ゲー『エアガイツ』
『エアガイツ』は 、1998年にナムコからアーケード版、スクウェアからプレイステーション版が発売された3D対戦格闘ゲームです。ステージを360度自由に駆け回り、高低差や障害物のあるなかで戦うという風変わりな格ゲーでした。開発に『バーチャファイター』や『鉄拳』などのシリーズを手掛けているスタッフが関わっていること、そしてあの『FF7』のキャラクターが多数ゲスト参戦したことなどが当時話題になりました。この記事ではゲーム内容の紹介、作品の評価、同年に発売された他のゲームソフトなどに触れていきたいと思います。

『エアガイツ』パッケージ
Amazon | エアガイツ | ゲームソフト
シンプルなデザインのパッケージですね。
Amazonでは現在9,990円(※価格変動あり)で取引されています。
立派なプレミアがついてますね。アーケード版はもう滅多に見られなくなってしまったので思い切って買ってしまうのも…アリ?
『エアガイツ』の内容

『エアガイツ』パッケージ裏
Amazon | エアガイツ | ゲームソフト
意欲作と言えば聞こえはいいですが…実際のところ、防御系の動作が強力すぎて防御合戦の後出し勝ちになりがちだったり、今までの格ゲーと操作感が違いすぎて操作が複雑すぎ、とっつきにくかったり、といった様々な問題からヒット作と言えるほどは売れませんでした。大人気RPG『ファイナルファンタジーVII』から、多数のゲストキャラクターが登場している異色の作品でもありました。
プレイ動画
『ファイナルファンタジーVII』からの参戦キャラクター
クラウド・ストライフ 声 - 堀内賢雄(アーケード版) / 佐々木望(PS版)
ティファ・ロックハート 声 - 浅田葉子(アーケード版) / 皆口裕子(PS版)
セフィロス(家庭用のみ) 声 - 三木眞一郎
ユフィ・キサラギ(家庭用隠しキャラ) 声 - かかずゆみ
ヴィンセント・ヴァレンタイン(家庭用隠しキャラ) 声 - 中田和宏
ザックス(家庭用隠しキャラ) 声 - 佐々木望
『エアガイツ』の評価
Amazonより、個人的な評価・感想など 引用
1998年に発売された他のゲームタイトル
・ドリームキャスト『ソニックアドベンチャー』(1998年12月、セガ)
・ニンテンドー64『ゼルダの伝説 時のオカリナ』(1998年11月、任天堂)
・ゲームボーイ『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』(1998年9月、エニックス)

『ソニックアドベンチャー』

『ゼルダの伝説 時のオカリナ』
Amazon | ゼルダの伝説 時のオカリナ | ゲームソフト

『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』
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因みにいま挙げたソフト3本は、いずれも1998年のファミ通クロスレビュープラチナ殿堂入りを獲得した名作です。この年はプラチナ殿堂入りを果たしたゲームが、なんと13本もあったんですよ!?
昔は良かった……。
筆者の感想
『バーチャファイター』や『鉄拳』のようなプレイスタイルで戦っていましたが、慣れれば物凄く楽しめます。また、家庭用追加モード「クエストモード」に関しては、非常に完成度の高いRPG風なシステムになっており格ゲーより本編はこっち!という人も…。
決して流行ったわけではありませんでしたが、「分かっている人」と対戦を重ねれば、本作の"味"というものが駆け引きの中で見えてくるはずです!まさに、隠れた名作でしたねぇ。