2002年5月、試合中にタッグパートナーである高山にアックスボンバーをしかける。その後、リングにいた選手を全員アックスボンバーでなぎ倒し、「高山。あばよ。」の名言を残し、リングを去ってしまった大森隆男。そのままノーフィアーは解散となってしまった。
一説によるとPRIDEや新日本プロレスにも参戦していた高山との方向性が顕著になってきたためと言われているが、個人的には大森の海外武者修行のためだと思っている。
WJプロレス~ZERO1-MAX、そして全日本プロレス再入団
新日本プロレスを離脱した長州力によって立ち上げられた新団体「WJプロレス」に参戦することになった大森隆男。海外修行からの帰国後のいざこざによりプロレスリング・ノアを退団していた。
同じく参戦していた越中とのユニット「レイバーユニオン」を結成したが、WJプロレスは空中分解。そのユニットのまま、ZERO-ONEに乗り込むことになる。
冷静に考えてみると「レイバーユニオン」とは、「労働者連合」の意味なので、WJプロレスの内情を考えると恐ろしい。。。
ZERO-ONEでの越中・大森タッグ(レイバーユニオン)
[侍-魂]Office K2からのお知らせ
その後、ZERO-ONEに継続参戦し、ZERO1-MAXの所属選手として参加。「アックス・ボンバーズ」なるユニットを結成し、若手を育成することにも注力していた時期でもある。
新日本プロレスの中西学と「ワイルドチャイルド」を結成し、IWGPタッグ王座も獲得。タッグ屋としての本領発揮であった。
2008年8月にZERO1-MAXを退団、2009年は新日本プロレスを主戦場として活躍するが、2010年に旅館業兼レスラーとして活動することを発表した。
ワイルドチャイルド(大森&中西)
紆余曲折あったが、2012年1月の後楽園ホールにて観客ジャッジの元、全日本プロレスに入団が決定する。征矢学と結成した「GET WILD」で世界タッグ王座を獲得するなど、WILDキャラで再浮上。
現在は、全日本プロレスの取締役としても活躍中である。
GET WILD(大森&征矢)
格闘技写真ニュース : nikkansports.com
趣味は読書のインテリ派プロレスラー
2006年に発売された超”異人”伝に掲載されている「大森隆男のアックスボンバー読書録」を是非呼んで頂きたい。メガネをかけて小説について熱く語る姿は、まさに文学少年。
一番好きな作家を武者小路実篤と言い切ってしまう大森隆男。
「金閣寺」を読んで自転車で金閣寺まで行ってしまう大森隆男。
そんな読書好きな一面を知ってほしい。
読書好きが高じて、本を紹介するテレビ番組にもゲスト出演。
しかも、ディレクターに紳士と大絶賛されてしまう大森隆男。やはりジェントルマン。
【速報】大森隆男選手が チャンピオン・カーニバル制覇! : rino-diary テレビディレクター 岡田倫太郎です。
そんな大森隆男をもっと知りたい方は
やはり知的レスラーとして、ブログとtwitterは欠かせません。
オフィシャルブログの名前は、「質実剛健」。ヒールで「ノーフィアー!」と暴れていたとは思えません。
オススメの本なども登場するかもしれないので要チェック。
大森隆男オフィシャルブログ「質実剛健」Powered by Ameba
大森 隆男(@omoritakao)さん | Twitter
どことなく表情がぎこちない大森隆男
優しい表情がベースです