【1950年代~】日本のTVで見れたアメリカンなコメディーいろいろ

【1950年代~】日本のTVで見れたアメリカンなコメディーいろいろ

日本のTV放送が開始されて以来、色々な番組が放送されてきたが、今なお海外で作成されたドラマなどが一定の割合で視聴されている。私も昔より海外製のTVドラマに親しんできたが、その中で今回は私の好きなジャンルの一つであるコメディーに特化して思い出を書いてみようと思う。


直では見た覚えがないが、再放送でよく見た『アイ・ラブ・ルーシー』

米国に行って、テレビのスイッチを付けると、今でも必ずと言って良いほど再放送を繰り返していたもんです。
当時は実生活でも夫婦のルーシー&デジが巻き起こす愉快な大騒動は、国民的人気番組に。私生活とリンクしたルーシー出産のエピソードでは最高視聴率68.8%をマークしたそうだ。

『アイ・ラブ・ルーシー(I Love Lucy )』の一場面

アイ・ラブ・ルーシー(I Love Lucy )は、アメリカで1951年~1957年にわたって放送されたルシル・ボール、デジ・アーナズ、ヴィヴィアン・バンス、ウィリアム・フローレイが主演するシットコムのテレビドラマ。
オリジナル版はアメリカCBSテレビで白黒で放映され、非常に人気を博し高視聴率を記録した。主人公ルーシー・リカードを演じたルシル・ボールの代表作であり、日本ではNHKで1957年から60年(字幕版)、フジテレビで61~62年にかけて放送。フジテレビの吹き替え版放送でのルーシー役(日本語吹き替え)を桜京美(のちに瀬能礼子)が、リッキー役を柳澤愼一が担当した。
その後、設定や構成を幾分変えつつ、『ルーシー・デジ・コメディ・アワー』(The Lucy-Desi Comedy Hour )(1957年~1960年)、ルーシー・ショー(The Lucy Show)(1962年~1968年)、陽気なルーシー(en:Here's Lucy)(1968年~1974年)と続けられ、いずれも人気を博した。

米国の子供たちも私たちと変わらないことを知らしめた『ちびっこギャング』!!

都会の裏町に住むガキ大将のスパンキーを中心に近所の悪ガキ連中(ソバカス顔のアルファルファ,黒人のバックウィート,ポーキー,マドンナのダーラ,ウォルド,スティーミー,ジャッキー,いじめっ子のブッチそして犬のピート)が毎回イタズラ騒動を展開するドタバタコメディだった。

『ちびっこギャング』の一場面

『ちびっこギャング」とは、ローレル&ハーディの喜劇映画で有名なプロデューサー=ハル・ローチが1930~40年代に制作したモノグラムピクチャーズ社の劇場用短編コメディシリーズ Our Gang Comedy をTV用に再編集して、1955年からシンジケーション局で放映された30分コメディである。
この番組はバリエーションの違いによって The Little Rascals, Our Gang Comedy,The Mischief Makers と3つのシリーズがあり、さらに日本では配給会社と放映局が違ったことで邦題も違っている。1961年にテレビ朝日から放映された「ちびっこギャング」第1期分が The Little Rascals 、1962年にテレビ朝日から放映された「ちびっこギャング」第2期分が Our Gang Comedy 、1963年にTBSから放映された「ちびっこ大将」が The Mischief Makers である。バリエーションの違いについてはよくわからないが、アルファルファが登場するのが「ちびっこギャング」という説がある。1982年にハンナバーベラがアニメ版を制作しABCから放映されている。1994年には劇場版リメイク『ちびっこギャング』The Little Rascals が制作されたが、日本ではビデオリリースのみ。

日本コメディアンに多大な影響を与えた『三バカ大将』

三ばか大将の代表的メンバー。左から石頭のカーリー、カラ威張りのモー、ポンコツのラリー。当時の子供たちの間ではもちろんカーリーが大人気でした。無邪気な天然キャラなので演技にわざとらしさが無くて愛嬌がありました。今で言うなら志村けんでしょうか?
日本での放映は1963年から66年で「三ばか大将」または「トリオ・ザ・三ばか」というタイトルで放映されたらしいのですが、当時の私たちはずっと「三ばか」と呼んでいました。

