第三軌条方式とは。
第三軌条方式とは、電車が電力を受け取る方式の一つですが、私たちが普通イメージする「電車」のイメージは、電車の上に電線があって、パンタグラフで電気を受け取るという方式だと思いますが、それを、「線路の横にもう1つレールを作ってそのレールに電気を流し、そこから集電する」という方式です。
第三軌条方式のメリット。
地上を走る電車では、第三軌条はほとんど意味のないものですが、地下鉄となると、パンタグラフ集電方式では、パンタグラフの高さと、架線の高さの分だけ、余分に高く地面を掘削しなければいけなくなります。
しかし、第三軌条方式にすると、レールの横に架線があるので、パンタグラフ式に比べてトンネルの断面を小さくできることが利点です。
東京メトロ銀座線
【4K前面展望】東京メトロ銀座線(渋谷~浅草) - YouTube
普段気にしていらっしゃらないと思いますが、この画像を見ると、電柱や電線がないことがおわかりいただけるのではと思います。線路の右にもう一本レールがあり、そこから電気を集電しています。
それにしても、難易度の高いプラレール集電。
※ 本来、プラレールは完成されたおもちゃとして遊ぶものであり、改造などは基本的にはご法度です。この動画の作者さんは電気などに詳しい方だと思います。感電などの危険もありますので、あくまでもネタ、としてご覧ください。
前回のパンタグラフ集電でも難易度が高いと思いましたが、まさかその上をいく第三軌条集電を、本来乾電池で動くプラレールでやってしまうとは・・・。
あの「プラレール」にパンタグラフをつける猛者が登場!車両基地も! - Middle Edge(ミドルエッジ)
THE・第三軌条集電プラレールをご紹介しましょう。
改造前の普通のプラレール。
第三軌条集電式プラレールを作ってみた - YouTube
いよいよ針金が登場しました。
第三軌条集電式プラレールを作ってみた - YouTube
線路に沿って針金を張り巡らす。
第三軌条集電式プラレールを作ってみた - YouTube
線路に沿ってきれいに等間隔で針金を曲げて張り巡らせていく。結構大変な作業ですね。
レールの高さに合わせ角材を加工し等間隔に置いていく。
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架線を加工した角材にはんだ付け。
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アルミホイルをプラレールに敷いていく。
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スピードの調節はやはりコントローラー
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レイアウト完成
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