謎の現金が富山市内のごみから発見される!!
富山市内の廃棄物処理施設で、1000万円超の現金が相次いで発見されています。10月、11月と続けて見つかっており、持ち主は不明のままです。

高齢者の孤独死が原因?
多額の現金が破棄物処理施設などで見つかるケースは、今回の富山市に限った話ではありません。4月には群馬県沼田市の廃棄物収集運搬会社の敷地内で約4250万円が見つかるなど、全国で多額の現金が発見されるケースが相次いでいます。その原因のひとつとして考えられるのが、孤独死した高齢者の「たんす預金」に遺族が気付かず廃棄しているケースです。

今年だけでこんなに見つかってます!
多額の現金は、今年だけで全国各地で発見されています。生前から身の回りの整理をする必要性があることを再認識させられますね。
<発見例>
2月 福島県田村市 約1000万円 清掃センターで発見。
4月 群馬県沼田市 約4250万円 廃棄物収集運搬会社の敷地内で発見。
7月 三重県伊賀市 計100万円以上 廃棄物リサイクル施設で裁断された1万円札が大量に発見。
8月 石川県加賀市 約2000万円 ゴミ集積場で分別確認中に発見。
10月 京都市伏見区 約1200万円 廃棄物処理施設で袋の中から発見。

巨額の現金が発見された事件!!
今回続々と発見されているのは数百万~数千万単位の現金ですが、80年代に億単位の現金が発見された事件があるのを覚えていますでしょうか?ここでは、1980年の「一億円拾得事件」、1989年の「竹やぶ2億円事件」を振り返ってみたいと思います。

一億円拾得事件(1980年)
まずは1980年の事件から。東京・銀座の道路脇のガードレールに放置されていた風呂敷から、1億円の現金が見つかった事件です。発見者はすぐに警察に届け出て、テレビでも大々的に報道されたものの持ち主は現れず、1億円は発見者のものとなりました。
ちなみにゲットした1億円はそのまま貰えたわけではなく、一時所得扱いとなり所得税が引かれ6600万円になりました。そこから3600万円でマンションを購入し、残りは貯金したとのこと。あぶく銭で身を亡ぼす人が多い中、堅実な運用ですね!
お孫さんは芸人をやってます!
実は1億円を取得した方のお孫さんは芸人をやっています。公式Twitterもあるので、チェックしてみるのも面白いと思いますよ!
夫婦のじかん 大貫(@takada_ohnuki)さん | Twitter
竹やぶ2億円事件(1989年)
1989年、神奈川県川崎市の竹やぶに大量の現金が捨てられていた事件がありました。まずは4月11日、39歳の焼き鳥店店主が1億4500万円の入ったバッグを発見、そして4月16日に21歳のフリーターが9000万円を発見。多額の現金の立て続けの発見に、日本全国からトレジャーハンター(?)が竹やぶに押し寄せる騒ぎとなりました。

こちらは持ち主が名乗り出る!!
80年の事件とは違い、こちらの事件では札束の帯封から所有者が判明しました。所有者の会社社長は「なぜ現金を竹やぶに?脱税じゃないんですか?」とのマスコミの質問に対して「その通りです!」と素直に回答。バブル期は所得税の最高税率も高かったですからね~。ちなみに、拾った方には1割が支払われたとのこと。それでも総額2350万円!
まとめ
80年代の二つの事件は、いわゆる「表に出せない金」を処理したという類の事件と思われますが、最近ゴミの山から発見されている多額の現金はその手のお金ではないと思いますので、資産を管理することで防げる事件だと思います。お子さんやお孫さんのためにも、お金のことは生前にきちんとやっておきましょう!

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