もうすぐ解禁~!!『ボージョレー・ヌヴォー』

もうすぐ解禁~!!『ボージョレー・ヌヴォー』

毎年11月第3木曜日に解禁されるボージョレー・ヌヴォー。バブル時期にには毎年狂った様にお祭り騒ぎが起こったものです、実際は、そんなに旨くないのに・・・まとめてみました。


そもそもボージョレー・ヌヴォーって何?

ボジョレーヌーボー

[SUNTORY公式ブログ] 2013年「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー」11月21日解禁☆/ワイン - サントリートピックス

フランスワインの1つでローヌ県北部、ソーヌ=エ=ロワール県の数箇所のコミューンで生産されている。ブルゴーニュワインの1種類とされている。
生産地域は、マコンとリヨンの間、ボジョレー地方の山のふもとであるそうです。
毎年11月第3木曜日に解禁される、特産品の新酒をボージョレー・ヌヴォー と言います。

何故、当時流行ったの?

ボジョレー ヌーヴォー パーティー”「ボジョパ」

ボジョパ

元々は、その年のブドウの出来栄えをチェックすることを主な目的としたもので、
ワイン業者が主な顧客であったが、その後、解禁日をイベントとして、新酒として大々的に売る販売戦略や販売手法が確立され、流行りだしたそうです。
要はワイン業者に踊らされちゃったって事ですね。
チョコレート会社が考えたバレンタインデーと一緒。

羽田空港に到着

[SUNTORY公式ブログ] 2013年「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー」11月21日解禁☆/ワイン - サントリートピックス

そろそろ日本に・・・

日本での始まりは・・・

日本への航空便での輸入は、1976年(昭和51年)に開始されたそうです。
今から40年以上前から始まっていたみたいですね。
火が付いたのは、やはり1980年代後半のバブル景気に大きなブームになり、
解禁日未明に新東京国際空港に行って飲む人まで現れるなどの状況でした。
解禁日当日に早く飲みたいと言う人続出。

2016年去年のTwitterです。

第2次ブーム

バブル崩壊でブームが終わって、あまり騒がれなくなってから、
1997年(平成9年)頃から、赤ワインブームに乗って再び脚光を浴び、近年はニュースでも解禁の様子が伝えられるほどで、バブル時代を上回る市場規模となったそうです。
2004年(平成16年)ものは過去最大の販売数量を記録したとか・・・

恩恵を受けた人も

髭男爵さん

イメージキャラクターに「髭男爵」を起用/住友不動産リフォーム | 最新不動産ニュースサイト「R.E.port」

毎年ボジョレーヌーボーの解禁日近くなると、お笑いの『髭男爵さん』や『川島なお美さん』などがメディアに登場していました。
当時は髭男爵さんがこの時期は毎年仕事が入るとインタビューで答えていました。

高級酒ではありません。

2009年(平成21年)のボージョレ・ヌーヴォーは消費不況や製造・輸送コスト軽減の観点から、叩き売りにディスカウントストアからペットボトル型の商品が相次いで投入され、円高とも重なり、中には750mlのレギュラーサイズで7~800円を切る激安ボージョレ・ヌーヴォーも登場しました。
以前ドン・キホーテで500円てのも見かけました。

キャッチコピーが胡散臭い!

1983年「これまでで一番強くかつ攻撃的な味」
1985年「近年にない上物」
1992年「過去2年のものよりフルーティーで、軽い」
1995年「ここ数年で一番出来が良い」
1996年「10年に1度の逸品」
1997年「まろやかで濃厚。近年まれにみるワインの出来で過去10年間でトップクラス」
1998年「例年のようにおいしく、フレッシュな口当たり」
1999年「1000年代最後の新酒ワインは近年にない出来」
2000年「今世紀最後の新酒ワインは色鮮やか、甘みがある味」
2001年「ここ10年で最もいい出来栄え」
2002年「過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄えで1995年以来の出来」
2003年「110年ぶりの当たり年」
2004年「香りが強く中々の出来栄え」
2005年「タフな03年とはまた違い、本来の軽さを備え、これぞ『ザ・ヌーボー』」
2006年「今も語り継がれる76年や05年に近い出来」
2007年「柔らかく果実味豊かで上質な味わい」
2008年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
2009年「過去最高と言われた05年に匹敵する50年に一度の出来」
2010年「2009年と同等の出来」
2011年「100年に1度の出来とされた03年を超す21世紀最高の出来栄え」
2012年「偉大な繊細さと複雑な香りを持ち合わせ、心地よく、よく熟すことができて健全」
2013年「みずみずしさが感じられる素晴らしい品質」
2014年「太陽に恵まれ、グラスに注ぐとラズベリーのような香りがあふれる、果実味豊かな味わい」
2015年「過去にグレートヴィンテージと言われた2009年を思い起こさせます」

ここ30年位のキャッチコピーを挙げてみましたが、本当にここまで凄かったら『ロマネコンティ』も抜いちゃうレベルではないでしょうか。ありえないけど・・・

個人的感想ですが

バブル時期に周りも大騒ぎしてる時も思ってましたが、ハッキリ言って旨くもなんともない、むしろクソ不味い、何でお祭り騒ぎまでするのだろう・・・と思っていたのが私の感想です。

友達に旨いか?と聴いても答えは『ノリだよ!ノリ!』だそうです。
日本人は解禁日や新製品、イベントが好きですから(笑)

そんなボジョレーヌーボー

来月11月16日(木曜日)午前0時に日本でも解禁です。
これを機会に貴方も踊らされちゃってはいかがでしょうか?

最後に・・・

おやすみなさーい!

いかがだったでしょうか?
今年の解禁日は話題になるのでしょうか・・・
また面白そうなネタがあったらまとめてみたいと思います。

80年代後半バブル時期の凄い保養所の数々!! - Middle Edge(ミドルエッジ)

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