ノスタルジックになります
私の96年の藤井フミヤさんと言いましたら「Another Orion」です。
この曲を聴いた時は、仰々しいラブソングに思えて気恥ずかしくて避けたくなりました。
その時は、髪を一部脱色したフミヤさんが、壮大なこの曲をパフォーマンスする音楽番組でした。
セットも余計な物が少なくスケールの大きいこの曲に感動した覚えがあります。
シングル
このジャケットですが、当時とても綺麗だなと思ったことを思い出します。
イラストレーター沼澤茂美さんのデザインでした。
歌詞の意味について思ったこと
「君の為に強くなる~」「別れじゃなくて これが出会いさ~」という、初めて聴いたときはよくわからないフレーズでした。
ちょっと考えてみましたら、完全なサヨナラという訳ではなくて一旦離れてから、運命だったら再会ができるでしょうという内容かなと、個人的には納得出来ました。
ラブソングにしては変化球な歌詞かもしれません。
収録アルバム
「硝子のかけらたち」本人出演&「Another Orion」主題歌ドラマ
ドラマのあらすじ
やはりアジアでも支持されている
「Another Orion」のようなスケールの大きなラブソングを中国人は好きだと思います。
谷村新司さんの「昴」も中国では支持されているぐらいです。
現地に需要があるから香港ライブも実現できたのでしょう。
黄色人種同士でも、90年代の日本と中国、音楽さえそう易々とボーダーを越えていけなかったような時代だったと思います。凄いですよね。
琴線に触れるのは「セルフカバー」も同じ
この作品に収録されているアコースティックバージョンが個人的にとても感慨深いです。
アコースティックなので、オリジナル程のスケールの大きさよりはしっとり歌う感じが気持ちが良いです。本当に素晴らしい再録だと思います。
ちなみにカバーバージョンもどうぞ!
00年代、2010年代に入って意外と女性アーティストのカバーバージョンも見られます。
「Another Orion」は、男性だけにではなく、性別問わずロマンティックだと思われるのでしょうか?
勿論、男性カバーヴァージョンのものあります。
「カバ」は「Another Orion」収録のカバーアルバムです。堂本剛さんはアイドルというよりは、どちらかというと名曲もカバーできるアーティストです。
カラオケに於いての人気
恐らく男性から女性への歌だからか…男女比ですと男性割合が多いです。
試しにカラオケで歌ったことがありますが、サビは声を張って伸びやかな歌い方がいるのでバスにはキツイかもしれません。テノールの方以上は気持ちが良く歌えると思いました。
JOYSOUNDの「Another Orion」へアクセスしましたら、ページ下部にこの曲を歌う男女別年齢層の円グラフがあります。https://www.joysound.com/web/search/song/14245
いろいろふりかえり…
96年の「Another Orion」を振り返り、私は本当にノスタルジックな気分にさせてくれました。
90年代はミニマムな曲より、どちらかというとこの手の奥行きとスケール感があるのが当たっていたような気がします。
また、名曲だから今でも「Another Orion」は歌い継がれていて嬉しいです。
J-POPがある限り、プロの方々には引き継いでいって欲しい曲ですよね。ありがとうございました。
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