「Disorder in the Court」(1936)

三ばか大将(さんばかたいしょう、英: The Three Stooges)は、アメリカ合衆国のボードビル出身のコメディーグループ。及び彼らが主演していた短編映画シリーズ、さらにそれをテレビ用に編集して放送していた番組である。
『三ばか大将 (The Three Stooges)』は、アメリカでは1930年代より短編映画の人気者で、テレビ時代が始まった1949年にはかつての短編映画をテレビ用に編集し放送、あまりの人気に加えテレビ草創期のソフト不足もあり、おびただしい回数再放送されてアメリカ人が誰でも知っているコメディーの大スターとして認識される様になった。
メンバーは何回か交替しているが、最も有名なユニットが丸坊主のデブで石頭 (Knuckle head) のカーリー・ハワード(Curly Howard 1903.10.22-1952.1.18、日本語吹き替えは和久井節緒)、彼の実兄であるオカッパ頭で常に不機嫌なリーダー、カラ威張りのモー・ハワード(Moe Howard 1897.6.19-1975.5.4、日本語吹き替えは藤岡琢也)、そしてお茶の水博士の様な髪型でporcupine (ヤマアラシ、日本語版ではポンコツ)と呼ばれていたラリー・ファイン(Larry Fine 1902.10.5-1975.1.24、日本語吹き替えは江幡高志)である。
日本でも1963年から日本テレビで放送され(1963年6月 - 1964年11月、日曜 19:30 - 20:00)、スポンサーの森永製菓がイラストを今で言うマスコットキャラクター化するほどの人気を博していた。更に1966年9月から同年12月までNET(現:テレビ朝日)でも、『トリオ・ザ・3バカ』というタイトルで放送された(金曜 19:30 - 20:00)。なお、「ウヒハー、ヘンチクリン」と言う日本語の主題歌は日本語版だけのもので、オリジナルは初期は作品毎に曲を変え、1935年から「Listen to the Mockingbird」、1939年からは「Three Blind Mice」というスタンダードナンバーを使用している。

"話す馬"という突飛な設定が最上のコメディになった『ミスター・エド』!!

昔、私は犬を飼っていたんですが、よく子供心にこの犬が喋ってくれたらどんなに楽しいだろうかと考えた覚えがあるが、そのような状況(犬ではなく、ここでは馬だった!)をテレビで見ることができたのが、この番組であった。

『ミスター・エド』の一場面

『ミスター・エド』(英: Mister Ed)は、アメリカ合衆国のテレビドラマである。1961年1月5日から同年7月2日までシンジケーション番組として放送され、同年10月1日から1966年2月6日までコロムビア放送で放送。全6シーズン、143話。
日本では、まずフジテレビ系列局で放送された後、タイトルを変えて日本テレビ系列局で放送された。フジテレビ系列局では1962年10月22日から1964年4月13日まで表題通りのタイトルで放送。放送時間は毎週月曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)。日本テレビ系列局では1968年4月3日から同年9月まで『お馬のエドくん』と題して放送。放送時間は毎週水曜 18:00 - 18:30 (日本標準時)。

超セクシー美女からモンスターまで毎回ゲストが楽しかった『ブラボー火星人』!!

地球に不時着した善意の火星人(マーチン)と若手新聞記者のティム・オハラが、ひょんなことから同居を始めるのであるが、毎回二人の絶妙な掛け合いが笑いを誘い、果てには毎回違うゲスト(大体宇宙からやってきた超セクシー美女の宇宙人や怪物など)との絡みが超うけていた。

