著作権がね…
「著作権」「COPYRIGHT」のイラスト文字 | かわいいフリー素材集 いらすとや
当時はまだ業界全体に著作権の概念や法規意識が浸透していなかった時期とはいえ、当時から著作権管理に厳しかった「小学館」の、それも随一の知名度を誇る『ドラえもん』という作品を無許可で使うというのは、大胆というかなんというか…やはり大問題でした。
著作権うんぬんを脇に置いて純粋な単体のゲームとして見たとしても、「ドラえもんのゲーム」としても「アクションゲーム」としても中身がスッカスカな子供だましの内容でしかありません。
結果としてクラール電子は小学館に訴えられ、本作のアーケード基板はそのほとんどが回収処分されることとなってしまいました。
今では稼動している機体を拝む事はほぼ不可能な幻のクソゲーです。
余談
一方で同じあのOP曲を使っていた前述の『クレイジー・クライマー』は裁判沙汰にはなりませんでした。ただし移植版では当然の如く音楽が変更されています。
因みに、本作でのマイナスイメージを払拭しようとしたのか、後に発売された『クラッシュローラー』以降、クラール電子は社名のアルファベット表記を変更しています。
幻のプレイ動画
しかし、「ドラちゃんに接触すればドットを全て取らなくてもクリアできる」という事を見つけるとソッコーでステージクリアできるという上達っぷりに。
本稿で記載しております情報は、ゲームカタログ@wikiから引用させていただきました。
出典元はコチラです。
ドラちゃん - ゲームカタログ@Wiki ~クソゲーから名作まで~ - アットウィキ