80,90年代に活躍した各局名物アナウンサー(TBS編)
ドリフを始め、バラエティ・ドラマを中心にイケイケ状態だった80,90年代のTBS。他局に比べるとバラエティ要素は低く、スポーツ中継やニュース番組などで本来のアナウンサーとしての仕事で目立っていたのがTBSアナウンサーです。ここでは、80,90年代に活躍したTBS名物アナウンサーをプレイバックしてみましょう。

小島一慶アナウンサー

TBSアナウンサー期間:1968年~1989年
主な出演番組:一慶・美雄の夜はともだち(ラジオ)、ぴったし カン・カン(テレビ)
美声で、主にラジオの歌番組のMCとして活躍。ラジオ好きにはお馴染みの存在となりました。その後、テレビでもバラエティに進出。当時では珍しかったバラエティ対応力のあるアナウンサーの1人です。晩年は不倫騒動で、表舞台から去ることになりました。
松下賢次アナウンサー

TBSアナウンサー期間:1975年~2013年
主な出演番組:スポーツ中継
「世界の松下」の愛称で、野球・ラグビー・サッカー・テニス・陸上競技・水泳など幅広いスポーツ中継の実況で活躍したスポーツアナ。また、1990年のTBS開局記念特番「日本人初!宇宙へ」では、スタジオMCを務めるなどTBSを代表するアナウンサーとして出演しました。
三雲孝江アナウンサー

TBSアナウンサー期間:1977年~1990年
主な出演番組:3時にあいましょう、JNNニュース22プライムタイム、レコード大賞など
当時、各局が激しい視聴率戦争を繰り広げていたワイドショー「3時にあいましょう」のMCでお茶の間のお馴染みアナウンサーでした。また、歌好きには、若手当時のザ・ベストテンのレポーターを始め、レコード大賞のMCとしても有名です。フリー後もTBSを中心にキャスター、コメンテーターとして活躍。
生島ヒロシアナウンサー

TBSアナウンサー期間:1976年~1989年
主な出演番組:アッコにおまかせ!、風雲たけし城など
フリー後に「ミュージックステーション」(テレビ朝日)のサブMCを担当するなど記憶が新しいですが、TBSアナウンサー時代は、アッコにおまかせや風雲たけし城の実況などバラエティを主戦場に活躍しました。バラエティ向きの派手でダイナミックな実況がお馴染みでした。
吉川美代子アナウンサー

TBSアナウンサー期間:1977年~2014年
主な出演番組:TBSニュースなど
若手の頃は「TBSの松坂慶子」と言われたほどの美貌の持ち主で、TBSニュースを始め、ニュース番組を主戦場として活躍。報道のTBSの顔として長きにわたり象徴のような存在でした。定年までTBS勤務をした数少ない女子アナのパイオニア的存在。
木場弘子アナウンサー

TBSアナウンサー期間:1987年~1992年
主な出演番組:筑紫哲也 NEWS23スポーツキャスターなど
当時23時台からのニュース番組で断トツの人気を誇っていた「筑紫哲也 NEWS23」のスポーツキャスターを担当。わずかTBS在籍期間は5年ながら端正な顔立ちでおじさんたちのアイドル的存在でした。当時、セーブ王として人気だったプロ野球選手の与田剛選手と結婚と、プロ野球選手との結婚する女子アナの先駆け的存在でもあります。
福島弓子アナウンサー

TBSアナウンサー期間:1989年~1999年
主な出演番組:JNNニュースの森 スポーツキャスター、コサキン(ラジオ)など
女子アナらしい清廉性のある顔立ちで、清楚アナとして人気でした。スポーツキャスターを中心に10年間TBSで活躍したこと以上に、やはり世界のイチローと結婚し、女子アナ界一の勝ち組になっていることが一番のインパクトでしょう。
渡辺真理アナウンサー

TBSアナウンサー期間:1990年~1998年
主な出演番組:クイズダービー、筑紫哲也 NEWS23、スーパーサッカーなど
アイドル並みのルックスで、お堅いニュース番組からスポーツ、バラエティまで幅広く活躍しました。フリー後も、「ニュースステーション」など多くの番組で活躍。
まとめ
いかがでしたでしょうか?TBSは、やはり他局に比べると、ラジオもやっていることもあってタレント化せず、しっかりとアナウンサーを全うしている人が多いですよね。
TBSは定期的にアイドルアナウンサーが出ている傾向があり、今後もどんなキュートな女子アナが登場するか楽しみです。