『ブラボー火星人』の一場面

『ブラボー火星人』(ぶらぼーかせいじん、原題: My Favorite Martian )は、1963年から1966年までアメリカCBSネットワークで放送された30分枠のSFコメディドラマ。全107本。日本では、1964年から日本テレビ系列で全39話分が放送された。番組は当初はモノクロで、のちにカラー化。
地球に不時着した善意の火星人(マーチン)が、地球人の中で正体を隠して暮らすうちに生じる大小の珍騒動を描くSFコメディ。笑いばかりでなくヒューマンドラマの要素も含む番組内容は本国でも日本でも相応の人気を博し、特に米国のCBSでは人気西部劇『ガンスモーク』と並ぶ当時の同局の看板番組になった。また別世界出身の主人公のカルチャーギャップや、バラエティに富んだ超能力や科学アイテムが日常生活に影響を与えて大騒ぎを巻き起こす。

超有名な怪物たちが繰出すブラックジョークに新鮮さを感じた『アダムス・ファミリー』

1964年にテレビドラマの放送が始まり1966年まで、2年間で65エピソードが放送されました。テーマソングは60年代コメディ映画やドラマの作曲家として人気を博したヴィクター・ミジーが作曲しています。
丘の上に立つ不気味な屋敷に住むアダムス一家はみな変人揃い。不幸を愛する当主ゴメス、彼が溺愛する妻モーティシア、弟バグズリーを実験台に人体実験をするのが趣味の長女ウェンズデー、ゲテ物料理が得意な祖母グラニー。一家の他にフランケンシュタインの執事ラーチや生きている手首“ハンド”もいる・・・。

『アダムス・ファミリー』の主人公たち

『アダムス・ファミリー』(The Addams Family)はチャールズ・アダムス原作の一コマ漫画。およびそれを原作とした映画・アニメ・TVドラマ・ミュージカル。もともと雑誌『ザ・ニューヨーカー』に掲載されていたもので、当初はタイトルそのものは存在しなかったが、テレビドラマ化されたときに作者の名前からアダムスファミリーというタイトルが付いた。
当初はキャラクター設定など明確なことが記されておらず、メインキャラクターの名前などは一切不明であり、「アイマーおじさま」などゲストキャラクターの名前が行き来するなどの奇妙な内容であった。1964年にテレビドラマやアニメが制作され日本では「アダムスのお化け一家」というタイトルで人気を呼んだ。その際初めてそれぞれのキャラクター設定が明記されたものの、当初、作者のチャールズ・アダムスが決めていたフランプという名前(後述)に反し、アダムスと自分の苗字が付いたことで、キャラクターそれぞれの設定が大きく変わってしまった。それ以降からテレビドラマ版の設定が継承され、1991年に巨額の制作費を投じて映画化されてヒットし、1993年には続編が作られた。

はちゃめちゃドジなスパイだが、最後はいつも”めだたしめでたし”だった『それ行けスマート』!!

ドン・アダムスが演じるマクスウェル・スマート(ドジで間抜けなスパイ・エージェント)は、変なスパイ道具を一杯持っていましたが、特に秀逸で記憶に残っているのは、靴底に仕込んだ無線電話でした。秘密諜報機関コントロール(CONTROL)に連絡をとるシーンでは、いきなり片足の靴を脱いで右手に持ち、「もしもし~」と電話していました。

靴底に仕込んだ無線電話で連絡!!?

『それ行けスマート』(それゆけスマート、原題:Get Smart)は、アメリカ合衆国のNBC系で1965年から1969年まで、CBS系で1969年から1970年まで放映された30分のテレビドラマシリーズ。スパイものをパロディにしたシチュエーション・コメディ。メル・ブルックス、バック・ヘンリーが原案および脚本を担当。
日本(関東地区)では1966年にNETテレビ(現:テレビ朝日)の『危機一髪シリーズ』(金曜21:00 - 21:56)で、『ハニーにおまかせ』と共に放送、その後1968年から1969年まで東京12チャンネル(現:テレビ東京)の毎週火曜21:00 - 21:30で放映された。
アメリカの秘密諜報機関コントロール(CONTROL)のドジで間抜けなスパイ・エージェント86ことマクスウェル・スマート(ドン・アダムス)が、相棒のエージェント99(バーバラ・フェルドン)とともに、靴底の無線電話などといった変なスパイ道具を使いながら、世界征服をたくらむ秘密結社ケイオス(KAOS、カオスとも)と戦う。

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