【1960年代後半】かつてエレキサウンドが私を虜にした時代があった!!①

【1960年代後半】かつてエレキサウンドが私を虜にした時代があった!!①

1960年代後半、当時は若い女性たちを中心に私達を心から熱狂させたグループ・バンドが乱立していた時代だった。これらのグループ・バンドはエレキ・ギターを中心に編成されており、彼らの音楽はグループ・サウンドと呼ばれていて、「G・S」と略したりもしていた。あの時代も音楽は若者を熱くしていたのだ!!。


GSとは何ぞや??

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 GSとは”ガソリン・スタンド”の略じゃなぇぞ~!!

 GSの一般的な形式

一般的に「グループ・サウンズ」といえば1960年代後半、ジャズ喫茶を中心に活動したポップスグループやロックグループを指している。グループ・サウンズに共通することは、ほとんどのグループがリード・ヴォーカル+エレクトリック・ギター+エレクトリックベース+ドラムスといった編成(スリーピース+ワン)をとっていることである。例外としては、ギターがないギターレスGSやプロのエレキ・バンドを従えたコーラスGSも存在していた。

 GSが産声を上げるまでの背景

1965年1月、アメリカからベンチャーズやアストロノウツが来日してコンサートを催し、日本でも爆発的なエレキブームが起こった。テレビでも「勝ち抜きエレキ合戦」という番組が放送され始めると、全国にアマチュアのエレキ・バンドが数多く誕生し社会現象にもなった。当時、エレキバンドとして、「寺内タケシとブルージンズ」や「シャープファイブ」等が活躍し、数多くのレコードが発売されている。

 GSが流行る決定的要因はビートルズの来日公演だった!!

The Beatles - Live in Japan

海外で活躍するビートルズやイギリスのロックバンドが活躍していることは当時の音楽関係者や愛好家の間では知られていて、田辺昭知とザ・スパイダースが『フリフリ』を発売している。この曲は最初のグループ・サウンズのレコードとされているものである。
しかし1966年6月のビートルズ来日により、歌いながら演奏するバンドのカッコ良さに見せられ、当時の若者全体に染み渡るようになると、従来のエレキバンドにヴォーカルをプラスした「歌うバンド」の形態が急速に増えていった。1960年代には、100をこえるバンドが生まれたと言われている(正確には分かりません!!)。代表的なバンドには、『ヴィレッジ・シンガーズ(ヴィレッジシンガーズ)』、『オックス』、『ザ・カーナビーツ』、『ザ・ゴールデン・カップス』、『ザ・スパイダース(田辺昭知とザ・スパイダース)』、『ザ・ジャガーズ』、『ブルー・コメッツ(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)』、『ザ・タイガース』、『ザ・テンプターズ』、『ザ・ワイルドワンズ』などがある。エレキギターを持って「歌うバンド」を日本のマスコミが「グループ・サウンズ(GS)」と命名したのだ。

GSの草分け的存在は、『ザ・スパイダース(田辺昭知とザ・スパイダース)』と『ブルー・コメッツ(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)』だろう!!

1960年代前半、グループサウンズの礎を築いたグループ。1967年、「夕陽が泣いている」で大ブレイクすると、一躍スターダムに駆け上り、その後も、「なんとなくなんとなく」「あの時君は若かった」などヒットを連発した。

『ザ・スパイダース(田辺昭知とザ・スパイダース)』

『ジャッキー吉川とブルーコメッツ』の大ヒット曲である「ブルー・シャトウ」がヒットした直後から、歌詞の各単語の語尾のところに「トンカツ」「ニンニク」「コンニャク」「テンプラ(テンドン)」などといった(主として)食べ物の名前を付けた替え歌が当時の子供たちの間で大流行し、一種の社会現象となったんだよね。今でも歌えるよ!!
「森(トンカツ)、泉(ニンニク)、か(コンニャク)、まれ(テンドン)、静か(ニンニク)、まれ(テンドン)~~」ってね

『ジャッキー吉川とブルーコメッツ』

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