バウンド・ドック1号機(複座式)[BAUND・DOC TWIN SEAT TYPE]
MOBILE SUIT Illustrated 2015 機動戦士ガンダムMS大全集2015
バウンド・ドック[BAUND・DOC]2号機
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この3機、どうもすっきりしないんです。一緒に登場したことがありませんし、3号機なる黄色と紺色の機体はとうとう現れません。この3号機は永らくジェリドの機体と説明されていましたが作品中(TV版)ではジェリドは赤色と紺色のロザミア機にのって最終場面に出て来ていました。最近になって3号機は一般兵の搭乗機としてゲームなどで設定されていたこともあったようですがそうでないものもあります。1号機だけ何故複座なのか?複座と言えば練習機と相場が決まっていますが2号機や3号機がジェリドのような一般兵でも扱えるなら1番目から練習機をつくる意味が分かりません。戦況はそんな陽気じゃなかったはずです。 機体の性能はなかなかのものでしたね。百式のビームライフルを何発か食らっても何ともないしZガンダムのビームもたいしたダメージを受けていません出した。装甲は丈夫にできていたようですね。どうも1号機の複座の意味はここら辺にあるのかもしれません。登場したのはロザミアの乗るサイコガンダムMK-Ⅱの陰にお隠れてばかりで戦闘を避けているような気がするし、そもそも戦闘用というよりも視察用に設計されていたんじゃないですかね?危なくなったらMA形態でさっさとその場から離脱すると云う様な使い方ならそれはそれで意味があるのかな・・・それとも最初からロザミアの搭乗機の2号機の監視、制御のためだけの機体だったのか・・・一応戦闘もこなしてはいるが。
RXナンバーなんだけど・・・
RX-160
バイアラン[BYALANT]
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ここでも印象的なパイロットの紹介と共に機体の詳細を見ていきましょう。
このきたいの代表格は「ジェリド・メサ中尉」でしょう。ガンダムMK-Ⅱ時代から
「エマ・シーン」「カクリコン・カクーラー」と同期で特にカクリコンとは親友の間柄でした。
このMK-Ⅱ以降、「ガブスレイ」「バイアラン」「バウンド・ドック」と全て試作機、それも
可変機ばかりを乗り継いできています。ある意味、可変試作機専用テストパイロットの様なものでティターンズでもかなりの時間を試作機の評価実験に取られていたのではないでしょうか?
無論、作戦行動中は戦闘もその時々での機体でこなし高い戦力となりかなりの戦果を挙げていす。
とくにこのバライアンという機体に乗ったいきさつがかなり強引であとで軍法会議に掛けられても文句は言えない、奪取に近い搭乗していました。余程カミーユ(ニュータイプ)を自分のいろんな意味での「乗り越えねばならない壁」と思い詰めていたようでちょっと異様なまでのこうどうや発言が出てくるときがあります。士官学校でも優秀だったはずで、でなくばMK-Ⅱの試験パイロットの選ばれるはずもありません。当然、冷静な部分と忠義心をもち、勇猛果敢であったに違いありません。僕から見た彼は実直すぎたのだと思います。そんなかれがヒマラヤ基地陥落時の戦闘はこの機体のポテンシャルを十分に感じさせてくれましたが、カミーユのΖガンダムをかばったフォウのサイコガンダムを撃墜してしまう悲劇が起きてしまいます。その後ダカールを襲撃するエゥーゴとカラバを追撃、割って入ったダカール防衛隊と交戦・撃墜したうえに議事堂に流れ弾を当てるという失態を演じてしまいましたね。また宇宙に上がってからもジャミトフ・ハイマンの護衛役に抜擢されてハマーンとの会見場などに同席、また、この時期にはアーガマのリック・ディアス隊を率いるアポリー・ベイ中尉を撃墜するするなど活躍を見せた機体でした。その後バウンド・ドックに乗り換えているためこの機体は登場しないままこの戦役を迎えていますのでおそらく無傷の状態で終戦となっていると思われます。
MRX-009
サイコ・ガンダム
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どうもこの機体とこの次に紹介させて頂きます機体の2機は書くのが気が重いんです。
できれば何も書かずに引用文だけで終わらせたいぐらいなんですが・・・
どうしてもフォウ・ムラサメとロザミア・バダム2人の少女のことについて書かざるを
得ませんよね。さて何から書き始めましょうか・・・
先ずは「フォウ・ムラサメ」について生い立ちの概略を説明をしておきましょう。
Wikiによれば『地球連邦軍傘下のムラサメ研究所にて、強化人間として改造された女性。階級は少尉。年齢は不詳だが、書籍によっては16歳と設定されている。テレビ版『Ζ』第36話にて、カミーユ・ビダンが見たフォウのデータでは、宇宙世紀0071年6月29日生まれとなっている。また富野由悠季監督による小説版などにおいては20代前半、もしくは20歳前後を思わせる描き方が成されている。一年戦争で戦災孤児になり、ムラサメ研究所に引き取られた。フォウ・ムラサメという名は、「強化」のため、自身の過去の記憶や本当の名前すら失った彼女にムラサメ研究所が便宜的に与えた仮の名であり、ムラサメ研究所の4(four)番目の被験体という意味である。本当の名前は未だ明らかになっていない。薄いエメラルド色の髪が特徴。』とあります。これはこれで設定上の一つの事実でしょうからこの通りなのでしょう。だけど彼女は一人の人間であり、多感な (思春期?)年代の少女であることをつい忘れてしまう程、サイコガンダムに乗った彼女は圧倒的で強化されすぎたものの悲哀を存分に描写してくれていました。本当の彼女の姿は死にゆく 直前にしか表現されずさすが富野監督!と思わせる演出ですね。でも僕のようにのめり込んでしまうタイプの人間にとっては結構キツイんですよね。カミーユとの間に流れた感情も、愛だの恋だのもあるだろうけれども、そうではない強化人間とニュータイプとの間に流れる感情は何か本当に分かり合える可能性を示していたと解釈してしまうんです。それがこんな終わり方をするなんて・・・(哀)
MRX-010
サイコ・ガンダムMK-Ⅱ[PSYCO-GUNDAM MK-Ⅱ]
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ロザミア・バダムのことはもうバウンド・ドックの項で書いた通りです。しかしこの機体に乗っている彼女は既に精神崩壊が始まってしまっている感じでした。カミーユの行き場のない「もしかしたら本当の意味で解りあえるんじゃないか」とフォウ・ムラサメの時と同じ感触を持っていたはずの彼女と対峙した時の、行き場のない気持ちをどう表現すればいいのか・・・もう書く気力さえなくなります。ただ言えることはもう一度皆さんこの作品を見てもらえませんか?TV版は長いので劇場版でいいです。細部はとにかく、おおよそ同じストーリーとして受け取れるものがあります。そうすれば昔の感覚が蘇えってくるはずです。年齢を重ねてきた分、違った見え方もありますし是非お勧めしたいです。一年戦争の「機動戦士ガンダム」も名作でしたがこれももっと評価されていい作品だと思います!
今回のまとめ
いかがでしたか?今回は「Zガンダム」の作品の中からガンダム系とRXナンバーを持つ物を中心に書いてみました。お楽しみいただけたでしょうか?次回はZ-MSVからのMSを中心に書きます。楽しみながら書きますので、頑張って読んでみてください!(のだめの受け売り(笑))