嘉門タツオ(嘉門達夫)とは?

「ハンバーガーショップ」シリーズ

ハンバーガーショップが舞台
ハンバーガー屋のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
(元祖)ハンバーガーショップ
マニュアル通りにしか動けないバイト学生に闘いを挑みにやってきた

前半はマニュアル人間店員VS店員に突っ込みまくる客
前半は、マニュアル通りの対応しかできない店員と、それに対してイラつく関西弁のおじさん客(恐らく嘉門達夫自身)とのやり取りを歌っています。
メニューを一品しか注文していなくても「ご注文くりかえしま~す」と言ったり、お釣りを一緒に数えさせるなんていうこと、今時はほとんどなくなりましたね。
確かに、店員から大げさな対応を取られると少しイラッとしてしまうこともありますが、いちいち難癖つけてきて、面倒くさいお客さんです…。
後半は怖い店員VS気弱な客
そして後半は、前半で客だった怖いおじさんが「もしも俺がハンバーガーショップの店員だったらこんな応対してやるぞ」と言っています。
そう、立場が逆転するのです。
客に横暴な態度を取る店員(恐らく前半で客だったおじさん=嘉門達夫)と、気弱で流されやすいタイプの客とのやり取りを歌っています。
客に無理矢理セットを注文させ、更にテリヤキバーガーを追加させ、店内で食べるかテイクアウトにするのか訊いておいて、テイクアウトより楽なためここで食え!と強要。
更に釣りはいらんな?と勝手に決めつけ、ここで食べるよう強要。
客が食べ終わると、明日も絶対来い、来なかったら住所調べてこっちから訪ねていくからな、顔は覚えてるぞー!と脅迫…。
最悪な店員です。
血液型別ハンバーガーショップ
店員を血液型別に4種類のタイプに分類するという無茶苦茶な内容

A型の店員は…
A型の店員は、やたら細かく神経質なため、何かする前にいちいち報告したり、お札の向きが全部一緒でないと気が済まなかったりします。
真面目で細かいため一つ一つの作業に時間ががかり、客をイラつかせるタイプです。
O型の店員は…
O型の店員は、人を支配したがるタイプなため、客にあなたはチーズバーガーよりもテリヤキバーガーの方がお似合い、飲み物はコーラで決まりね、と勝手に決めてしまいます。
他の店員に指示したり、私が全て責任取りましょう!などと言って一旦作ったものを捨てさせたり、非常にリーダーシップに富んで(?)います。
AB型の店員は…
AB型の店員は、二重人格でクールなタイプです。
客が注文したメニューでその客を分析したり、二重人格なため喜怒哀楽が激しく、客にこのメニューにして欲しいと頼んで断られると大泣きし、客が追加注文してやると言ったら大喜びするという忙しい性格です。
B型の店員は…
B型の店員は、ちゃらんぽらんでいい加減です。(ちなみに筆者はB型です)
エビバーガーの中にテリヤキビーフを入れてその上にシェイクをかけたむちゃくちゃバーガーという、独自で考案したハンバーガーを勧めてきたり、かと思えば突然もうハンバーガー屋の店員飽きちゃった~と言って辞めてしまいます。(B型の作者はそんなこと絶対しませんよ!)
自由奔放を超えています。
でもま、実際にこんな店員がいたら即クビ、絶対にいるはずがありませんから、安心してハンバーガー食べに行きましょう☆

ハンバーガーショップ国会編もあります

また、「ハンバーガーショップ国会編」という曲も出ていますが、公式の歌詞が載っているサイトや動画は見つかりませんでした。残念!
内容は、国会議員の店員とごく普通の客とのやり取りです。
客が注文すると、いちいち「異議はございませんか?」と訊いてきたり、ポテトを注文すると、「ポテトの場合、輸入関税の問題で部分開放となりますが?」と言われたりします。
また、お釣りが間違えば、証人喚問を始めてしまいます。
最後、客が怒って帰ると言うと、「これにて解散!」と言い、店員みんなでバンザイし始める始末です。

もしかしたら、シリーズ中で一番面倒くさいタイプが、国会篇のハンバーガーショップかも知れませんね。
何しろ、店員全員が国会議事員ですから…。
余談ですが…筆者は20年ほど前の高校時代、友人と放送室ジャックをし、授業中にハンバーガーショップを流したことがあります(笑)

カセットテープの頭の数十分、何も音が入っていないようにしておき、昼休みに放送室に忍び込んでカセットテープをセットして流しておいたのです。
何食わぬ顔で授業を受けていると、授業開始からしばらくして曲が流れてきて、大爆笑が起こりました。
先生たちが急いで放送室に行って、曲を止めていましたね~。
真面目な子が多い女子高だったので、こういうイタズラをするような子は殆どいなかったのです。
もう20年も経っているので時効ということで…。
聴いたことのない方は、まず聴いてみて下さい!
歌詞を読むだけでも十分楽しめますが、この曲は聴いてみて初めて面白さがわかります。
嘉門達夫の歌い方、台詞使い、吐息、トータルで面白い曲です。
中には、コンビニなどの店内で流れていたのをたまたま耳にし、笑いが止まらなくなって大変だったと言う人までいるようです。
筆者も、既に内容を知っていても聴いているとつい笑ってしまうほどこの曲にハマっていました。
これぞ、コミックソングの神髄ともいうべき曲です!