今田耕司が『KOJI1200』として1995年に発表した歌「ナウロマンティック」

今田耕司が『KOJI1200』として1995年に発表した歌「ナウロマンティック」

今田耕司がTOWA TEI(テイ・トウワ)プロデュースの音楽プロジェクト“KOJI1200”で1995年に発表した意外な名曲「ナウ・ロマンティック」。最近では藤井隆、レイザーラモンRG、椿鬼奴のユニット『Like a Record round! round! round!』がカバーしている


KOJI1200(コージ・トゥエルブ・ハンドレッド)

先輩芸人であるダウンタウン浜田雅功が小室哲哉と組んだユニット「H Jungle with t」が1995年3月に発売した「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」に触発され、テイ・トウワのプロデュースで音楽プロジェクト“KOJI1200”を結成。
読み方は「コージ・トゥエルブ・ハンドレッド」。
1995年12月6日にデビュー曲として『ナウロマンティック』を発売した。

普段は声が高い今田耕司だが、この曲ではあえて低い声で歌っている。
テイ・トウワから先にもらった曲が低かったので、それに合わせてそのまま歌ったと語っている。

歌詞「イマダはナウロマンティック~」のフレーズが頭から離れない…

作詞は今田耕司が自身で手掛け、サビの中に「いまだは」と自分の名前を含めている。

で、ナウロマンティックって何なの?

ナウロマンティックとは「ニューロマンティック」を指す。
「ニューロマンティック」は1970年代後半のロンドンで、ニュー・ウェイヴシーンから派生した音楽ジャンルのひとつ。

ルーツとしては、デヴィッド・ボウイやロキシー・ミュージック系等のグラム・ロックの流れからのダンディズムが構築されていったとされる。

巧みなビジュアル戦略により、1980年代前半のアメリカで第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンと呼ばれる一大ブームを巻き起こした。

中世ヨーロッパ的な衣装を身につけたり、派手な化粧をするファッションも特徴の一つ。

当時のインタビューで今田耕司は、デュラン・デュランなどのニューロマンティック、ニューウェーブへの造詣が深いことを示している。
その知識を買われ、お笑い芸人にもかかわらず音楽番組『TK MUSIC CLAMP』にゲスト出演、小室哲哉と対談した。

プロデューサーは、テイ・トウワ

テイ・トウワ(TOWA TEI、漢字表記;鄭東和)

今田耕司がライブで歌う「ナウロマンティック」

KinKi Kidsと共演で「ナウロマンティック」

1997年にはKOJI12000としてデュエット曲を発表

2014年、藤井隆&椿鬼奴&レイザーラモンRGが「ナウロマンティック」をカバー

お笑いタレントの藤井隆が2014年9月18日、新音楽レーベル『SLENDERIE RECORD』を設立。
同レーベルの第1弾として、過去にKOJI1200名義で先輩芸人・今田耕司が歌った「ナウ・ロマンティック」を藤井、レイザーラモンRG、椿鬼奴とのユニット・『Like a Record round! round! round!』でカバーし聴き放題音楽サービス「KKBOX」で配信開始した。

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